釣行記2011年1月14日 Ｇ川で雪降る中で寒鮒釣り

昨日までの雪も今日は小康状態というので、早速Ｇ川へ出掛けて見ました。
本当は少し電車で遠征がしたいのですが、このお天気では何時電車の運行が変わるか判らず、どうしても近場になってしまいます。
それと、前から雪の降る中での釣りがしたいと思っていましたが、中々思うようにはいきませんで漸く雪の中での釣りが楽しめると、今日は楽しみにしていました。
釣果はそこそこの期待は出来ましたが、この低い気温で果たして期待通りに魚が動いているのか多少の不安の有りました。
結果として食いが浅くてバラシも多かったものの、短い時間で３０匹ほど出ましたので雪の降る中での寒鮒釣りは上出来でした。

前日までの雪も出掛ける時には止んでいて、このまま持ってくれればと思う反面、幾らか雪が降ってくれてもそれも又、期待している部分も有りました。


今日も軽装での探り釣りで、楽しめそうです。


流石に気温が低くてこのカイロが一日重宝しました。


今日はネットで調べると釣道具屋さんが向かう釣り場の近くに有るということでしたので、少し寄り道をして確かめようと脇道に入ります。


地図では確かにこの辺りだったのですが、それらしきお店が見付かりませんでした。
ネットの情報が古かったのでしょうか、こんなときも時々はありますが仕方が無いでしょうね。


目的の場所へ向かい直して初めての道を歩いていると、何やら時代を感じさせる建物がありました。
今は廃屋に成っているようでしたが、往時はどんな建物だったのでしょうか。


Ｇ川の上流に着き今日は少し先まで様子を見て行く事にしましたが、やはり全体に浅い所が多くて魚の姿は見えませんでした。
もう少し暖かくならないと無理なようでした。


引き返して前回のポイントへ着くと水位が少し高い様で、濁りが入って良い雰囲気でした。
小雪が舞ってきましたが、これもまた風情が有ると楽しみの一つです。


直ぐにアタリがあって強い引きでしたが、残念ながら１匹目は鯉でした。


暫くして今度は真鮒が上がり、期待通りに動いていたと安堵します。


何度か食いが浅いのか水面近くまで上がってきてのバラシも有りましたが、尺クラスも上がってきます。


先程までの小雪舞うお天気が嘘の様に成り、顔を出してきた青空を背景に強い引きに竿が弧を描きます。


ここではこの後数匹上がりましたが、バラシが多かったのと平場だったのでアタリが遠退いてしまい移動する事にしました。


深みの有る水草のポイントで今日は水草の中を重点的に狙ってみるつもりでした。


尺前後の真鮒が上がりますが、アタリは小さく食いが浅いのか初めのアタリで合わせてもハリ掛かりしない事が多かったですね。
最初のアタリを見送って浮きが少し引き込まれるまで遅らせると、飲まれてしまうことも有りましたがしっかりとハリ掛かりしてきました。


上空は青空が大分広がってきましたが、その先には雲の塊が有り、あれがやって来たら又雪が降りそうです。


晴れ間が出てきたことで少しは動きが出てきたのか、水草の中でポツポツと上がってきます。


水草の付近では盛んに動き回る魚で土煙が舞い上がり、良く見ているとヒラ打ちも見えました。


尺前後が中心で、前回ほどの大型は中々上がってきません。


漸く上がってきた大型は３３㎝ほどでしたが、水面に見えた時には可也の大型に見えますね。


漸く上がった型物かと思ったのですが、これは鯉でした。


竿を出してから２時間ほど経っていましたし、指先の感覚が無くなってきましたので、カップ麺とパンの昼食休憩です。
カイロで指を温め温めながら竿を出していましたが、餌のミミズが凍ってしまは無いか心配する程でした。


昼食が終わると又雪がチラつきだして段々激しくなってきました。


雪が降り出してきてアタリが少し遠くなったのですが、丹念に水草を中心に探っていると漸くアタリが有って、雪の降る中でのしなる竿の写真が撮れました。


雪が降っている時に上がったのは２匹でしたが、小さいアタリで抵抗も無しに上がってくることが有りました。


吹雪きも暫くすると止んできて、又薄日が差してきます。


小型は少ないものの、尺を優に越える大物も少ないのですが、少し浅場で動き回っているのは引きも強かったですね。


引きの強さで可也の大物かと思うのですが・・・


上がってみれば尺には届いていませんでした。


午後に成ってデジカメの調子が悪くなり、電源が入らなくなってしまいました。
寒さに晒していたので、動かなくなってしまったようです。
急遽携帯のカメラで撮り継ぎましたが、こんな時には本当に重宝しますね。


電車の時間に遅れないように駅に着くと、悪天候の為か電車が遅れ、結局２５分の遅れで駅を発車しました。
暫くはこういう事が間々有りますので中々遠出が出来ませんね。