おいでませ ちゅうごく!

何時の間にやら滞在6年目!!
日本のお隣「ちゅうごく」を日常生活ベースでお伝えいたします。

大したもんだなぁ

2009年11月15日 | Weblog
以前「両極端な友人」というタイトルで出てきたお金持ちの友人(以下L君)。
最近彼とよく遊びにいくようになりました。そして一緒にご飯を食べているといろいろと私が誤解していたことが分かりました。

L君のお父さんは世界的な有名家電メーカーの中国責任者。確かに実際お金持ちです。
L君は小さい頃から父親から「ゆくゆくは私の代わりなるよう勉強しなさい」と言われ続けてきたのだそうです。
彼にとってはそれは非常にストレスだったらしく、中学校の頃から音楽に明け暮れる毎日。
親の反対を受けながらも「おれはいつかは歌手になるんだ」と目標をもって突き進んできたようです。
音楽専門学校でギターやシンセサイザーを学び、専門学校時代は上海市内のクラブやバーで歌をうたい、アルバイトをしていたのだとか。
専門学校を卒業し、仕事を探す時に音楽への夢を諦めきれなかった彼はEMIに自作のデモテープを送付。
その音楽性が認められ歌手ではありませんが、社員として働けることになりました。

彼はもうかれこれ3年程親達と一緒に住んでいないといいます。
理由を聞くと「親との縁をきるとかいう意味じゃないけど、大人になったら親の力に頼らずに、自分の力で生きて行きたい」
実際に彼は生活費、家賃ともに全て自分のお給料で生活しています。
車もまた自分でお金を貯めて購入している様子。

「裕福な環境に生まれたことは確かにラッキーなこと。でもだからって親の力に頼っているようでは大人としてダメだと思う。小さい時、ライブハウスでアルバイトをしているとき、みんな僕の事を理解してくれなかった。お金持ちの息子が道楽してるんだろ?親のお金があれば仕事なんかしなくてもいいんだろ?努力しなくても未来は決まっているんだろ?ってさ。80後(1980年代生まれの意味)は一人っ子政策後で親のすねかじりばかりして仕事をしたがらない世代だってよく世間じゃ言われてる。でも僕はそれは間違っていると思う」

22歳にして実にしっかりした考えを持っています。

私が以前誤解していたことをL君に謝りました。すると「実際誰だってそう思っちゃうよ、気にしないで」といってくれました。
「チャンスあらば僕はいつか歌手になるよ」彼は輝いた目で言います。
いつか彼の歌声が世の中に流れる事を期待しています。

ちなみに彼のお給料、私よりも多いです(笑)
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