玉田あかねのととログ

徒然なるあかねのひとりごと

刑務所長から来た手紙

2008-10-30 18:50:14 | Weblog
今朝はとても寒かった。今これを書いてるのも部屋は13℃だ。面会に行くために私はバスに乗った。着いたらこういわれた。「悪いことをしたので懲罰房に入っています。面会も一月に2回です。逢うことは出来ません。」そか、と、またか、と思いながら買ったお寿司を食べながら帰った。午後はヒマだったのでシフォン亭ほやほやで仕事をした。帰ってくると一通の手紙が。私が書いた往復はがきが入った大きめの封筒だ。内容は、「過日、玉田様からK氏の健康状態および入れ歯作成に関するお手紙をいただきましたが、御本人の健康状態等につきまして担当者が御説明いたしますので、面会等でらい所された際、庶務課窓口にお申し出ください。」という内容だった。まだ入れ歯は作ってないんだ、憲ちゃん、なにか悪い事したんだ、ああ~・・・・。ちょっとめかしこんで、美容室に昨日行って、行ったのにな。憲ちゃんは30人はいれるお風呂には入ってないのかな。いろいろなことを思う。ご飯ちゃんと食べてるのかな。夜は眠れてるのかな。こんな私の所に刑務所長さんから手紙がくるなんて。早く歯を入れてやってほしいな。そう願うあかねでした。

刑務所での笑顔

2008-10-14 16:33:28 | Weblog
彼は微笑んだのかな?今思うとどうだったかあまりわからない。今日は収入がある日だったので、区役所に行った。待たされたけどなんとか受け取ってサンドイッチとコーヒーを買い大通り公園のベンチで食べた。それから地下鉄に乗って刑務所に行った。着くとちょうど1時だった。たくさんのひと(5~6人)があくのをまっていた。私はトイレに行って、そのうちにまってた人たちが手続きを済ませていた。前回行った時は、憲ちゃんは具合が悪いと言って3分ももたずに帰っていってしまったので、今日はどうなのかちょっと心配だった。毎日お祈りをしたり、はがきや手紙を出したりしてたけど・・・。順番が来た。「34番の方、3号面会室にどうぞ」放送がかかった。心配しつつも入ったら、前よりちょっとおちついた憲ちゃんが入ってきた。「薬のせいでしゃべり方がおかしいけど・・・」「いいのいいの。」会話が始まった。入れ歯はまだ入っていない模様。「憲ちゃんイーって言ってみて。」「イー」ははは、なんて、憲ちゃんは上の前歯3本しかなかった。「今日からおかゆからご飯にもどしてもらったんだ」彼は言った。「大丈夫、食べれた?」私が言うと、なんとかなったとか。昨日は彼の好きなカレーライスの日だけど、「昨日カレー出たの?」と言うと、「今日なんだ!」うれしそうに彼は言った。何人部屋なの?とかお風呂は広いの?とかいったら、「二人部屋」お風呂は何人くらい入れるの?二人くらい?と言うと、「30人くらい入れる!」と言って彼は笑った。こんな憲ちゃん久しぶりだな。仕事は、豆のよしあしをよりわけているらしい。今日はお風呂だったと機嫌よさそうだった。面会は30分までだと聞いていると行ったら、警官はそうじゃないとか言ってた。「なんか他に話すことあるか?」彼が言うので「んー、ないね」そろそろおわかれの時がきた。かれは来た時、「来てくれたのか」と、うれしそうに言った。それがなにより私は嬉しかった。いつものように帰れって言わなかったから。寝る前に毎日彼のことを祈る。健康が与えられますように、入れ歯が入れられますように、と。今日、弁護士さんから電話が入ってた。入れ歯が入るには本人が主張し続けるのがいい、とのことだった。だから、憲ちゃんに、「いつもいればが欲しい入れ歯が欲しいと言っていなさいと私はしつこく言った。薬にも鳴れて入れ歯も入っていつもの笑顔の憲ちゃんに戻ってほしい。それが私の願いだ。