信州山里だより

大阪弁しか話せないの信州人10年目。限界集落から発信している「山里からのたより」です。

仕事サボって、花見のハシゴ

2014年04月15日 22時58分25秒 | Weblog
2014年04月15日(火)記

4月11日に長野市内で開花宣言、同じ日に家の白いチューリップが開花、昨日の4月14日は玄関前に植わっている大きな大きなヤマザクラが5,6輪開花。いつの間にか犀峡小梅は満開で南高梅(大梅)も3分咲きです。
そして、千曲の『あんずの里』のアンズの花は満開という知らせがきました。
『あんずの里』はリンゴ園からクルマで20分程のところ。いてもたってもいられません。見終わったらリンゴ仕事もするつもりで花は朝日に映えるので朝早く起きて軽トラに自転車を載せ、駐車可能な長野県立歴史館で自転車に乗り換えて『あんずの里』を巡りました。

実は昨年は天皇ご夫妻が訪問される前日の4月14日に行ったのですが、花はすでに落ちるほど季節は早かった(陛下には一度満開を見てほしいですね)。
今年は見事な咲きっぷりをみせてくれました。
展望台から一望してアンズの花の海、と言うのもいいのですが、民家の庭先や観光客の行かない露地に咲く花が好きです。こんなとき自転車が本当に便利です。

農家の庭先。スイセンとの調和が美しい。右は露地を入って。
  

これはいわゆる観光コースから離れた民家の庭先です。紅梅の美しさが圧巻で、改めてその美しさを知りました。希望の春!という感じを受ける黄色のレンギョウの横には映り込んでいないですがサクラも、その樹下ではスイセンも満開でした。


アンズの花には古民家が似合うと思うのですが、致し方ないことですがこの里にも現代風の家が増えてきました。それでも何とか溶け込もうという感じがします。



さて、畑に帰ってリンゴの剪定(今頃!)をするつもりだったのですが、毒食わば皿まで、最近注目を浴びている松代町東条(ひがしじょう)のアンズ畑にハシゴすることにしました。ここから15分ほどかな。

松代町東条は長野にIターンしてから着いた仕事の関係でよく来ていたのですが、アンズ畑をゆっくり見るのは初めてです。
例のごとく自転車で行ったのですが、平地に近い千曲とは全く違ってかなりきつい登りです。
写真は遠望で、花に霞んでいます。


土地の人が開いてくれている休憩所と手作りの展望台。規模は小さいのですが親しみを感じます。
山は北アルプス白馬岳から爺ケ岳までが一望でき、白い山々とあんずの花との対比は春の景色そのままです。


勾配がいかにきついか、この石垣の組み方でわかると思います。その分、景色は千曲とは違った趣があります。
それにしても重機の無い時代に山麓から中腹全体にこれほど石を組み上げたというのはすごいことだと思います。国とは言わないまでも県指定の文化財にしてもいいくらいです。


ここに来るクルマはほとんどが長野ナンバーで、他県の方にはまだまだ知られていないようです。これはこれでいいのでしょう。
ゆっくりと絵を描く人、少し離れたところではビニールを敷いて家族でお弁当を開いていました。。



それにしても千曲も松代も空き地が目立ってきました。


私にしては超珍しくおひとり様昼食し、それからゆっくり露天に入り、本屋に寄って帰宅しました。
千曲でも松代でもトラクターが動き回っているのを横目で見ながら…結局今日は忙しい中なのに休みにしてしまいました。
(と思いつつ、小布施のオープンガーデンもこれから見頃だろうな、と思っている私です)

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