【みんなでごはんプロジェクト~まあるい食卓~】毎月第3日曜日の11時~、尼崎市小田南生涯学習プラザ2Fでやってます♪

「まあるい食卓」とは、みんなで準備をして、手作りのご飯をたのしく食べる。誰でも参加できる、まるくて大きな食卓です。

11月20日(日)「第18回みんなでごはんプロジェクト〜まあるい食卓〜」開催しました。

2016-11-20 17:07:46 | 終了したイベント(ご報告)

第18回目のまあるい食卓、本日も盛況のうちに終了いたしました。

参加者さまは40名近くに、そしてボランティアスタッフも総勢15名、あわせると60名近い方々の食を通した交流の場となりました。

ご参加くださった皆様、ボランティアでご参加くださった皆様、ありがとうございました!

まあるい食卓は毎回ボランティアスタッフの方々のお力に支えられて運営できています。

会の初期から継続参加しているコアスタッフを核に、様々なご縁のつながりからご参加くださる当日ボランティアスタッフの方々で成り立っています。市外どころか、県外の遠方から来てくださる方もたくさん!
ほんとうにありがたいことです。

今回実は、いつものコアスタッフの参加がとても少なく、(特に朝の調理スタッフ)ピンチかも!?とひそかに焦っていたのですが、そこはチームリーダー穀菜食堂なばなのひさみさんのご縁力で、朝イチ、富田林からココロもカラダもお肌も元気になるお笑いサロンWith&We'sの方々が数名ボランティアに駆けつけてくださって、おかげさまで、ふたを開けてみるといつもより余裕なくらいでした。いつも、たくさんの方々の善意に支えられていることを場を運営しながら実感させてもらっています。

 

今回ご提供いただいた食材は、

お米は滋賀県茗荷村の皆様と、広島の(有)コズミック様から。お野菜と果物は、オーガニッククロッシングさんからさつまいも、里芋、玉ねぎ、テルってる畑さんからはおみかんをご提供いただきました。いつもありがとうございます!



そして、ラブミー協会さまのご厚意で、北海道洞爺の佐々木ファームさんのお味噌を提供してくださいました!ほんとうにありがとうございます。今回さっそく、こちらのお味噌を使わせていただきましたよ。

 

今回口コミで初参加くださったご家族連れの方々が結構いらっしゃったり、常連の子供さんが、友達を連れてきてくれたり・・まあるい食卓が、『安心安全を感じられる居場所』としてこの場所に根をおろしてきたのかなぁと、しみじみ嬉しく感じました。
ここ数回の中で、参加者さまが一番多い回となり、長机の20名は座れるテーブルも一時はいっぱいに。
初めての方も、常連さんも。いろんな世代のいろんな背景の方々が、一緒に食卓を囲んで笑顔でおにぎりをほおばる姿を眺めているひとときが、参加していてなにより一番幸せを感じる時です。

今日は子供達も幼児さんから中学生まで幅広くご参加くださっていました。
お腹が満たされて一息ついたら、遊びタイム。

折り紙遊びに興じる小学生のお子さんのテーブル、布おもちゃや絵本、パペットで遊ぶ幼児さんとそのお母さん達、将棋やトランプをする中学生のお姉さん、ギター弾きのボランティアスタッフのおじさんに教えてもらって見よう見まねでギターを弾く女の子・・
自然に遊びの場がそこここに生まれて、各々が自由に楽しんでいる感じが、まあるい食卓ならではな感じで、いいなぁと思います。教えて、教えられて、大人も子供も、一緒に楽しむ。

続けることで発見できること、それは、数ヶ月前に来てくれた幼児さんと再会すると、背が伸びて、歩き方もしっかりしていたり、その成長にびっくりしたり。そしてお子さんの方も覚えていてくれて、玄関口でにっこり笑顔を向けてくれたり。面白いギャグを披露してくれることも!さすが尼っ子!「おにぎりのところ」にいったらいつもいるおばちゃん、として覚えてくれてるとしたら嬉しいなぁ。

今回もタッチケア支援センターのハンドマッサージボランティアの方が2名来てくださり、なんと11名の方にタッチケアを施してくださいました。タッチケアを受けておられる方がほっと穏やかにくつろいでいる雰囲気がまた場を和ませ、場全体にもゆったりしたここちよいリズムを生み出してくださっているように感じます。

 

まあるい食卓は、メンバーも、雰囲気も、参加者さまも、毎回、一期一会です。


スタッフも、参加される方も、その日その時、自然に集まった方々が、「お互いさま」の関係の中で、できることをできる人が自然に・・そして、与えて受け取ることが、自然に双方向に起こっている。そんな温かで自由な空間がいつもふわりとできていて、その中で様々な交流、人と人の出会いの化学反応が起こっている。


『まあるい食卓』は、「おにぎりをつくってみんなで食べる」というシンプルなコンセプトを初回からずっと変わらず続ける中で、毎回新鮮で、毎回変化があって、飽きることがありません。飽きるどころか、意外性や驚きの連続だったりします。


まあるい食卓のもつ、『場のちから』『場の意識』

そんなことを感じずにはいられません。


それは、この場を開き、集う人たちの、純粋な願いや思いが結晶化したもの。 

そして、1回1回、丁寧に育んできたもの。 


私自身、この1年半の活動を通して、この場に守られて、包まれて、癒され、育まれているような・・そんな不思議な感覚になります。そして、たくさんの温かい気持ちを受け取らせてもらっています。

 

おにぎりとお味噌汁と美味しいおかずは、身体の糧に。あたたかな交流は、心の糧に。

 


最後に、本日ご参加くださったボランティアスタッフの方々からイベント後のミーティングでいただいたご感想をシェアいたしますね。


・ご飯が美味しく、お味噌汁も丁寧にダシをとってあり、器にも心配りを感じて、食事に癒された。

・布おもちゃは幼児でも安心な素材で、楽しめた。

・自分の住む地域にもこんな場があればいいのにと思った。

・自分たちでもこのような場を作っていきたいと思っているので、今回参加して今後の参考になった。 

・靴を脱ぐ床のフロア(バリアフリーの広い床)は、子供たちがいっぱい動き回れてよかった。

・スタッフの方々の、窮屈でない、透明な見守りが懐の広さを感じ、いる方も安心していれると感じた。子供同士の交流の場にもなっていて、子供から始まる素直な交流を目撃して、心に残った。
 

・初めての参加だったが、安心安全な空気がすごく感じられた。参加者の方たちはそんな空気をもらいにきているように感じた。


・料理が美味しかった。普段家庭では出ない味に出会う機会で、ほっとする中で、新鮮味がある。

・様々な世代の人と一緒にすごすことは普段なかなかなく、貴重な機会になった。自分は将来男の子が欲しいと思っているが、男の子のお母さんが子供に接する様子をみて、いろいろ学ぶことができた。

そして、コアスタッフからのご感想、ご意見。

・支援する人が、「支援しよう!」と意気込んで無理をして頑張ると、かえって場が澱むような気がするし、子供たちはその違和感を敏感に察知すると思う。「お互いさま」として、正直で、安心な場であることが、リラックスできる場を作っていると思う。

 ・高学年の子供たちが遊べるトランプやゲームなどのおもちゃがないので、受け皿づくりとして用意してゆくのがいいのでは。
 
 
毎回アフターミーティングが、次回につながる貴重な分かち合いの場になっています。
いろいろな思い、意見を忌憚なく言い合える場というのも、大事にしてゆきたいと思います。 


 


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次回のまあるい食卓のご案内です。

【日時】12月18日(日) 11:00~14:00

【参加費】※参加費は、会の運営に充てさせて頂きます。
・大人・・・300円
・中学生以下・・・無料
※おにぎりと具沢山の味噌汁と、季節野菜を使ったおかず。
60食程度ご用意してますが、なくなり次第終了です。

【持ち物】
なるべくマイ箸、マイお皿、マイカップ(お茶用)お持ちくださいね。 
※紙で食器つくりは、中止となりました。

【場所】
喜楽苑地域ケアセンターあんしん24(詳細地図・アクセスはリンク先をご覧ください)
尼崎市金楽寺町2丁目7-7

 

【お腹もハートも温まろう~♪】

「みんなでごはんプロジェクト ~まあるい食卓~」は、誰もが気軽に、ご飯たべたり、おしゃべりしたり、遊んだりして過ごせる場をめざしています。
大人も子どもも、おじいちゃん、おばあちゃんも。昔から地域に住んでる人も、新しく入ってきた人も。そしてなにより温かい食卓につけない子供達に届けたいと思います。

当日は、開催時間内の、好きな時間に来て、手を洗っておにぎりを作ります。具沢山のお味噌汁は、こちらで用意してます。
☆マイ箸、マイカップにご協力くださいね。

★「ご飯がくっついてもったいない」との意見があり、紙で作るお皿やお椀は廃止となりました。

ご飯のあとは、テーブルでおしゃべりしたり、ゲームしたり、外の公園で遊んだり。
みんなで、楽しい一日を過ごしましょう♪ただいまスタッフみんなでクリスマスのイベントを企画中〜!決まり次第ブログでご案内いたしますね。

★ボランティアでのご参加希望くださる方へ。
ガイドラインを作成していますので、ぜひ一度ご覧ください。



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こんな事で参加できる!といった特技(?)などお持ちの方がいらっしゃいましたら、随時受け付けております。ぜひ、お気軽にご参加くださいね~♪


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(文責 田中)



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