朝刊フジ

本やテレビ雑記に加え、英語で身を立てようと奮闘中の筆者が読者と自分に(笑)エールを贈る。

木村拓哉の精悍な横顔がいい『華麗なる一族』

2007-01-22 00:00:01 | ドラマ
おはようございます!『朝刊フジ』編集長は、EXILEのヴォーカルが変わったことを今日知った、フジでございます。別に私の生活には関係ないし(ファンの方、済みません)。

さて、皆さん今週もご覧になりましたか?
木村拓哉主演『華麗なる一族』。

万俵鉄平(木村拓哉)は阪神特殊鉄鋼で高炉を作ることを従業員に叫びます。
これで士気が十分に上がって、鉄平にはうれしい限りです。
しかし・・・通産省は簡単に首を縦に振りません。
「この件は・・・もう少し自分で」という鉄平に、「まっすぐな男だ・・・しかしな、結果が全てだ」という人もいます(西田敏行さんがしっかり脇を固めます)。

そして、100億の融資を頼んでいた父、大介(北大路欣也)は、当然息子のためを思って全額融資をすると思われていましたが・・・

愛人(鈴木京香)とのベッドに妻を迎えるなどと言う常軌を逸したことをした大介。鉄平の怒りが炸裂します!
(木村拓哉くんが神戸の町を、路面電車スレスレに車でスピードを上げるシーンは大迫力でした!)
愛人に家から出て行けという鉄平。しかし、彼女はあまりにも深く万俵家に入り込んでいました。

通産省から高炉計画のOKが出ます!
意気上がる従業員達。
しかし、同時に鉄平は、阪神銀行の役員会議で、誰もが当然と思っていた100億の融資を、8割に減らせと実の父から電話で聞かされるのでした。
鉄平と、大介の決裂です。

・・・いやあ、面白かった!
それにしてもこのドラマ、金かかってるなあ、という印象。当時の神戸の町の再現にはかなり苦労したのではないでしょうか。
木村くんが別番組で言ったところによると、NGなどでテーブルにカップを置きなおす時も、美術さんがそーっと行うので、なぜと聞いて見ると「傷つけたら、メチャクチャなことになるので」だとか。
他にも、このドラマはシーンの移り変わりが速いのが見易さのポイントになっていますが、その都度シーンメイクをするのはさぞ大変だったろうと思います。

木村拓哉くんは社長の顔ですね。
彼の他ドラマにありがちな派手な動きは身を潜め、抑えた演技が非常に好感が持てます。ちなみにもうご存知かも知れませんが、ドラマ『HERO』の映画化も決まっているようです。今だったら、彼をGパン検事でなく、スーツが似合う男として描けるのではないか、と今日の『華麗なる一族』を見て思いました。

それでは今日はこの辺で。
フジでした。

木村拓哉くんの華麗なる演技!『華麗なる一族』

2007-01-17 00:27:00 | ドラマ
おはようございます!『朝刊フジ』編集長は、昨日の夜の『今週、妻が浮気します』も相当の面白さだったのですが、やはりこっちに触れないわけにはいかないでしょう!のフジでございます。

皆さん、もちろんご覧になりましたよね、TBS系日曜劇場『華麗なる一族』。原作は『白い巨塔』の山崎豊子と言うだけで、期待は10倍だっていうのに、主演はあの木村拓哉くんですよ!最近渡哲也さんと缶コーヒーのCMでいい味出してる彼。60年代の神戸という時代掛かった設定の中でどれだけ自分を活かしきれるか、見る前からメッチャ楽しみにしてました。おまけに今回は北大路欣也さんを始め笑福亭鶴瓶、武田徹矢、柳葉敏郎、鈴木京香他ずらずらっとあまりに豪華な共演陣。若手では相武紗季ちゃんや山田優ちゃんなど新進女優が期待を誘います。

うん、これは良かったのではないでしょうか?初回なので説明ゼリフが気になった方もいらっしゃるでしょうけれども、万俵財閥の長男、鉄平を木村拓哉くんが見事に新技術の担い手としてキッチリ演じてくれました。
そして、阪神銀行の頭取、北大路欣也さんとの敵対と言うドラマチックな展開。もうドラマ好きの私にはこたえられないです!

月曜深夜のテレビ東京系『きらきらアフロ』で鶴瓶さんが裏話を色々していて実に面白かったのですが、とにかく出演者の皆さんは普段使い慣れない銀行の専門用語、そして時代に応じたセリフに大変苦労されたようです。鶴瓶さんのNGギリギリで切り抜けたOKシーンでは、見えないところで木村拓哉くんもクスクス笑っていたそうですよ。

万俵鉄平は新たな時代を切り開くヒーローになり得るか!?今後の展開に、目が離せません!

こんなに面白いドラマばかりあっては、私も色々と支障が出るってモンです。ユースケ・サンタマリアは泣かせるし、釈由美子ちゃんは健気だし、ちなみに彼女と共演している寺島進さんは『交渉人・真下正義』以来の大ファンだし、二宮和成くんは飄々とした味がたまらないし、篠原涼子さんはデキル女がすっかり板についているし、ついでに大泉洋はフリートークに勝るとも劣らずの演技で思わずニヤリ。ああ、これで月9を見なくていいのがせめてもの救い(なんて言っちゃっていいのかな?)

それでは今日はこの辺で。
フジでした。

久々に玄人好みのドラマ『拝啓、父上様』

2007-01-12 00:10:02 | ドラマ
おはようございます!『朝刊フジ』編集長は、プリンターのインクって、もう少し安くならないものかなあ、のフジでございます。私、背景に色のある文書、カラーインクをプリンタから外して印刷してます・・・・

ところで、私は随分前から、ある問題に直面していたのでした。
新春。
木曜夜10時。
かたや私の大好きなコニタンこと小西真奈美さんが初主演のドラマ『きらきら研修医』。
かたや巨匠、倉本聰が描く『拝啓、父上様』。
どちらを見るか・・・

何日も迷った末、私は結局『拝啓、父上様』に決めました。まあ、『きらきら研修医』はビデオでゆっくりね。

倉本さんがじきじきにご指名したと言う、”嵐”の二宮和成くんが板前の修業に精を出す中、急に出来た後輩(横山裕、多分関ジャニ)と仲良くなったり、自分の知らない父親に思いを馳せたりします。一方、店の存続に影響力のある熊沢先生という政治家が亡くなりそうで、2号さんだった店のお上さんである八千草薫さんとの関係やら、困ったマンション建設計画やら(店が巻き込まれるかも!)、いろんな要素がたっぷり詰まった
ドラマです。
それでいて、神楽坂ののどかな情緒たっぷりの風景も見せてくれる、最近にないテイスト。さすが倉本聰。

これは玄人向きですよ。フジは主演女優でドラマを選ぶとは言わせない!
『拝啓、父上様。オレはアンタを知りません』というちょっと気になるモノローグがピリっと辛い、上質のドラマ。最後のほうでは、二宮くんに恋の気配すら・・・
ちなみにエンディングテーマは森山良子さん。軽快な歌が気分を明るくさせます。
今回ご覧でない方、ぜひぜひ来週は!

でも、あとでコニタンの方はスローでじっくり見る予定(笑)。

それでは今日はこの辺で。
フジでした。

成長した釈ちゃんが見られる『ヒミツの花園』

2007-01-10 00:29:31 | ドラマ
おはようございます!『朝刊フジ』編集長は、バナナ一本食べただけでお腹が苦しい、メタボリック一歩手前のフジでございます。

さ~て、これ、見ようかどうしようか迷ったんですよねえ。
でも、私、編集者と作家の話って、結構好きでして。
今、似たような境遇でもあるし(もっとも、ドラマに出てくる作家は大作家で、私の場合はペーペーですが)。
と、言うわけで見てみたんです。フジテレビ系火曜夜10時から『ヒミツの花園』。

ついに釈由美子ちゃんが初主演なんじゃないかな?
私、釈ちゃんが全く無名の頃から見てきているので、個人的にはウレシイ。でも、また気が多いなんて言わないで!そういう意味じゃないんです。
多分関東ローカルではないかと思いますが、昔TBSで深夜『ワンダフル』というバラエティーを帯でやっていたんです。
私の病気が一番ひどかった時です。
私の病気は、不思議なことに、夜になると急に良くなるのでした。ですので、することと言えば深夜テレビを見るほか無い。
釈ちゃんは、『ワンダフル』にレギュラーで出てくる”ワンギャル”と呼ばれるセクシー美女集団の中の一人でした。
最初は大して目立つ子では無かったです。国分佐智子の方が先にソニーのCMなんかに出てました。
でも釈チャンは、深夜番組にありがちの下ネタの取材ばかりやらされたのです。
それが返って功を奏し、彼女はワンギャルの中では目立つ存在になりました。
しかし、まさか連ドラの主演をやることになるとは、当時じゃ考えられなかったなあ・・・

釈ちゃんの勤めていた雑誌社で、担当していた女性誌が休刊(ま、事実上の廃刊ね)してしまいます。
彼女の異動先はコミック部。何で私がコミックなんか・・・と、超有名な先生のところに原稿を取りに言ったのですが、その先生にはちと事情が・・・

釈ちゃんが頑張ってると、私も負けていられない気になりますね。
ファイト!

それでは今日はこの辺で。
フジでした。
それにしても、今クールは見るドラマが多くなりそう・・・

もう今年最後!?『新春に読む極上ミステリ』!

2007-01-07 00:00:14 | 
おはようございます!『朝刊フジ』編集長は、この企画、ちょうど1年やってなかったんだなあ、と一人感慨にふけるフジでございます。

今、中居正広くんが司会の新ドラマ対抗のボーリング大会を見ています。
1月12日に、向井千秋さんを題材にしたドラマが放送されるそうですが、千秋さん役はあの管野美穂さんが演じられます!
管野さんが宇宙服を着た姿、凛としていて素晴らしいですよ!
是非皆さんもご覧下さい。
ちなみに、私の本の編集者さんが管野さんにちょっと似なんですよねえ。
ん~ん、いいなあ・・・何ちって!
編集さん、『朝刊フジ』見ていないだろうなあ?
それにしても今年も気が多いな、フジ!!
「恋したっていいじゃない!」てな年じゃないんだよ、お前は!

閑話休題。
さあ!ミステリ好きの皆さんもそうでない方も!
あの名物企画が帰って来ました!
フジが面白ミステリを探しては週末のお楽しみとして紹介してきた『週末に読む極上ミステリ』の新春版でございます。
最近私、小説と名の付くものをほとんど読んでおりません。小説の世界に浸るには、毎日が忙しすぎるのであります。ですからせめて、正月くらいは・・・と探しだしたのが、本日ご紹介するこの本です。

リチャード・マシスン『奇術師の密室』(扶桑社、800円)

《ストーリー》
物語は、往年の大マジシャン、脱出トリックで失敗し現在は植物人間状態のエミール・デラコートの視線で描かれる。

エミールの息子、マックスは、エミールの教えを忠実に守り、「偉大なるデラコート」とさえ呼ばれたマジシャンになっていたが、演出が古い、などとマネージャーのハリーといざこざを起こす。
マックスは、感情が高ぶりすぎてハリーと妻のカサンドラを殺してしまう。
保安官も現れ、ハリーの死体を捜す一方、不敵な笑いを浮かべるマックス・・・

《編集長フジの眼》
とにかく設定が凄い!
死体が消えちゃうんです!
マックスは、自分がハリーを殺したことを隠しもせず、しかしながら保安官らに死体はどこにあるのか探させます。しかも死体は、マックス(そして往年のエミール)の部屋”マジックルーム”の中だけにあると言うのです。
丁々発止の推理合戦。
あまりの急展開に、エミールは付いていけません。

よくアメリカのミステリには”死んだと思ったら、まだ生きていた”的なものが見られますが、この小説はそれをとことんまでやってのけます。まさに小説ターミネーターとでも言いましょうか。しかし、これは推理により生死が分かると言うよりも、幽霊がふたたびやってくるかのような、ちょっと雰囲気だけじゃない?という本が多いのも事実。しかしこの本はそれだけじゃない。何層にも重ねて描かれた真相に辿り着くまでは、気を抜くことは出来ません。作者の「読者を騙してやろう」という熱意が、空前絶後のクライマックスを生み出します。そこに至るや、「ホッ」と体中の力が抜けるくらい粘り強いです。

《私的採点》

 ★★★★☆(★5個で満点)

コイツは春から凄い本にぶつかりました。騙しあいはこれくらいやってくれなくちゃね。評価は、4.5でも良かったのですが、正直最後のほうは読んでいて疲れてしまったので4にしました。

『極ミス、懐かしい!』という声も頂いておりましたので、出来ればやりたいのですが、今私はフィクションの中に自分を置いている心理的余裕がありません。ですからもしかしたら今日が今年最後の『極ミス』かも・・・

それでは今日はこの辺で。
フジでした。

30代後半にして、部屋で夜一人で『花より男子』を2時間も見ている私って一体・・・

2007-01-06 00:20:13 | ドラマ
おはようございます!『朝刊フジ』編集長は、ホンにもう来る年賀状来る年賀状が子供の写真入りですわ。めんこいねんけども、みんな同じ顔にみえんねん・・・と、方言ごちゃ混ぜのフジでございます。

いや、今だから言うわけじゃないですよ。
私は最初から、『花より男子』はパート2が作られると思ってました!
やっぱいいよ、井上真央ちゃんは。基本的に本当は大学生なのに高校生役やってるコ、好きですねえ。根拠は無いですけど。
今回はNYが舞台、というのも意表を突いてていい!それくらい強引なことしないと、あの前回のハッピーエンドは何だったの?ってなことになりかねないし。

まあ、男が水飲みながら(酒とちゃうんかい!)少女漫画原作のドラマを2時間以上も見ているって図も、ちょっと気恥ずかしいけど「ああ、私って自由!」という感覚で素敵です。そりゃ、F4とかの設定はちと勘弁ですけど。

ごめんなさい。今回は井上真央ちゃんの魅力について語ろうと思ったんですが、最近のフジはもうちょっと大人じゃないと、例えば小西真奈美ちゃん、というか真奈美さんくらいの年がちょうどつりあうかなあ・・・って、もうただの妄想族だわ。

それでは今日はこの辺で。
フジでした。

明けましておめでとうございます!!

2007-01-01 00:00:11 | 雑記
皆さま、明けましておめでとうございます!
今年も『朝刊フジ』は元日の0時00分から皆さまの元へお邪魔致します。

いや~、聞いてくださいよ。夕べの話。
私、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで』罰ゲームスペシャルを見ていたんです。まあ、良くもあそこまで人を笑わせられるなあ、というくらいのアイデア満載の番組で、私、一人部屋で爆笑していたんです。
しか~し!私は9:30になったら紅白で、絢香ちゃんの『三日月』を聞く予定だったのに、すっかり忘れてしまったのです。
後悔の念にかられながらNHKにチャンネルを変えると、浜崎あゆみさんが出ていました。
私、彼女の歌はそれほど好きなものが無いのですけれど、最近歌っている『JEWEL』はいいなあ、と思っていたので、喜んで聞いていたのです。
ですが、つい数分前までダウンタウンの番組では”絶対に笑ってはいけない”という内容を見ていましたから、どうしても浜崎さんが笑いを堪えているようにしか見えないんです!
紅白には今井美樹さんや、徳永英明さんなど、聞きたい歌手のみなさんがいるというのに、これではみんなが笑いを堪えているように見えてしまう!
私、ダウンタウンは録画いたしました。

紅白では、DJオズマにはやられたという感じですね。あれ、私の視力が悪いのか?と思わず思ってしまう演出。あれって、NHKでやっていいの?子供も見てるよ?誤解しないかなあ。
しかも、事前に流れてきている情報では、パンツ一丁になることを北島三郎さんが激怒!なんて書いてあったのに!まあ、NHKも少しは勉強して、人を楽しませることを覚えた、という感じですね。
しかし、あれで本気で怒って電話してくる視聴者って、やっぱいるんですねえ。

今井美樹さんは、旦那さんの布袋さんとの共演がほほえましかったですね。特に布袋さんが帽子をかぶって、あのヘアスタイルを隠していた所は。

徳永英明さんは、凄く貫禄があって良かった!でも、顔がココリコの遠藤さんに似ているので、『ダウンタウンの~』を思い出してしまうのが難。

個人的には、コブクロが良かったなあ。テレビのCMで、管野美穂さんが出てくるあれを思い出しました。”せっかく忘れたはずなのに、ラジオがコブクロなんて流すから”というコピーが何とも秀逸。私はあれでコブクロを好きになりました。いや、管野さんが好きになったのかなあ・・・って、気が多いのは今年も変わらないなあ、フジ!

それにしても見入ってしまうのはDREAMS COME TRUEです。『LOVE LOVE LOVE』もアレンジを変えるとあんなに曲調が変化するんだなあ。教科書だね、ドリカムは。それに対して『何度でも』はドリカムにしては凡作な気がしました・・・って、昨年も同じ事を書いた気が。デジャヴか?

さっ、もはや紅白は昨年の話です。
今年も前向きに行きましょう。
今年の目標は、
①とにかく本を出す。
②最近疲れやすいのは糖尿か?の疑惑に答えるために、検査を受ける。
そして、
③『朝刊フジ』だけはなんとしても続ける。
ホームページにまで手を出して、風前の灯火がと思われた『朝刊フジ』も、時々書くとアクセスが多く、驚いています。皆さんがいる限り、辞められません!

と、言うわけで、今年もヨロシクお願い申し上げます!
フジでした。