日々適当
hibitekitou

QuickTime 7が廃止されたということ

mac |2016-09-24
Windows版のサポート停止に続き、Mac版もmacOS SierraにおいてQuickTime 7に相当する機能が削除されました。
例えば、Switchってアプリケーションがありますが、こいつでAnimationってコーデックのQuickTimeファイルを開くと、El Capitanでは再生されるのですが、Sierraでは画面が表示されません。
下図左がSierra上での表示、右がEl Capitanでの表示。同じフレームを指定しています。



ちなみにこちらのムービーは手元にあったAnimation Codecのファイルということでこちらの素敵ムービー[Junki The Junkie's Junkyard]でございます。ごめんなさい。

これへの対処は頭が痛いですね。もともと何年もかけて予告されていたようなものだから、今更何を言っているんだって言い方も出来ますけど、これはとりあえずSnow Leopardマシンあたりでレガシーじゃないコーデックのものにコンバートをかけておく必要があります。

ちなみにEl Capitanでも7ではないQuickTime PlayerでAnimationコーデックのファイルを開くとコンバート処理が始まりまして、それはSierraでも同様です。一時期良く使われていたSorenson Video 3であっても変換が始まりますんで、Appleが標準でサポートしていたコーデックについては変換の上観ることは出来そうです。

それじゃサードパーティのコーデックを利用しているファイルについてはどうか。例えばOn2 VP3 Video 3.2ってコーデックのQuickTimeムービーファイルがあります。これ、Perianを入れることで、再生をサポートするコーデックが~/Library/QuickTimeに入ってEl Capitanでも7じゃないQuickTime Playerで変換の上観ることが出来ます。
しかしSierraではPerianのインストールは出来るのですがそれを利用しての変換はしてくれないようでした。



探せばSierraで動作するプレイヤーやコンバーターは存在しましょうが、それが分散するのは好ましくありません(OS標準のプレイヤーで再生出来るのが好ましい)。

やはり古い環境で変換を行っておく必要がありますと思った次第です。

対応動画ファイルを拡張する手段が用意されていないように思えるmacOSの動画再生・作成環境ですけど、かつてのQuickTimeのようにプラグインで拡張する仕組みって無いんですかねー。
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macOS Sierra のFinder

mac |2016-09-24
macOS Sierraの細かい新機能の中で個人的に「おぉう」って思ったのがFinderでのディレクトリパスの入力についてです。

macOS 10.12 SierraのFinderで一度入力したディレクトリパスを記録して再度使うオートコンプリート機能が利用可能に。 [AAPL Ch.]

Finderウインドウ上でCommand + Shift + Gで開くファイルパスの入力フォームは、Tabキーを押す事での従来は補完は効いたけどそれだけでした。これが、ポップアップによる履歴の表示選択に対応するようになったのです。これはちょっと便利になったかもと期待しております。



Finderについてはそれ以外に「名前で並べ替えるときにフォルダを上部に表示」ってオプションが追加されていますね。これはこれでありがたい人も多いかもしれません(Windowsのエクスプローラがそんな仕様ですし)。

macOS 10.12 SierraのFinderでは常にフォルダを上部に表示する事が可能に。 [AAPL Ch.]



リスト表示時のファイルのリネーム時の挙動が変わったかもしれません。
El Capitanでは、リスト表示でファイルのリネームをおこなた場合、そのファイルはソート順序の正しい位置にすぐに移動するわけですが、同時に画面のフォーカスもそのファイルに合わせられます。結果として現在編集しているウインドウ内の位置がよく分からなくなりうるという事態が生じます。



同じことをParallels Desktop上のmacOS Sierraで行ってみますと、リネームするとファイルはソート順序の正しい位置に吹っ飛びますが、ウインドウ内のフォーカスは変わりません(リネームされたファイルは選択されたままなので、この状態でReturnキーを押すと(リネームのスタンバイ状態にはなりますが)そのファイルにフォーカスされます)。



これは動作がまっとうになったなと思います。

ということで、微妙によい方向のチューニングが進んでいるなと感じております。
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macOS Sierra を入れられるマシンが無い…

mac |2016-09-24
無いのですよ。
手持ちのマシンでインストール可能なものはいくつかあるのですが、それらのうちメインマシン2台についてはは新規インストールをしたいから、その作業が面倒くさい(特にMac Proはグラフィックカードの問題があり一手間多い)ってのがあり、それじゃサブで動いているマシン達はどうかと言うと、専門職をやらせているマシンどもは動作に不都合が生じると面倒になるってことでやはり上げにくかったりするのです。
そんな時に、遊んでいるマシンが頼りになるわけですが、遊んでいた MacBook Late 2008 は動作対象から外れております。Mac miniは形状が薄くなって以降のモデル(Mid 2010)が対象ということで、ファイルサーバーとしているMac mini Late 2009も対象外。
ということで、サクッと入れて試してみるマシンが存在しません。

というわけで、実環境におけるmacOS Sierraは新MacBook Proが登場してから考えるかなという気分となってきております。(新MacBook Proは当然macOS Sierraでしょうし、それの導入により役割をスライドさせることになる現在稼働させているMacBook Pro達にはその時にOSを新規インストールしましょう。Mac Proはその流れの中に無いのでNVIDIAのドライバが登場し次第入れていいのですが、いかんせん新規インストールをしようとすると面倒くさいのですよねー。)

以上の理由により、とりあえずmacOS SierraはParallels Desktop環境へインストールを行いました。Parallels Desktopの最新バージョンは12ですけど、まだそれにしておりません。でも11でも一応動作はサポートしています(OSの新機能と連携する機能のサポートは12が必要だし、より最適化したドライバのリリースは11では期待出来ないでしょうけど)。

でインストールするわけですが、macOSのリッチな画面遷移エフェクトはちょっと重く感じるわけです。そこでSierraの新機能?「視差効果を減らす」オプションです。アクセシビリティ→ディスプレイの中にその設定項目があるのですが、Mission Control を動作させる時の動きがシンプルになり、Parallels Desktop上でもストレスが減ります。

というわけで、ちょぼちょぼと試していこうと思っております。
(でも動作は完璧じゃないのですね。ハードウェアに依存する部分はもちろん動きませんし、例えば「マップ」を起動すると画面が真っ黒だったりで使えなかったりしますんで)
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聲の形

movie/anime |2016-09-23
映画『聲の形』公式サイト

最初これがアニメショーン映画として公開されるというのを聞いた時、大丈夫かいな、って思ったものです。もちろん制作プロダクションとしての信頼でトップクラスにある京都アニメーションで山田尚子監督ですから、作品のクオリティは約束されたも同然なんですけど、いかんせん非常に評価が高いとはいえ単行本にして7巻に及ぶボリュームが映画の尺に納まるの?って疑念と表面的に見えてくる内容には結構重いものがありましてお客さんついてくるのって考えてしまい、果たして劇場公開作品として成功できるのかなって思ったわけです。

杞憂でした。

全7巻の全ての内容を網羅したわけじゃなく、けれどもうまく取捨選択しアレンジしてまとめ上げている。たぶん原作ファンも安心して堪能できるのではないかと思いますし、原作を読んでいるからこそ感じ入る描写というものもありましょう。

とか原作との比較で書いてみたものの、実はわたくし、小学校時代の部分の描写が流し読むには厳しい私的に苦手な感じだったこともあり、ちゃんと読んでいなかったのですよね。だから最初に観に行った時、原作をほとんど知らない状態で観たもので、文学的な良作でありましたな、ふむ、と思いつつも結構淡々として観ていたと思います。それでも二回目を観に行こうと思ったのは何か感じるところがあったからで、その前に原作を読んでおこうと、全7巻という買うには手ごろな冊数だったこともあって電子書籍で購入し読んだわけです。それで映画を見ると、見え方が少し変わってきます。映画の所々にインサートされる短いカットが、各々のキャラクターのセリフが意味を持って頭に入ってくる。これはよいものだとなるわけです。もちろん、原作を読まずとも何度か観ればそれを感じることが出来たとは思います。

物語部分を抜きにした映像内容も素晴らしいの一言でした。さすがは京アニ、さすがは山田監督です。

そんなわけで、良いものを観たととても満足度の高い時間を過ごすことが出来ましたですよ。多くの人に見てもらえたらいいんじゃないかなぁと思ったりしております。

多くの人にといえば、君の名は。が興行収入100億円超えたそうですね。アニメ映画としては宮崎駿作品だけが達成していた数字だそうです。

シン・ゴジラも含め、よい映画を立て続けに観れたのはとても幸運でした。

ちなみに今後公開されるそんなよい映画候補は11/12公開の「この世界の片隅に」ですな。こちらは上映する箱の数がそんなに多くなさそうなのですけど、必ず観に行きたい映画でございます。これが公開された翌週にガンダム THE ORIGINの完結編が上映されます。今年の楽しみはそんな感じでしょうかね。
んで上映開始1年ぐらいのところでガルパンをもう一回観に行ったりしたいところ。11月はそんな意味で盛りだくさんでございます。
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iPhone 7のおさいふのガラパゴス

mac |2016-09-11
iPhone 7(とApple Watch Series 2)にFelica搭載で日本でもApple Payが使えるようになるけど、それは日本だけでしか使えないサービスで、海外で運用されているApple Payとは互換が無いということが発表後すぐに明らかになりました。故にAppleは世界中で何故かiPhoneの売り上げがいい日本におもねったとか、iPhoneはガラケーになったとか言われるわけですが、以下の記事では搭載しているパーツ自体は世界共通らしいことが述べられています。

新型iPhoneに「日本専用機」が出現したワケ (東洋経済オンライン) [Yahoo!ニュース]
FeliCaではNFC Type Fという技術が決済に用いられる。日本向けのiPhone 7およびApple Watch series2には欧米で用いられているNFC Type A/Bも搭載されているが、内部でリージョンコード(使用地域番号)を切り替える必要があるとのこと。すなわち欧米でApple Payによる支払行うには、リージョンコードを日本以外に切り替えた上で、現地発行のクレジットカードを登録する必要がある。

NFCの国際規格はType A, Type B, Type Fがあるそうで、このうちType FがFeliCaなのだそうです。でもって、iPhone 6s以前のモデルではA,B対応のチップが乗っていたのが、iPhone 7では A, B, F に対応した物が搭載されたかF対応のものが追加されたという事なのでしょう。

NFCの国際規格として2017年4月からA,B,Fを搭載するということが決定されたのが今年の7月の事だったようです。NFCの規格がそのように定まったことから、7月の段階でのiPhoneへのおサイフケータイ対応は来年のモデルからだろうという予想を立てる記事も散見しました。実際、

iPhoneでモバイルSuicaが使えるようになる? - NFC対応スマートフォンにFeliCa搭載という流れ [マイナビニュース]

という今年7月の記事には
そうなると、iPhoneにも現在のNFC Type A/Bだけでなく、Type F、つまりFeliCaが搭載されることになる。その場合、おのずとモバイルSuicaへの対応も期待できる。今年9月に発表するとみられる次期iPhoneには恐らく間に合わないが、来年以降のモデルでは、iPhoneでもモバイルSuicaをはじめとしたおサイフケータイサービスが使えるようになるかもしれない。
としめくくっています。

iPhone 7が従来のチップに加えてType Fのチップ(Felica)を搭載したのか、それともA, B, F全ての対応したチップを搭載したのか分かりませんが(最初の記事だと別々っぽいですか)、今後のNFCの仕様変更に対応した結果、日本でApple Payサービスを開始できちゃったってことなんじゃないかなぁって思った次第です。(だからNFCのデータ処理部分の規格が定まってそれがソフトウェアで対応可能だったら、来年、iPhone 7もソフトウェアアップデートで海外モデルでJRの自動改札を追加できるなんてことになるかもなぁ、とか淡く思ったりしました)

結果として日本での利用にうれしい仕様になったんだからオーライってことです。でも個人的にはVISAが使えないので、iPhone 7を購入する理由にはあまりならない。しかし、iPhone 5以降とペアリングしたApple Watch Series 2を利用しての交通機関や店舗での支払いは可能なようなので、Apple Watchの購入なら可能性が…とか思ったりします。あーでも、腕時計を自動改札の読み取り機にくっつけるってのは現実的じゃないなぁ。
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Appleからの各種リリース

mac |2016-09-08
というわけでMacは出ませんでした。

スペシャルイベントで発表されたのはiOS関係のみ。つまりはiPhone 7とApple Watch SERIES 2。(およびいくつかのサービス)
それらについての感想はといえば、どちらも欲しいという事になるのですけど、iPhone 7については何せ昨年iPhone 6s Plusに機種変している以上、今年も変えるのはちょっとあり得ないので見送りです。

しかして Apple WATCHですけど、お値段以外の要素で購入を躊躇する内容がだいぶ軽減しているということで、購入対象になりうるものなのではないかと考えはじめたりしております。GPS内蔵、耐水性能という部分ですね。問題はバッテリーの持ちですけど、最大18時間という数字は以前のモデル(SERIES 1と呼ばれるようになりましたが)と変わらないようで、買えない理由としてはこれが最大のものになります。でもそれ以外の部分の魅力が増したので、さてどうしようかと考えるぐらいの物にはなってきました。

真っ白のモデルが出ましたけど、税込み4.5万程で買えるようですな(シルバーアルミニウムにホワイトスポーツバンドと勘違いしてた。 セラミックのモデルは125800円〜となりちょっと手が出ない)。

iPhone 7は日本向けの新サービスへの対応が壇上で発表されていました。Apple Payの日本でのサービス開始とiPhone 7にFeliCaを搭載することで、自動改札で精算できたりするようになる。いわゆるおサイフケータイとなりました。この発表の時、スペシャルイベントの会場はシーンと静まり返っておりましたが、日本で利用する人々にとってみれば、なかなかに魅力ある内容ですし、iPhone 6sをもっている人が7にする理由の一番大きな動機になるんじゃないかと推測します。(店舗で利用する為には、日本では今日発表されたモデルを使用しないといけないらしいので Apple Pay - 始め方 - [Apple] ネット利用とかならiPhone 6sでもOKらしい。)

カメラに手ブレ補正がPlusじゃないモデルにもつくようになりましたね。僕がPlusを選んだのは手ブレ補正が理由ですから、これでPlusを選ぶ理由が無くなりました。と思ったらデュアルレンズ仕様となってきました。ズームを利用できるようになったのは、画質に影響が無いのならとてもうれしいし、レンズが二個ついていることによる面白い使い方も将来出てくるかもしれません。まぁデザインがそれによりちょっとかっこ悪くなったとは思いますが。
iPhone以外のスマホではデュアルレンズ仕様の物が存在するそうです。ファーウェイの4月に発表されたモデルはLaicaレンズを二個搭載している事が売りのようです。iPhoneは2つのレンズそれぞれで画角を変えて寄り引き二つの画角を切り替えて撮影する目的が一番大きな売りとなってますが、ファーウェイのは同じ画角のレンズで違う情報を記録するセンサーを搭載し画質向上を売りとしているようです。もっともiPhoneのやつも、2台のレンズ(とセンサー)は常に稼働していて、画質向上に貢献しているようです。

そんなわけで、iPhone 6以下を僕が使っているなら買っていたでしょうが、今回は見送りです。

ワイヤレスイヤホン AirPods も発表してきましたが、こちらは耳にフィットするのでしょうか、というのが真っ先に思ったことです。iPhone付属のイヤホンはどうも耳からすぐに外れてしまうので(それゆえなのか音漏れも激しく評判が悪い)、それと同等のフィット感とするなら、落としちゃいそうじゃないですか。あと、装着した姿がちょっとかっこ悪いのも気になりますなw でもコードがないというコンセプトはとても素晴らしい。また複数のデバイスを切り替えて接続できるようなので、装着した感触がよく、つけたままでも(音楽再生をしていない時に)外部の音がそれなりに聞こえてくるなら、つけっぱなしという選択肢もありそうです。
このイヤホンはW1プロセッサを搭載したのが大きな特徴らしいですが、Beats by Dr.DreからもW1プロセッサを搭載したモデルをリリースするそうです(これはイベント中でも話されていました)。そっちを選んでもいいのかもですけど、ん?ヘッドホンのみか?

そんなことよりですね、イベント後 macOS Sierra の正式リリースが9/21と発表されています。ということで、Macの次のモデルは macOS Sierra がインストールされてくることがほぼ確実となったと思います。これはこれで困る所も多いじゃないかと思いますけど、結果としてそんな人々は現行モデルの購入に走るのか、Apple離れを起こすのか…。
僕がいる業界的にはApple離れが進んでいる印象があるのですが、全体としてはMacの売り上げはそこまで大きく落ちているわけじゃないらしいです(のが歯がゆいところ)。どの辺の人々がMacを買い支えているのか、どの辺の人々が流出しているのか、その辺の調査をだれかしてくれないかなぁ…と思う今日この頃です。で、そんな人々を非難したいw あなた達が買い支えるからAppleは新機種を出さないんじゃないか?って。ほとんど言いがかりですが…
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さて今晩、何が出ましょうか

mac |2016-09-07
日本時間8日午前2時。Appleによるスペシャルイベントが開かれるわけです。
ちなみにこれ書いている今は日本時間7日22時ごろ。この時間、ネット上のApple Storeはメンテナンスに入っているようです。

スペシャルイベントのメッセージが See you on the 7th. だからこれはもぉiPhone 7が出るのは確実だろうというのは、さまざまなリーク画像が流出していることからも想像がつくわけです。
また今回何が出るかという事に関する傍証としてApple Watchが品切れになっているというお話もありました。

さて、何が出ましょうか。

個人的にはMacの新機種が発表されることを期待するわけですが、話題を分散する事はAppleは嫌うだろうし、Macに関する発表は何もないのではないかなぁって何となく思っています。

そんな折、こんな話がネット上に出て来ました。

Apple、「Mac Pro(2013)」に関するサポートドキュメントの一部をアーカイブ化 [気になる、記になる…]

これがMac Proの新型のリリースを予感させるものならいいのですが、あるいはMac Proが消えるのではないかという不安も抱かせる出来事と感じてしまうのが始末に負えません。Appleの特にMacに関する私の信頼は地に落ちていますからね。それでもまだ何とか信じていたいと思いたいわけですが…

数時間後、手放しで喜んでいる私の姿があることを淡く期待しております。
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Mac版Mayaのライセンス

cg |2016-09-07
おそらくMac版に限らない話なのだろうけど、Mac版で起こっていることなのでということで。
以下のリンク先の表題のような問題が発覚しました。

Mac版で参照するライセンスサーバを変更しても、変更前のサーバを参照してしまう [Autodesk Knowledge Network]

このページはボンデジさんのサポートに教えてもらいました。
ホームディレクトリに .flexlmrc ってファイルが作られるのだそうです。ここにADSKFLEX_LICENSE_FILEって値が書かれている…
これが原因のようです。

ということで、確かにそのファイルは私のホームディレクトリに存在しておりました。

例えば既にある ~/.flexlmrc を削除してMaya 2015を起動させると

ADSKFLEX_LICENSE_FILE=/Applications/Autodesk/maya2015:/var/flexlm

という中身の .flexlmrc ができ上がります。これ見ると単純に Maya のライセンスファイルが置かれている場所をADSKFLEX_LICENSE_FILEって環境変数に指定しているだけなんですよね。

ライセンスファイルは /Applications/Autodesk/maya2015 にはありませんので、/var/flexlm を見に行っているのだと思います。そこには Maya.lic という名前でライセンスファイルが存在しており、中身は

$ more /var/flexlm/Maya.lic
SERVER MacMiniSrv.local 0
USE_SERVER

となっております。
ここのサーバーを指し示す部分を書き換えてみます(MacMiniSrv.local→MacMiniSrvTEST.local ちなみにそんなマシンは存在しない)。

$ more /var/flexlm/Maya.lic
SERVER MacMiniSrvTEST.local 0
USE_SERVER

これで起動させると、(その名前のサーバーはネットワーク上に無いから)起動しないけど、いつまでも起動しようと(Mac版だから)DockでMayaのアイコンがはね続けます。やがてタイムアウトしましたが、そこまで結構時間がかかります。
この状態で ~/.flexlmrc を削除します。
それでMayaを起動させようとするとすぐにNetwork License Not Available と出て来ます。
してみると、 ~/.flexlmrc の役割は、というかADSKFLEX_LICENSE_FILEの役割は、たんにライセンスファイルの場所をさししめすって物じゃないのでしょうか。何処かに値をキャッシュするとか?

よく分かりません。

しかして、この値を元にググりますと、licファイルへのパスを示すのではなく、直接サーバーを指定するのがスタンダードのようです。

環境変数 ADSKFLEX_LICENSE_FILE を使用してライセンスサーバを指定する方法 [Autodesk Knowledge Network]

ADSKFLEX_LICENSE_FILE=@server1;@server2;@server3

みたいな。なので、/var/flexlmにあるlicファイルを適当にリネームし(ライセンスファイルを無効にして)、.flexlmrc の中身を

ADSKFLEX_LICENSE_FILE=@MacMiniSrv.local

というようにしてみると、確かにMayaが起動してきました。
もちろん、Maya.env に同じ値を書いてもよいのだと思います。

…これからのライセンスファイルの指定の仕方のスタンダードは何になるのでしょうか。

ちなみに、Maya 2017 は ~/.flexlmrc を削除して /var/flexlm/Maya.lic が存在している状態で起動させると、Network License Not Available となりやがります。Maya 2015ならば起動時に自動的につくられる ~/.flexlmrc は出来ません(起動したならつくられるのでしょうか)。そこで

ADSKFLEX_LICENSE_FILE=/var/flexlm

と書いた ~/.flexlmrc を手動で用意してやります。すると、Mayaが起動してきます。
どうも、ADSKFLEX_LICENSE_FILE が無いとMayaはライセンスを取得できなくなったようです。
2016.5からライセンスの形態の選択はMayaのインストール時ではなく、インストールしたMayaを初めて起動する時になりました。それと何か関係があるんですかね。

よく分かりません。

けど、とりあえずライセンス取得関係の問題が起こった時、~/.flexlmrc に注意するという事は間違いなさそうです(もしくはどこかでADSKFLEX_LICENSE_FILEが指定されているか)。
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MacBook Proがリペアプロテクションプログラムの対象として受け入れられた、らしい

mac |2016-09-03
というわけで画面表示に問題を抱えた MacBook Pro Early 2011 ですけど、Apple Store のジーニアスバーに持ち込みました。
予約をウェブから入れられます。しかし持ち込むのが昨日になったのは、問題が起こってすぐには予約を入れることが出来ないぐらいジーニアスバーがはやっているということなのでしょう。

AppleStoreには予約時刻の10分前についていたのですが、見てもらえたのは予約時刻を20分以上過ぎてからでした。混んでます。
そこからはスムーズです。

修理依頼ということで、診断という処理を行うわけですが、その処理がなんだかとてもスマートでした。
診断用のプログラムを走らせてハードウェアの状態をチェックしていきます。そのプログラムは当然ながら僕が持ち込んだ MacBook Pro には入っていないわけで、だから Apple Store にあるのであろうサーバーから起動させます。
Macは起動時にOptionキーを押しっぱなしにすると、認識されている起動ドライブがリストアップされてきます。今回の場合、Apple StoreのEthnernetケーブルが接続されて、Apple Store のネットワークからNetbootイメージを取得してくるのでしょう。ものすごい数の(各種OS Xや診断用の)Netbookイメージが表示されてきていました。
そこから診断用の物を選択し起動することで、診断ツールが動作するOS?が起動し、数クリックで診断がはじまります。

診断中はちょっと待たされるわけですけど、物珍しさから退屈はしませんでした。
余談ながら走らせていた診断ツールのウインドウのタイトルバーなんかのデザインがMac OS 9的なそれで、低レベルな所で動作するツールの作成には、結構古い時代に作られたものがまだ使われている事に驚いたりしておりました。

そうこうしているうちに、リペアプロテクションプログラムの対象となる症状を発していることを確認してもらたので、修理の手続きがはじまります。

修理完了後にまたApple Store取りに行くのは面倒なので、Apple Storeでの修理ではなく、工場に送ってそこで修理し、修理完了後に自宅へ発送してもらうこととしました。
今回の問題以外の不都合が発覚した場合、そこの修理の為にお金が発生する事になりますが、とりあえず、この問題の解消の為のロジックボードの交換に費用はかからないようです(費用をかける場合4.2万円ほどとられるそうです)。

全部で一週間ぐらいかかりそうな雰囲気ですけど、さて、無料で無事に修理完了となりましょうか。ちょっとドキドキしつつ待ちたいと思います。

なを、今回の機種、MacBook Pro Early 2011 はリリースから5年が過ぎようとしているため、来年になったら修理が出来なくなる可能性があります。
その場合、それでも修理したいのならAppleではなく、修理サービスをやっているApple以外の会社を探すか自分で直すかになりますね。けれどもパーツも手に入りにくくなるでしょうし、修理するには厳しい時代に突入していくことになります。

無事に修理から戻って後に言うべきことでしょうけど、このタイミングで壊れてある意味ラッキーだったのかもしれません。

<追記>
日曜日の宅急便にて、もう届きました。中一日。本当に工場に送ったのか?という早さです。



いまはこんな風に梱包されてくるんですね。下図のようにちょっと大きめの台紙に固定して、はみ出した部分を使って上図のように箱に固定する。



直ってきたMacBook Proは、とりあえず問題なく動いているようには見えます。
ちょっと汚い筐体だったのですけど、ちょろっとクリーニングしてくれたようで、ちょろっときれいになっているのはうれしい限りですね。

なを、ロジックボードが交換されてきたせいなのか何なのか、タイムマシーンでバックアップしようとしたら、以前のバックアップが別のマシンでされたものと言われております。



引き継いでたぶん問題はないと思うけど、ちょっと不安になっちゃいますな。
</追記>
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ソフトウェアアップデートを適用したらディスプレに表示されなくなった

mac |2016-09-02
まぁ正規の構成のMacならそんな問題は起こらないはずですが。

昨日リリースされたOS X 10.11.6用のセキュリティーアップデートは当然ながら再起動を要求し、そして、画面に何も映らなくなりました。
原因はNVIDAのWeb Driverを利用するMac用として売られていないグラフィックカードをさしていたから。再起動することでビデオカードに適したグラフィックドライバのロードを行う司令が書かれたパラメータがリセットされ、グラフィックカードが動作しなくなったというわけです。これはOSのマイナーアップデート時にも起こることなので、そのような時はNVIDAから対応ドライバのリリースがされたことを確認してからアップデート作業を行うことになります。
しかしセキュリティーアップデートと思って油断していました。



このように、Web Driverを選択することが出来なくなってしまいました。つまり画面に何も表示されない状態から脱することが出来ない。
これはOSのバージョンこそ10.11.6と変化ないものの、ビルドナンバーが15G31から15G1004に変わったためで、正式版の最新版のWeb Driverは15G31にのみ対応しているものだったからのようです。

幸いにもネットにすぐに情報が上がってきて、そこにはNVIDAのベータドライバで対処可能な事が書かれていました。

[Solved] Security Update 2016-001 not compatible to Nvidia driver 346.03.15f02 [tonymacx86.com]

というわけで、ダウンロードしてインストールしました。



しかし再起動しても画面に絵が出ません。ベータ版だから設定が慎重になっているのでしょうか。NVIDAのドライバはロードされるけど、基本機能しか使わないような設定で起動する設定がされているようでした。nvram -p コマンドを走らせて見ると



ってな感じで nv_disable=1 という値が書き込まれています。
ということで、ここの boot-args の値を書き換えてやります。sudo nvram boot-args="nvda_drv=1" を実行です。



これで再起動すると画面がうつるようになりました。ベータ版だからどんな不都合が潜んでいるか分かりませんけどね。

ちなみにこれら作業は別マシンから画面共有をして行っています。

このようなイレギュラーな環境を使用している場合には再起動を要求するソフトウェアアップデートには要注意ということを学びました。
朝なんとなくぼーっとした頭で実行した結果が結構やばい事態になってしまい、ホント、焦りましたですよ。

<追記>セキュリティーアップデートがかけられた翌日、NVIDIAが正式に対応したドライバの配布をしてきました。

</追記>
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