図書館にも無いし・・。
私の、小学校高学年から、中学、高校にかけて、好きな作家の1人だった。
自分は、江戸川乱歩の子供向けのリライト小説から始まり、金田一シリーズ、松本清張、森村誠一に行ったが、高木氏の小説は。その中でも読みやすくてすきだった。
刺青殺人事件、人形はなぜ殺されるは、名作として、推理小説ベスト100などに入るが、その他にも、白昼の資格、成吉思汗の謎、邪馬台国の秘密、などの有名なベストセラーがあり、占い、手相、大予言など、いろいろな分野の作品があり、神津恭介、霧島三郎、隅野ろうじんなどキャラクターを世に送り出した人だが、現在は、もう、横溝正史、松本清張、江戸川乱歩などの作品と比べ、映像化される事は少ない。
若い人はしらないのかもしれないなぁ~。
何故なのかなあ~。
確かに、読みやすいが少し軽い・・という傾向はあるかもしれない・。新本格派の作品ほどではないが、着想勝負の犯人当て、クイズ小説のような軽さはあったかもしれない。だからこそ小学校、中学生の自分には、すごく面白かったのだが・・・。
ドラマ性・・という事が弱いのかもしれない・・。
しかし、自分は松本清張の作品が、ドラマ性があるとは思えないが・・。今となっては、リアリティーもそれほどあるとも思えないし・・。
高木氏・。いろいろな分野で本を書き、たいへんわかりやすく、神津恭介をとおして、教えてくれた、氏の才能は、けっして横溝正史や、松本清張に劣るものではないと思う。
自分が過去記事で上げている。「帝国の死角。」は。古今の推理小説で、だまされるという事に関しては、NO1の作品だと思う。凄すぎで映像化がけっして出来ないことが、評価をさげているかもしれないが・・。
また読みたいなぁ~。