prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「祈りの幕が下りる時」

2018年02月19日 | 映画
タイトルは挙げないけれど、先行する大ヒットしたミステリ映画の古典に動機というか基本的な情のあり方が似ているな、と思った。日本人好みということだろうか。

かなりややこしい人間関係を説明するのに捜査本部に写真や似顔を貼って図解するのは定石とはいえ効果的。
地方も東京もロケーションが素晴らしい。このところ日本映画のロケが(外国映画の日本ロケも含めて)良くなってきた。

松嶋菜々子の小さい時と若い時にやってる人の顔が結構違っていて混乱する。
新参者シリーズを前から見ていないとわからないところをちょくちょくある。だいたい想像できる範囲だが。

松嶋菜々子扮する演出家が演出中の舞台が「曽根崎心中」というのは内容が本筋とだぶってくるのかと思ったらそういうわけでもないのはちょっと拍子抜け。代わりに住んでいる部屋の壁のデザインがすごい。
大熱演を見せるところで鼻の頭に涙か鼻水がたまっているのがはっきり見えるのは若干いいのかなと思った。
(☆☆☆★★)

「祈りの幕が下りる時」 公式ホームページ

「祈りの幕が下りる時」 - 映画.com



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