鴨が行く ver.BLOG

鴨と師匠(ベルツノガエル似)と志ん鳥のヲタク全開趣味まみれな日々

今年読んだSF 2012

2012年12月29日 17時03分44秒 | ゲーム・コミック・SF
年の瀬も押し迫ってまいりましたねー。我が家の鏡餅の周辺は、かなりシュールな状況になっておりますヽ( ´ー`)ノ
カズノコの塩抜きと干しゼンマイ戻しの合間に、年末恒例の鴨的SFレビュー総ざらえ。こうしてまとめるのも4年目です。読みたいSFが無くなるまで続けます!
さて、今年読んだSF、ずらりとこちらのラインナップ。

結晶星団/小松左京
この人を見よ/マイクル・ムアコック
2010年宇宙の旅/アーサー・C・クラーク
終着の浜辺/J・G・バラード
高い城の男/P・K・ディック
2061年宇宙の旅/アーサー・C・クラーク
あなたのための物語/長谷敏司
わが名はコンラッド/ロジャー・ゼラズニイ
未来からのホットライン/ジェイムズ・P・ホーガン
虐殺器官/伊藤計劃
地球の長い午後/ブライアン・W・オールディス
無常の月/ラリイ・ニーヴン
3001年終局への旅/アーサー・C・クラーク
太陽の黄金の林檎/レイ・ブラッドベリ
継ぐのは誰か?/小松左京
宇宙船ビーグル号/A・E・ヴァン・ヴォークト

途中でブラッドベリの初期短編集読んだり量子論の本読んだりしてたんで読了数は少なめと思ってたんですが、こうして並べてみると結構読みましたな自分。
今年の頭に「クラークの"Space Odessey"シリーズ(いわゆる「2001年シリーズ」)を全部読むぞ!」と思い立ち、「3001年」まで大人買いしてインターバルをおきつつ読み進めたら、読み進めるほどにつまらなくなることが判明してがっかり(^_^;クラークは初中期の作品がよろしいですな・・・(^_^;日本人の作品をもっと読むつもりだったけど、4冊止まり。短編集ももう少し読んでおきたかったなー。と、来年のウィッシュリスト作成に向けてひとり反省会。
今年は、「これは!」というほどの作品には正直出会えませんでした。一番印象的だったのは、これをSFと呼ぶかどうかには異論があると思うけれど、ブラッドベリの「太陽の黄金の林檎」。SFとかファンタジーとかホラーとかいったジャンル分けを無意味化する、物語として非常に完成度が高くかつ平気で読者に置いてけぼりを食らわせるユニークな作品ばかり。あらゆる読書家におススメしたい短編集です。

地味に続けているブクログ版もおかげさまで好評でして、全レビュー81件のうち13件に「これいいね!」マークを付けていただきましたヽ(^o^)ノこれからも頑張ってレビューします!

昨日の仕事納め時点で、アシモフの長編を読んでおります。基本的にSF読みは電車の中だけと決めているので、今年はこのままアシモフで年を越す予定ヽ( ´ー`)ノ来年は何冊読めるかな?
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