TAKUMIのひとりごと

育児に追われつつも、
小奇麗な妻&ママ目指し奮闘中!!
共働きTAKUMI家の日記、
気軽にお立ち寄りください♪

夫婦円満の秘訣【其の五】

2007-05-16 05:59:56 | 結婚の条件
またちょっと思い出したことがあるので、
「結婚の条件シリーズ」
書かせていただきます。

*****

元ダンナとの結婚準備をしている最中に、
元ダンナの誕生日がありました。
その誕生日(●月■日とします)が、
「TAKUMIの父親の誕生日」=「TAKUMIの元彼の誕生日」
(※この2人の誕生日を●月●日とします)
と非常に近かったため、
元ダンナと誕生日の話をしていたときに、
「●月●日・・・じゃなくて、■日」
と誤って言ってしまったことがあったんです。
そしたら、
すぐに正しい日を言い直したにもかかわらず、
すごい剣幕で元ダンナはTAKUMIを叱責し始めました。
「そんなに怒らなくても・・・」
という気持ちはあったにせよ、
間違えてしまったことは申し訳なかったので、
素直にTAKUMIは謝りました。

・・・数ヵ月後。
結婚を済ませた元ダンナとTAKUMIとで
話をしているときに、
ふと、TAKUMIの誕生日の話題になりました。
そこで、元ダンナに、
「私の誕生日覚えてる?」
と聞いてみたのです。
もちろん、TAKUMIは覚えていると思って聞きました。
だって、TAKUMIが元ダンナの誕生日を
ちょっと間違えただけで、叱責したくらいですもの。
覚えていて当然ですよね。
なのに、元ダンナは、
「▲月▲日・・・だよね?」
と、TAKUMIの誕生日とは1日ずれた日を答えたのです。

当然のことですが、
今度はTAKUMIが元ダンナを罵倒しました。
自分なんか確実に覚えていないくせに、
覚えていて間違えたTAKUMIを叱責するなんて、
呆れてものが言えません。

・・・これだけなら、
まだ話のネタにするほどでもありませんが、
翌年のTAKUMIの誕生日に、
また事件は起きたのです。

TAKUMIと元ダンナの職場では、
業務がお休みの日でも、
職員が順番で出勤することになっています。

それは、ゴールデンウィークも年末年始も
順番で回ってくるのですが、
そういった連休の当番は、
誰しも当たりたくない気持ちでいっぱいなんです。

TAKUMIの誕生日(▲月◆日)がほど近くになって、
元ダンナがこんなことを言い出しました。
「ほっとしたよ~。次の休日当番は▲月◆日だったよ。
年末年始に当たらなくてホントよかったよ~。」
・・・本当に嬉しそうに話すんです。
その当番の日は紛れもないTAKUMIの誕生日であるのに。

もう、言葉が出ませんでした。
ただただ、涙が大量に溢れてきました。
このとき、
「この人は自分のことしか考えていないんだなぁ」
と悟りました。


間違いは誰にでもあるものです。
他愛のない間違いであれば、
目をつぶって許してあげるのが、
夫婦であれ、友人であれ、普通のことだと思います。
でも、それができない上に、
自分でも同じ過ちを平気で犯し、
反省することもできない人は、
パートナーや友人を不愉快にすることはできても、
喜ばせることは決してできないことでしょう。

夫婦円満の秘訣【其の四】

2007-05-15 18:57:50 | 結婚の条件
結婚記念日を迎えたことで、
ちょっと思うところがあり、
久しぶりに「結婚の条件シリーズ」を書くことにしました。

*****

前の結婚生活のときのことですが、
ちょうど1年目の結婚式記念日をはさんだ1ヶ月間、
TAKUMIは実家に家出をしていました。

TAKUMIの実家(特に父親)は大変厳しいので、
実家に家出するなんていうのは、
相当な覚悟がなければ言い出せないことだったのですが、
そのときは、結婚生活に耐え切れなくて、
頭を下げて下げて下げまくって、
何とか実家に置いてくれるようお願いしました。

今考えると、その頃から、
離婚への足踏みが始まっていたように思います。

元ダンナは、TAKUMIが家出をしても、
TAKUMIの実家へ頭を下げにくることはありませんでしたし、
おそらく、なぜTAKUMIが家出をしたのかさえ、
理解していなかったことでしょう。

そして、TAKUMIが元ダンナに対して、
邪険な態度を取れない職場でのみ、
「帰って来い」と要求しに来て、
そのずる賢さに心底ウンザリしたのを思い出します。
(※TAKUMIと元ダンナは当時も今も同じ職場です。)

夫婦喧嘩をするのは仕方のないことだと思いますし、
その後の対応次第で、
非常に良い経験(機会)になると思いますが、
そういう機会を大事にせず、
場当たり的に、
その場を丸く治めようとする人
は、生涯のパートナーとして、絶対オススメできません。

なぜ、TAKUMIが家出をする必要があったのか、
あの当時の元ダンナには、
もっともっとたくさん考えて欲しかったです。
それができていれば、
離婚なんてしていないのでしょうけれど・・・。

不器用でも、
時間がかかってもいいから、
パートナーと真剣に向き合う人じゃないと、
長い人生、一緒には暮らすのは、
本当に×∞困難だと思います。

夫婦円満の秘訣【其の参】

2007-04-28 05:59:16 | 結婚の条件
先日、旦那様と大喧嘩しちゃいました

原因はいろいろありますが、
一番大きな原因は、
育った環境の違いによる意識のズレ
だと思いました。

今回の喧嘩では、
旦那様が「TAKUMIに怒られてばかり」
と嘆いていたのですが、
TAKUMIにとっては、
旦那様との夫婦生活で怒った回数は非常に少ないと
自負しています。

・・・というのも、
旦那様は、あまり怒られる環境で
子ども時代を過ごしていないんですが、
TAKUMIは、ほぼ毎日叱られる生活をしていました

その環境の違いが、
2人の意識にズレを生じさせていることが、
喧嘩の際の話し合いで分かったのです。

さほど育った環境に違いがないと思っていても、
いろいろなところで、
影響が出てきてしまうことがあるのだなぁ
と、大変勉強になりました。

おそらく、この差を無視していると、
「何で分かってくれないんだろう
という相手への不信感が募ってしまうのでしょうね
だから、
毎日生活しているパートナーだから
言葉で言わなくてもわかるだろう
ではなく、
小さなことでも言葉できちんと伝えよう
とすることが、
夫婦生活を円満にする大切なpointなのかもしれません。

夫婦円満の秘訣【其の弐】

2007-04-17 06:40:05 | 結婚の条件
育った環境が異なる2人が、
一緒に共同生活を始める訳ですから、
当然、気になるところもたくさん出てくるはずです。

でも、そんなときに、
神経質になり過ぎないこと
が非常に重要です。

元ダンナの実家は、新築後数年しか経っておらず、
両親がその家をとてもキレイにしていたんです。
念願のマイホームができれば、
たいていのヒトは大切に扱うと思いますが、
そのキレイの仕方は常軌を逸していたと思うのです。

家の中で犬を飼っていたのですが、
その犬の毛が気になるらしく、
掃除機やら粘着テープで掃除ができるコロコロやらが
いつも手元にあって、1日に何回も掃除をしていたのです。

しかも、その犬は小型犬なので、
その掃除機に大変怯えているのに、
「ゴメンネ~、○○ちゃん(←犬の名前)は悪くないんだよ~」
と言って、ガーガー掃除機をかけるんです。

TAKUMIは、率直に
「だったら、外で飼うか、飼うのをやめればいいのに」
と思いました。

・・・こんな環境で育った元ダンナとの結婚生活において、
自分はキレイにしていると思っているのに、
「ホコリが・・・」「髪の毛が・・・」といって、
いつもイヤミなくらい指摘されたTAKUMIは、
掃除へのやる気がどんどん失せていきました。

TAKUMIの掃除のペースが少ないのか悩んで、
いろいろなヒトに意見を求めましたが、
決して少ないと言われたことはありませんでした。

・・・このように、
育った環境が違うのに、
同じような環境を神経質過ぎるほど求めてしまうと、
「そんなに私が嫌だったら、離婚すれば?」
という結果に陥ってしまいます。

いろいろとこだわりがあるのは仕方ないと思います。
でも、相手がそれなりにそのこだわりを認め、
できるだけその意思に沿うように
努力をしているにもかかわらず、
自分の思いが満たされないから・・・と、
そのこだわりを異常なほど相手に求めるのは、
拷問以外の何ものでもないと思います。

「住めば都」と言います。
少し大らかな気持ちになって、
パートナーとの生活を楽しむ気持ちを
大事にして欲しいと思います。

夫婦円満の秘訣

2007-04-15 15:01:46 | 結婚の条件
結婚の条件シリーズの続編という感じで、
今度は結婚してからの条件・・・夫婦円満の秘訣
少しずつお話していきたいと思います。

まず最初にお話したいのは、
「ありがとう」と「ごめんなさい」が
いつまでもきちんと伝えられる関係を築くコト
です。

10年ぶりに再会した友人も話していましたが、
お互いに仕事で忙しくなると、
●会話がなくなる
●家事分担もうまくいかなくなる
など、不満が蓄積する要素がどうしても増大してしまいます。

相手の大変な状況などは、
もう一方の相手が一番理解しているはずなのに、
その大変さを
では理解できても、こころで理解できないのは、
おそらく、
「自分が大変なときは、相手がフォローするのが当然」
と思ってしまっているコトが原因なんだと思います。

夫婦生活はお互いの協力がなくては継続し得ない
一大事業
です。
円滑に事業が運ぶときもあれば、
大変な困難にぶかるときもあります。
そんなときに、職場であればどのように対応するでしょうか?
大半の人が、仲間と協力し、励ましあい、
事業を成功させようと努力するのではないでしょうか?

家庭職場社会生活の組織の1つ
であることに何ら変わりありません。
なのに、職場では仲間を励ますことができて、
夫婦生活ではできないなんていうのは、
言い訳であり、相手に対する甘えである
としか考えられません。

一生涯を共にすると決めたパートナーであるからこそ、
職場の仲間以上に大切にすべきトキがある
とTAKUMIは思っています。

その大事にすべきトキというのが、
毎日の小さな感謝お詫びの積み重ね
なのではないでしょうか?

TAKUMIの旦那様は毎日、
朝の駅までのお送りから「ありがとう]の笑顔で始まり、
晩の駅までのお迎えの「ありがとう」の笑顔で終わるくらい、
毎日「ありがとう」を欠かしたことがありません。
これは、TAKUMIにとって毎日を生活するうえでの
大きな、大きな励みとなっています。

夫婦生活がなんとなくギクシャクしてしまっている皆さん、
ぜひ、積極的に
「ありがとう」「ごめんなさい」
相手に伝えるようにしてみてくださいね。
きっと、何かが変わると思います。

結婚の条件 vol.8

2007-04-02 20:01:13 | 結婚の条件
久しぶりの「結婚の条件」シリーズです。

今回の条件は・・・
味覚の類似性
です。

結構どうにかなるだろうと考えがちな味覚の相違ですが、
TAKUMIの場合は・・・どうにかすることができませんでした。

TAKUMIが「甘い味付け」好きだったのに対し、
元ダンナは「辛目の味付け」が好みだったんです。
煮物などは、調理する人の好みがはっきり出てしまうので、
TAKUMIがつくると甘い煮物になってしまったのですが、
元ダンナはほとんど食べてくれませんでした。

煮物以外の料理も、
なんだかんだとTAKUMIの調理方法に難癖をつけて、
あまりおいしそうに食べたことがありませんでした。
結婚生活のうちにつくった料理で「おいしい」と言われた回数は、
片手で数えられるほどだったでしょう。

・・・というのも、元ダンナは料理ができたので、
自分好みの味付けじゃないと、
「俺がつくる」と言って、つくってしまう人だったんです。
最初のうちは、
甘えられて楽だなぁ・・・くらいにしか思いませんでしたが、
TAKUMIのつくるもののほとんどを否定されるのがわかると、
料理する気が全く失せ、
結婚生活の途中からは、全くつくらなくなってしまっていました。

TAKUMIの料理が下手なんだ・・・と落ち込んだときも多々ありました。
でも、そんなときに友人を招いて料理を出すと、
みんなペロッとキレイに食べてくれるんです。
正直な感想を聞きたくて、
「まずかったらまずいとはっきり言って」と言っても、
「おいしいよ」としか答えが返ってこないんです。

悩んだ挙句、TAKUMIは、
元ダンナとの味覚の相違は、一生解決されないと判断し、
自分の料理を捨てることに決めたのでした。

・・・結局、離婚を決断した原因の1つに、
味覚の相違は加わってしまいました。

高校生の頃から、
毎日手作りのお弁当を作っていたTAKUMIにとって、
自分の料理、味覚を否定されたことは、
結婚生活を破綻させる一因となるほど、
大きなショックとなりました。
そのうえ、今の旦那様へ手料理をつくってあげようとしても、
最初は「食べてもらえないのではないか?」という恐怖が勝って、
なかなか料理をつくってあげられませんでした。
でも、旦那様がおいしそうに食べてくれる姿を見るにつれて、
TAKUMIのショックも癒され、
何とかそれなりに料理ができるようになりましたが、
やはり、今でも料理への苦手意識がなくなることはありません。

加えて、
TAKUMIと同じ味付けをしていた母親も、
元ダンナに対して料理を出すことができず、
また、今の旦那様に対しても料理を出すのが怖いようで、
母親に対しても非常に嫌な思いを
植え付けてしまうコトになってしまいました。

ですので、
このようなことにならないためにも、
ぜひ、味覚が類似している人
あるいは、味覚を合わせることができる人
選ぶようにしてください。
自分で料理ができるヒトほど、
味覚を合わせることはできないので注意が必要です。

TAKUMIはいろんな人に、
「料理をしてくれるなんてイイダンナ様ね」
と言われていましたが、
もし、あなたが
 ●自分の料理を受け入れてもらえない苦痛
 ●料理を作ってもらえない苦痛
のどちらかを選択しなければならないと宣告されたら、
どちらを選択するでしょうか?

TAKUMIは、
●自分の料理を受け入れてもらえない苦痛
には耐えられませんでした。

結婚の条件 vol.7

2007-03-24 02:04:59 | 結婚の条件
民法では、成人した男女が結婚する場合、
親の承諾がなくても結婚できることとされています。

でも、やはり
親の承諾が得られる相手
と結婚するのが望ましいですし、
結婚の条件の1つに挙げてもいいのではないかと
TAKUMIは思っています。

親は我が子の事を一番に考えてくれます。
そして、誰よりも我が子を見ていてくれているはずです。
その親の見る目は、あながち節穴ではないようです。

・・・TAKUMIの親は、
元ダンナをあまりよく思っていませんでした。
口にこそ出して言うことはありませんでしが、
親の態度からTAKUMIは気づいてしまいました。
おそらく、
元ダンナがTAKUMIの実家に寄りつかなかったことや、
元ダンナの父親が、
TAKUMIの父親のことをよく思っていなかったことが、
そのような思いにさせたのだと思います。

「相手の親をみれば相手のことがよく分かる」
と、よく言いますが、
TAKUMIの父親は、元ダンナの父親を見て、
TAKUMIと元ダンナが合わないことを察知したようです。
そのとき、なぜ結婚に反対しなかったかというと、
TAKUMIの意思を尊重しようとした母が制止したため、
あえて結婚を許したのだそうです。
でも、そんな母ですらも、
TAKUMIにこんなことを言ったことがあります。
「本当に○○さん(←元ダンナ)でいいの?」と・・・。
結局、元ダンナは、
TAKUMIの両親からの信頼を得ることができなかったのです。

・・・結婚後、ほどなくして、
TAKUMIは離婚してしまいました。

親に離婚する意思を伝えても、
不思議と反対されることはありませんでした。
いずれ離婚することがわかっていたのでしょう。

しかし、予想が的中した両親は、
離婚したTAKUMIに対して、
何事にも指導的な態度をとるようになりました。
学生の頃よりも、さらに指導的だったと思います。

ですから、
離婚後さほど時間が経過していないにもかかわらず、
再婚の意思を両親に伝えたときには、
両親は真っ先に反対してきました。
特に父親には、何を言っても許してもらえず、
TAKUMIは途方にくれるしかありませんでした。

でも、そんなTAKUMIを力強く励まし、
頑なな両親を根気強く説得してくれたのは、
今の旦那様でした。

ストレスからか、TAKUMIは体調をくずし、
そのうえ、両親に対しての嫌悪感からか過呼吸になり、
とてもTAKUMIの両親の説得にあたることはできない状態でした。

そんな時でも旦那様は、
1人でTAKUMIの実家に赴きました。
TAKUMIと旦那様が生半可な気持ちで
結婚したいのではないことを分かってもらうために、
毎週毎週、1人でTAKUMIの実家に通いました。

そして、最終的には、
TAKUMIよりも旦那様の方へ、
両親からの連絡が増えていくことになりました。
旦那様は確実に、
両親からの信頼を獲得していったのです。

このときTAKUMIは、
「一生、旦那様についていこう」という思いを
さらに心に深く刻みこみました。

・・・このように、
両親の承諾が得られる相手、
つまり、
両親からの信頼が得られる相手
には、それなりの理由があるのだと思います。

もし、今、
親に結婚を反対されている人がいたら、
少し結婚を待ってみてもいいかもしれません。
その待っている間に、
彼の真価がわかるかもしれませんから・・・。

~余談~(結婚の条件 vol.6)

2007-03-21 05:00:37 | 結婚の条件
結婚の条件 vol.6の余談ですが、
TAKUMIは、今の旦那様と口論になると、
絶対に勝つことができません。
なぜなら、TAKUMIが正論だと思ってぶつける意見を
旦那様はことごとく真の正論で打ち負かしてくるからです。

・・・そんなとき、
TAKUMIは逃げ道を奪われたように感じます。
そして、どうすることもできず、
ただ黙って泣くのです。

しばらくすると、冷静になることができ、
自分のぶつけた意見の落ち度がわかります。
すると、ちゃんとしたTAKUMIなりの正論を、
再度旦那様にぶつけることができるのです。

・・・つまり、
TAKUMIの正論は正論ではないときが多いのです。

元ダンナは、
それを見破れるだけの”能力”がなかったのでしょう。

さらに言えば、
TAKUMIの”みせかけだけの正論”を打ち崩せないのに加えて、
逃げ道をふさがれたときに、
肉体的暴力や言葉の暴力などに訴えずに、
別の方法で対処できる術を・・・、知恵を・・・知らなかったのです。

これは多くの人が、大人になるまでに学んでくるはずのモノです。
でも、元ダンナはその術を、そして知恵を学ばないまま、
大人になってしまった・・・。
その経験不足こそが、
元ダンナにとっても、周囲の人にとっても、
最も不幸なことだったのかもしれません。

では、
逃げ道をふさがれたときの対処法を学ぶ経験とは何か・・・?
おそらく、親や教師、あるいは年長者から、
叱られたり、諭されたりする経験でしょう。

元ダンナは成績優秀で、
教師にはもちろん、
親にもあまり怒られたことがなかったようです。
TAKUMIは、元ダンナの実家に行くと、
彼の自慢話を彼の親からよく聞いたものでした・・・。

今の世の中、
何がよくて何がよくないのか、
よくわかりませんが、
成績優秀なのが「いいこと」なのではないようです。

結婚の条件 vol.6

2007-03-21 01:23:29 | 結婚の条件
元ダンナの批判ばかりしているTAKUMIですが、
もちろん、離婚の原因はTAKUMI自身も作ってしまったと
思うところはあります。

おそらく、TAKUMIは、
相手を許すということ、つまり、
逃げ道をつくるということが
できていなかったのだと思います。

「結婚の条件 vol.5」にも書きましたが、
TAKUMIは自分が正しいと思ったときには、
何が何でも相手を打ち負かさないと気がすまない性質で、
口が達者なのをいいことに、正論をぶつけて、
相手を追い詰めてしまいます。

ただでさえ、その性質は、
元ダンナを追い詰めていったことと思いますが、
元ダンナに対しての愛情がなくればなくなるほど、
さらに元ダンナへの逃げ道を作らなくなっていたと思います。

そのように、
完全に逃げ道をふさいでしまうようになった
TAKUMIの感情の変化が、
元ダンナを極限まで追い詰めていったのでしょう。


相手を許すことができること
相手の逃げ道を確保してあげること
は、夫婦生活を円満にする重要な秘訣だと思います。

結婚する前でも、
相手を許せるか?逃げ道を作れるか?
は、分かるはずです。
もし、それができない相手であれば、
その相手への愛情が本物かどうか、
もう一度考えてみる必要があるかもしれません。

結婚の条件 vol.5

2007-03-17 03:54:04 | 結婚の条件
5つ目の条件ですが、これはちょっと深刻です。

・・・皆さんは、DVってご存知ですか?
試しに、gooの辞書で引いてみると・・・

DV[=domestic violence]
とあり、
女性が,夫や恋人などの身近な立場の男性から受ける
様々な暴力行為。
肉体的暴力のみならず,
言葉の暴力,性的暴力,社会的暴力(交友の制限など),
物の破壊,経済的暴力(お金を渡さない)
なども含めて考える。
と解説されています。

もちろん、TAKUMIも数年前からDVのおおまかな意味は知っていました。
しかし、肉体的暴力以外の様々な暴力行為についても
「DV」にあたるということまでは知りませんでした。

・・・そんな数年前の出来事です。

TAKUMIは決して気の弱い女ではなく、
相手が間違っていると思えば、
上司でも、親でも、夫でも喧嘩する女でした。
そんなTAKUMIは、
元ダンナとも言い争いをすることが多かったように思います。

しかし、元ダンナとの結婚生活を続けていく中で、
彼があまりにもくだらないことにとらわれる性格であることを知り、
喧嘩や普段の会話なども、まともに取り合わないことが増え、
元ダンナに対して、尊敬の念を抱けなくなっていきました。

そんなTAKUMIの態度を感じ取ったのか、
時々、元ダンナは気が狂ったように
TAKUMIを叱責したり、罵倒するようになりました。
恐怖心がなかったと言えば嘘になりますが、
負けず嫌いのTAKUMIは、口が達者なのをいいことに、
元ダンナをほぼ毎回正論で言い負かしていたと思います。

・・・口で言い負かしたいのに勝てない。
そんな元ダンナの思いは、
回数を増すごとに酷くなる叱責や罵倒に現れていきました。

あるとき、叱責や罵倒で勝てないことに気がおさまらなかったのか、
元ダンナは、TAKUMIに肉体的暴力を振るいました。

・・・あまりの出来事だったので、
暴力を振るわれた前後のことをよく覚えていないのですが、
TAKUMIが元ダンナの叱責や罵倒を逃れて横たわっていたとき、
元ダンナがTAKUMIの足を蹴り上げた・・・。
そして数回にわたって、蹴散らした・・・。
そのことだけは、今も鮮明に覚えています。

とにかく、何も考えられませんでした。
なぜ、自分が彼に蹴られなければならないのかわからず、
暴力への恐怖におびえ、泣き叫んだように思います。

・・・そんなTAKUMIを見て、
元ダンナは我に返ったのか、すぐに謝罪をしてきました。
恐怖に震えながらも、
まだ元ダンナを信じていたTAKUMIは、
もう2度と暴力を振るわないことを約束することで、
その日のことは水に流すことにしました。

・・・しかし、肉体的暴力を封じることによって、
言葉の暴力や自由の剥奪がエスカレートしていくようになりました。

喧嘩の際、大声で叱責・罵倒することが当たり前となり、
交友関係についても文句を言われるようになり、
最後には、毎日続く残業についても文句が絶えなくなりました。

しかし、不思議なことに、
喧嘩の仲直りをしないことはありませんでした。
たとえ、TAKUMIが謝罪しなくても、
我に返った彼は、
素直に許しを請い、やさしく接してくるからです。

・・・でも、こんな状態が果たして正常なのだろうか?
疑問を持ったTAKUMIは、
DVの知識が豊富な職場の先輩に相談しました。
TAKUMIはただ、ありのままを素直に話しました。
でも、元ダンナを著しく悪者扱いしないように努めました。
すると、TAKUMIが「DVでしょうか?」と発言する前に、
先輩が「大丈夫?それはDVだと思うよ。」と言ったのです。

・・・驚きました。
肉体的暴力が継続していれば、
DVであることは分かりきっていますが、
先輩は、1度きりの肉体的暴力よりも、
それ以外の言葉の暴力などに着眼し、
DVであるとほぼ断定したのです。

・・・それから、TAKUMIはDVに関する情報に
できるだけ敏感になるよう心がけました。
そして、元ダンナの行動を観察し、照合しました。
DVの知識が増えるほど、
元ダンナの行動がそれに当てはまっているように思えました。

・・・元ダンナとは同じ職場でした。
そんな環境で、「ダンナのDVに悩んでいる」なんて、
誰に相談すればよいのでしょうか?

最初に相談した先輩にも、
DVであるとの確信をもっていなかったため、
ある意味、気安く相談できたのだと思います。

しかし、先輩にもほぼ断定され、
自分でもDVであると確信し始めたとき、
相談できる人は・・・1人しかいませんでした。
職場に関係のない女性の親友1人だけでした。

家族にも、相談しようと思いました。
が、その当時、
父との折り合いがうまくいっていなかったTAKUMIは
父にも母にも、相談することができませんでした。

そこで、何かあった時には、
その親友宅へ非難させてもらえる約束を取り付けて、
あとは全てTAKUMIひとりで考え、
そして最終的な決断をしました。
離婚という決断を・・・。


・・・DV・・・
TAKUMIはDVから比較的容易に逃れられただけ、
運が良かったと思っています。

今の世の中では、
逃れられずに苦しんでいる人がたくさんいます。

数回にわたって、
肉体的暴力、言葉の暴力、そのほか様々な暴力をあび、
「おかしいな?」と考えたことのある人は、
ぜひ、きちんとDVを学んでください。

今は暴力をあびていない方も、積極的にDVを学んでください。
そして、あなたのパートナーが、
本当にDVでないかどうかをきちんと見極めてください。

結婚の条件 vol.4

2007-03-16 04:35:38 | 結婚の条件
一般的に、価値観が一緒のヒトとは、
お付き合いもうまくいったり、結婚向きだとか言いますよね?

月並みですが、TAKUMIもそう思います。
毎日一緒に生活する中で、
価値観に大きなズレが生じていると苦痛になってきます

以前、お付き合いしたことのあるヒトで、
「親は金だけ出してくれればいい」
みたいなことを平気で言うヒトがいました
この発言を聞いて、
このヒトと家庭を築き、
赤ちゃんを授かりたいと思うヒトはいるでしょうか?

また、TAKUMIの元ダンナの話で恐縮ですが・・・
身内のお葬式の際に、隣組のご近所の方が、
いろいろとお料理を作って下さって、
弔問者のもてなしをしてくださったんです。
こういう隣組のお手伝いは、
田舎では昔からの慣わしで、よくあることだと思いますが、
個人主義的な現代においても、
気持ちよくお手伝いをしてくださる隣組の方々に、
TAKUMIは「ありがたいなぁ」と思っていました。
しかし、元ダンナの考えは全然違っていて、
「こんな田舎料理、誰が食うんだ」とか、
「ありがた迷惑だ」とか思っていて、
TAKUMIにヒソヒソと愚痴ってくるんです
この時には、もう離婚を決断していたのですが、
さすがに呆れ果ててしまいましたね

・・・これらのエピソードはちょっと特殊な例ですが、
金銭感覚のズレなど、毎日つきまとう問題の中で、
価値観のズレが生じてしまうと、
やっぱり結婚生活が破綻しやすいです

だから、お付き合いしているときに、
いっぱいいろんなお話をして、
大きな価値観のズレがないか、確認できるといいですね

結婚の条件 vol.3

2007-03-10 04:09:21 | 結婚の条件
ある雑誌の記事を読んでいたら、
男選びは車を見よ!
と書かれているのを発見しました

その言葉の解説も書かれていたのですが、
乗っている車で以下のことがわかるそうですよ

 車のランク→経済力
 選ぶ車→センス
 車の手入れの仕方→性格
 運転の仕方→本性

これを読んだときにTAKUMIはびっくりしました
だって、4番目のポイントがぴったり当てはまると実感できる出来事が、
頭の中を駆け巡ったんですもの


・・・TAKUMIの元ダンナのお話をしますね。
元ダンナの印象を職場の人に聞くと、
「優しそうなヒト」っていうのが大方の意見をしめていたんです。
でも、本性は全然違っていたんです
優しくなんかなくって、何でもが自分中心
自己中心的な人間の典型っていうような人だったんですけど、
今考えると、その性格は、
車の運転に全て現れていましたね

元ダンナは、
 ●人身事故を引き起こしている。(のちに、相手はお亡くなりに)
 ●にもかかわらず、自分の運転を過信していて、
  「運転うまいだろう?」とTAKUMIに聞いてくることもしばしば。
 ●急ハンドルは当たり前。
 ●下り坂の道でフットブレーキを使わないことに執着。
  (→エンジンブレーキだけが運転上手の証と思っているらしい。)
 ●助手席にTAKUMIがいても構わず、左すれすれを通過。
などなど、伝説に残るような運転実績を残しているんですね

書いたこと以外にも、いろいろと伝説的な運転をしてくれていましたが、
とにかく自己満足的な運転しかしなかったですね

このような運転癖が見えてきたのが、
結婚を前提とした同棲を始めてからだったのですが、
気づいたときに、結婚をやめていれば・・・とつくづく思います

だから、結婚を考えている皆さん
皆さんはじっくり相手の運転癖を観察して、
TAKUMIと同じような失敗を絶対にしないでくださいね

今は変な運転癖でも、そのうち治るかも・・・
なんて思っている方
その考えはオススメできません!!

なぜなら、元ダンナは、
人身事故、しかも死亡事故を起こしたのにもかかわらず、
また接触事故を起こしたんです

TAKUMIは二度と同じ過ちを繰り返して欲しくなくて、
結婚するときに、元ダンナに約束をしたんです。
次にあなたに過失のある事故を起こしたら、離婚する
という約束を。

それなのに、元ダンナは、
TAKUMIを助手席に乗せているときに、
相手の車は停車してくれているのに、
接触事故を起こしました
これは、元ダンナの「自分への過信」が原因であるとしか言えません。

TAKUMIも、元ダンナの運転癖が治ると
信じていたときもありましたが、
この事故で「治らない」と確信することになりました。

ちなみに、
今の旦那様の運転は、
ホントにホントの安全運転です
加えて、
付き合っていた人の中で、
周りの人たちに付き合いを反対されてばかりいたヒトがいましたが、
そのヒトの運転は元ダンナと一緒でした

・・・恐るべし、運転癖・・・

結婚の条件 vol.2

2007-03-09 04:01:43 | 結婚の条件
一番大事な条件?ポイント?以外は、
順位がつけられないので、
思いつくままに、並べていきたいと思います

二つ目は、
強さと責任感
だと思います。

元ダンナでもなく、
今の旦那様でもなく、
TAKUMIにプロポーズをしてくれた男性がいました。
そのヒトは、
誰に対してもとても優しくて、
人間的に非常に尊敬できるヒトでもありました。

このヒトに出会えた時に、
初めてTAKUMIは、
自己中心的な気持ちから離れ、
優しい気持ちになれる恋愛をすることができたと
思っています。
そのくらい、「優しいヒト」だったんですね。
なぜ、そのようなヒトと結婚しなかったのか・・・

世の中でアンケートをすると、
決まって「優しいヒト」っていうのが、
好きなタイプとかの上位にランクインしますけど、
ただ、「優しい」だけでは、
結婚はできないとTAKUMIは思います

TAKUMIが、上述のヒトと結婚しなかった理由が
そこにあります。

・・・その彼は、
何でもTAKUMI優先で、
「何がしたい?」とか、
「TAKUMIがよければ何でもいいよ」とか
ばかり言うんです。
優しいのですが、自分がないというか・・・

考えてみてください。
女の子でも男の子でも
ずっと、自分で何でも決めていかなきゃいけないって、
辛くないですか
結婚する前は、自分が最優先されていて、
気分よく感じるかもしれないですけど、
それが、毎日・・・そして何十年も続いて・・・
疲れない自信がありますか?

自分のことを決めるのは、
大人として、当たり前のことかもしれません。
でも、夫婦のこと・・・家族のこと・・・を
1人で決めるのは本当に大変です
決めたからには、責任も伴いますし。

・・・「優しい」だけでは辛いんです。

では、何が足りないのか?

強さ」であり、「責任感」だと思います。

本当の「優しさ」には、
自分の意思を貫く「強さ」だとか、
相手を守る「強さ」だとか、
絶対に必要です

そして、その「強さ」の背後にあるのは、
「責任感」であるとも思います。
自分の意思に責任を持つこと、
相手の一生を大切にする責任を持つこと・・・etc
それができなければ、
結婚なんてできません。

でも、この2つの要素は、
「自己中心性」とも隣あっていると思います。
万が一、この2要素が行き過ぎてしまうと、
ただのワガママな人間になってしまいますし・・・

これは、本当に難しいポイントかもしれません

結婚の条件 vol.1

2007-03-08 03:15:02 | 結婚の条件
ブログのどこかで既にお話したと思いますが、
何を隠そう、TAKUMIは
バツイチです

でも、バツイチだからこそわかる
結婚の条件・・・というか、ポイントってあると思うんです。

それを、
前の彼氏や元ダンナの愚痴をこぼしながら、
まとめてみたいと思います

まず、本当に大事だなぁと思うのは、
自分がどれだけ優しい気持ちになれるか
というところです。

数人と付き合ったことのある人なら、
違いがわかると思いますが、
「このヒト」といると、
自分が自然と優しい気持ちになれる
ってことがありますよね?

その気持ちって、実はすごく重要です
その気持ちの本質って、
 ストレスがない状態である、とか
 安心できる、とか
からくるものだと思うんです。

穏やかな気持ちを維持するってことは、
結婚生活で本当に大切ですよ。
だって、離婚の最大の理由って、
いわゆる「性格の不一致」ですよね?
ストレスフルな状態が続けば、
このヒトとは(性格が)合わないなぁ・・・
ってことになりますよね?

もう1つの本質ですが、
優しい気持ちになれるっていうのは、
もちろん、一緒にいる相手に対しても・・・ですよね?
要は、どれだけ相手を思いやれているかが、
ココからわかるのです
自己中心的な考えに支配されていては、
結婚生活は絶対に破綻します
どれだけ、お互いがお互いを思いやれるか、
また、その気持ちをどれだけ維持・増幅できるかによって、
その後の結婚生活が、
素敵になるかどうかが決まると思います。

TAKUMIは、
元ダンナと一緒にいると、
非常にイライラしました
あまり、優しい気持ちになったことはありませんでした。
今思えば、
元ダンナは、自分のことがすごく大事で、
なんでも自己中心的だったのだと思います。

付き合ってるときって、
なかなか相手の自己中心的さとかの欠点に、
気づきにくいものだと思います。
「恋は盲目」とか言って

だから、
そんなときには、
自分の気持ちの状態をよく分析して、
穏やかな気持ち
が維持できる相手かどうか、
確認してみてくださいね