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「ほぼ週日記かも」からタイトル変更。大変なのは、敢えて東北だけではないとの思いで、変更しました。

2016プロ野球生観戦 第二十二戦 西武ドーム 大谷翔平クライマックス

2016年09月28日 23時06分04秒 | スポーツ観戦

夏の名残を感じる所沢。靄か霞か、時折雨を感じるドーム球場。

ファイターズのバッティング練習では快音は聞こえない。ライオンズの守備練習も、ファイターズのそれもいつも通り。

 

一塁側ブルペンに向かって来た大谷翔平も、いつものルーティングでアップ。

 投球練習になると、それは一変。初めて後方から彼のスライダーの球筋に驚愕するしかない。

ふと三塁側のブルペンが目に入ると、菊池雄星がテンポを上げていた。

 結果から遡ると、いや、遡らなくとも、二人はこの満員の観客の歓声以上に、お互いに、持てる力と技と気合いの全てを出し合うしかなかった。そういう舞台だった。

 大谷翔平は国歌演奏をブルペンで聞き日の丸を見つめていた。

 

問題は立ち上がり。

 

初回、菊池雄星は先頭打者に一つもストライクが入らず四球。今日の雄星はここから違った。バント処理も悪くない。150km/h台のストレートも決まりだし、安打は許すが、何か吹っ切れた様にリズムに乗れた。規定投球回数クリアの6回までが、規定路線だったのでしょう。四球有り、被本塁打有りの雄星らしい投球でした。それでも1失点が今シーズンの彼の成長となった、後輩大谷翔平の尋常ならざる投球を目にした、この舞台だったと、来シーズンの活躍を願って止みません。

 大谷翔平の投球も159km/h(札幌なら160km/hオーバー)のストレートと切れが違うスライダー。ライオンズの一流打者でさえ的を絞れず、経験の少ない若手は、正に手も足も出ません。

レアードの好捕もあり、完全試合ペースは、5回森の安打で途切れました。そこからまた気迫みなぎる投球が続き、8回には、3アウトにも気付かず、野手がベンチに向かう姿に、はじめて自分もベンチに向かう。相当気合いが、いやもはやゾーンに入り込んでいた姿でした。

そこからの間が、9回、この試合最初で最後の四球となったのかもしれません。

おめでとう。

お休みなさい。

どんどはれ


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