日々適当

hibitekitou

XSI6:素敵新機能(What’s New in this Version?より)

cg |2006-12-26
ロトスコープが使いやすくなっています。従来ロトスコープモードのビューでFキーを押しちゃうと、うわぉ、ずれちまったよ、しかも一致するときのビューの状態を保存しとかなかったよ、って事が起こっていたのだけど、その心配がなくなりました。
表示されるイメージのサイズや位置をユニット単位で設定可能です。

選択系の挙動が微妙に便利になっています。
まず、Rectangleで選択するときの挙動。ポリゴンを選ぶとき、従来は、対象を完全に囲まないと選択されませんでした。それがSurround Polygonsってモードとなり、そのチェックをはずすことで、四角形の辺に含まれるポリゴンも選択可能となります。エッジについては、5.11にはその機能があったんですね。知らなかった。

それから、エクスプローラーで、すでに選択されているオブジェクトがある場合、Shiftキーで別のオブジェクトを選ぶと、その2つのオブジェクトの間にあるオブジェクトが全選択されるっての。意外なことに、5.11以前では、必ず前と後ろを指定しないとできなかったわけで、この挙動の変更はありがたいかも。同様に、SelectパネルにあるSelectionで現在選択中のオブジェクト内のプロパティやクラスタにアクセスできるわけですが、そこでの挙動も変更されました。普通に、Shiftキーを押しながら選択する両端を選ぶことで、その間の項目も選ばれます(クラスタを選ぶときに使用かな)。

You can also use Ctrl+Shift to select multiple ranges in the explorer. To add ranges to the selection, Ctrl+click on the first element in a new range and then Ctrl+Shift+click on the last element.
これがうまく動かないんだけど、どっか設定でもありますかね?
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XSI 6:レンダリング設定周りが大幅に変わっている

xsi |2006-12-26
ざっと眺めた印象をば。

従来 Render Option...にまとまっていたものが、Scene Option..., Pass Option..., Render Option...に分散され、それらを一括で扱うためのRender Manager...というパネルが追加されています。

内容は俯瞰すると以前の内容と大きく変わっている印象はないのだけど、見た目というかアクセスする場所が結構変化しているので、混乱するかもしれないなぁ、ってのが正直なところです。
微妙なところもいろいろ変化しているしね。そんな意味では、XSIの2あたりから使っているけど、戸惑う部分が大きい変更って印象です。

とりあえず、軽いシーンをレンダリングしてみた印象として、アウトプットする場所の指定がわかりづらい、ってのがありますね。ってか、新たな書式を覚える必要がある、っていうか。
その代わり、その辺を理解すると、とてもシステマチックにセッティングを行っていける、って印象もありましょうか。

ま、印象の話だけですけどね。

しかし、GUIからレンダリングしているとき、そのレンダリング解像度がモニタ改造を超える場合にレンダリング中の絵が表示されなかった従来のバージョンと違い、それが表示されるようになったのはちょっとうれしい変化です。

それからちょっと気づいた事としては、従来、Z Depthを出すとき、それはZpicで出すものといった感じだったのが、デフォルトの設定が、mental ray Depthっていうスカラー情報なztに変更されています(もちろんZpicも選択可能であり、対AfterEffectsではそっちを利用したほうが、picでカラー情報を吐き出すなら、楽かもしれませんけど。)

ともあれ、想像していた以上の変更が加えられているのではないか、とちょっとドキドキしてきております。
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