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Parallels 上でのSoftimage 2015の挙動の問題

xsi |2014-05-14
Parallels上でSoftimageをオペレートするというのは過去に散々取り上げてきましたけど、もちろん本格的にモデリングやアニメーション、ライティングの作業をするにはあまりおすすめはしませんけど、起動している環境がMacの時、ちょっと機能を試したいとか、特にICEのツリーの構築を考えたいという時には非常に便利です。
ということで、現在、うちのバーチャルマシンにはSI 2011から2015までの各Softimageが入っております。2011の時代から引き継いだものというわけでは必ずしも無いのですけど、2011年(SI 2012の時代)ぐらいからは軽く引き継いだ環境になっている事と思います。

さて、そんなわけで、今回も嬉々としてあるいは大変な悲しみの気持ちとともにSI 2015をインストールし、ICEのエディタが便利になってるうひょぉとかやっていたわけですが、コンポーネントを触ろうとして問題に気付きます。レクタングルでタグやエッジを選ぶと、そのオブジェクトの全てのポイントやエッジが選ばれてしまう、という問題です。
ログを見ると(球のポイントをタグ付けするためにRectangleのモードで球の任意の範囲を囲ったら)

Application.SelectGeometryComponents("sphere.pnt[*,975]")

となっておりました。*がある事から分かる通り、これでは球のポイント全部がタグ付けされてしまいます。
ということで困ったなぁってTwitterでつぶやいていたら、ある方が素敵に解決方法を教えてくれました。ということで、それをメモっときます。その方法とは setenv.bat に XSI_DISABLE_NEW_PICK=1 という環境変数を書き加える、というものです。その方曰く、2015で選択の反応速度等の改善を施したものの、それを従来の方法に戻すための環境変数ということでした。どうやってこの変数を見つけるんでしょうね(^^)

と言う事で、とりあえずこれまで通りParallels上でSIを触っていけそうです。感謝でございます。
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