南相馬市ふるさと回帰支援センター

南相馬市ふるさと回帰支援センターより、南相馬の情報や移住の案内などを発信。なんでもきいてけろ。

ようこそ南相馬市へ  鮫川村農村体験交流協議会の皆様♪

2013年03月01日 | 日誌
2月25日から26日にかけて「しらかわ地域農家民宿研修会」の皆様13名様が、南相馬市を訪れふるさと回帰

支援センター会員、4軒の農家民宿に分宿され、復興を目指す南相馬市内の視察やグリーンツーリズム実践農家

の取組を研修しました。

一日目は約2時間、小高区の海岸沿いや市内を視察し、語り部安部さんから語られる震災時の様子や現在の復

旧状況など熱心に耳を傾けていました。

 

そしてその夜は鹿島区にある、「森のふるさと」「翠の里」「いちばん星」「森林」の4軒の農家民宿へ宿泊。

震災後初めて南相馬市を訪れた方や初めて他の農家民宿にお泊りになられた方などもおられたようですが、

1泊2日という限られた日程の中でも活発な意見交換を通して有意義な時間を過ごされたようでした。

また二日目は原町区食彩庵に於きまして、ふるさと回帰支援センターの会員15名を交えた計28名で、交流

会を開催しました。

司会進行を当センターの安部部会長にお願いし、

和やかに意見交換が始まりました。

グリンツーリズムは農家民泊などをしながら田舎

暮らしのシュミレーションや農業体験、自然に触

れる体験を推進する事業ですが、震災前は南相馬

市でも活発に行われていました。

韓国の農業大学生や韓国の小学生などの民泊もそれにあたります。当時は体験型長期滞在を推進する為、

体験メニューの開発を行い、農家民宿様や地域で体験できる乗馬体験やサーフィン体験、ツリークライミング

などもご提供していただいていました。まさに「海 山 川がある恵まれた自然環境と相馬野馬追の伝統を重

んじる地域風土を活かせる最高のロケーションだったわけです。

その時の様子を原発事故により原町区に避難され、現在、農家民宿を休業せざる得ない状況となってしまった

小高区の「ほほえみの宿」の渡辺チイ子さんがお話しされました。チイ子さんは手作り味噌作りや手作り豆腐な

ど体験メニューとして提供されていて、再開の目途がつかない無念さを感じさせない位、整然とお話し下さいま

した。
時も過ぎゆき、それぞれお泊り頂いた感想や意見を、

自由にお話し頂ました。

「あんなにご馳走だして、やっていけるの?」

「大勢の宿泊客がきたらお風呂はどうしてるの?」

「農家民宿を開業するのに、費用はどの位かかったの?」

等など…。リアルな回答には時に笑いも誘います

「同じ福島県の中にあっても本当に知らない事ばかりだった。今回おじゃまするのも何だか物見遊山のように

思われるのではないかと心配でした。でも、来てみて小高の様子を現実に見て、そして農家民宿の皆様とお話

しさせて頂いて本当にきて良かった!と思いました。そして多くの方にこの現実を見て頂きたいと感じました。

今度は多くの方をここへ連れて来ます!」という温かいお言葉で閉会となった。

  ありがとうございました!

  負けないぞ!みなみそうま!


          












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