prisoner's BLOG

見た映画のメモを☆=20点★=5点による評価つきでつけていますが、テレビ画面で見たなどの理由でつけないこともあります。

「ローリング」

2017年05月20日 | 映画
全編教え子の女子を盗撮して失職した元教師のナレーションで運ばれていくわけだが、ひょいと今の私はこうなっていますと雛鳥がいる鳥の巣が写るので、なにこれ?となる。この冒頭のつかみが見事。展開するうちにある程度具体的な事情の見当がついてくるが、人が鳥になるというシュールな手触りは合理的な説明がされた後も残る。

とっくの昔に教師をやめさせられているはずなのにナレーションであくまで「教え子」と呼んでいるのがしょうもなく、今やくざの腰巾着をしている元刑事と並んでハードディスクを壊そうとして壊れないところに、彼らの人間の壊れっぷりを見せる。

電動ドリルを凶器にして人を追うのに、コードが抜けて止まってしまう、それをいちいち発電機を運んで追いかけるというあたりのナンセンスぶりは山上たつひこかと思うようなもの。

田舎町の高校を卒業したあとも人間関係がリセットされないでぐすぐず続く感じというのは最近の日本映画で頻出するし、それぞれすごい生々しいリアリティを持っている。
再使用するおしぼりを重要な小道具にしているのだが、画面自体から何か饐えたような匂いがしそう。
(☆☆☆★★)

ローリング 公式ホームページ

ローリング|映画情報のぴあ映画生活

映画『ローリング』 - シネマトゥデイ



本ホームページ
『映画・DVD』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 5月19日(金)のつぶやき | トップ | 5月20日(土)のつぶやき »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL