日々適当
hibitekitou

Switch というプレイヤー

pc |2016-06-27
QuickTime for Windows のアンインストール指令が各所で出回っているかと思いますが、ProResのmovファイルという一部業界でメジャーなフォーマットを取り扱う時に困っているところも多いかもしれません。
今現在もアップデートが行われているツールについては、例えばAdobeのソフトやThe FOUNDRYのNukeなんかはAppleからライセンスをしてProResを実装しようとしていたり、実装して来ております。

けれども困るのはプレイヤー部分であって、ちょっとムービーを確認したいという時に、実はQuickTime Playerってのはよくできていて、つまり自在に1フレームだけフレームを送ったりとか、スクラブもかなり正確にできたりとか、タイムコードで現在の時間を指定できたりといったことができたものだから、それに代わるツールというものがなかなか世の中にないわけです。

そんな時に知ったのが、Switchというツールです。

Media playback, inspection and conversion tool | Telestream Switch

telestreamって所のアプリで、Mac版はMac App Storeで配布されています。無料で使えて機能を拡張しようと思ったら有償で行うことができるという形で販売されているようです。
んが、無料版の内容で、無料版のQuickTime Playerの代替になりうる内容を持っている感じなのですね(QT PlayerにはPro版がありましたからね)。



タイムコードの確認、自在なスクラブ、1フレームごとのフレーム送り。それらが全て可能でかつ再生に関する内容はQuickTime Playerより高機能です。上図はMac版ですけど、もちろん、Windows版も同じ内容で、Windows版においてはQuickTime Playerよりもはるかに軽快に起動するので、仮にQuickTime for Windowsをアンインストールしていない環境であっても、こっちを使った方が捗るんじゃないでしょうか。



またmxfファイルの再生ができるのも嬉しいですね。

価格体系は$49.99のPlusと$299.99のProがあるようです。
幾つかのことができるようになるようですが、わかりやすところではムービーの書き出しができるようになるところでしょうか。
WindowsでのProRes書き出しをサポートするようですが、ProRes HQ 4:2:2 for iTunes ってのに限られるようです。for iTunesってなんでしょ?

ちなみにこちらの会社、Macユーザ的にはFlip4Macの会社といえば通りがいいですかね。
Mac上でwmvの再生をサポートする同ツールは、(少なくとも僕が利用する範囲においては)wmvが下火になってきている最近ではあまり目立たなくなりましたけど、Mac上で同ファイルフォーマットを取り扱える貴重なツールの一つです。

というわけで、MacでもWindowsでも、映像業界のムービー再生にQuickTime Playerを使っていたところなら、これにリプレイスするのは良い考えなのではないかと思う次第です。
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WWDCキーノート

mac |2016-06-16
遅まきながら。
リアルタイムで見てました。日本時間14日午前2時から2時間ほど。どうせハードウェアは出ないんでしょって思いながら見てましたが、案の定出ませんでした。各種OS全てのアップデートの発表が行われ、その中にはiOSの大きな内容も含まれているから、とても他の発表を紛れ込ませることは出来ない、という事もあったのだと思います。
なもんで、来週あたりこっそり発表してくれてもいいのよ?

基調講演の内容で発表された物は、開発者を意識した内容になっていたものの、一般的にわかりやすいものに、よりフォーカスしていたと言っていいと思いますし、そのような視線で見れば結構面白かったとは思います。

WWDC 2016で見たものは、歴史が動きだす瞬間だった - watchOS/tvOS/macOS/iOSが発表 [マイナビニュース]

このあたりの文章を読んでいると、本当にそう思いますよ。

でも、その基調講演で触れられなかったけど、この後に出てきた色々なドキュメント類(からおこされた記事)にはなかなかに興味を引かれる内容がありまする。次期OS Xでは新ファイルシステム(Apple File System )がサポートされるようだとか。グラフィック周りで(おそらく)OS標準で取り扱えるカラー周りの能力が底上げされているとか。USDファイルフォーマット(たぶんPixar USD)がサポートされるとか。iOSの写真でRAWの取り扱いが行えるとか。

一方でQuickTime周りのAPIが大幅に削減されているらしいとか(movファイルの取り扱いは新しい世代のAPIに移っている)、OpenGLのバージョンに変化が無いらしいとか(GUIの描画にはMetalが使われるらしいとか)、ネガティブに聞こえる話も入ってきます。

開発者にベータ版提供がはじまり、来月にはパブリックベータが出回りはじめることから、うっかりと外に漏れでてくる興味深い話は今後増えていくことでしょう。それは楽しみにしております。

まぁでもそれらが実際に使えるようになるのはまだ数ヶ月先のことですから、それより新ハードウェアを早くですね…

あ、macOS Sierra ですけど、うちでまだ稼働しているMacBook Late 2008のサポートが切られるそうです。まぁ、El Capitanでは、SSDにストレージを変えても動作に若干のつらさを感じる事もあるマシンパワーのものですし、HDDだと正直使い物にならないという状況に陥るものですから、これは仕方ないですかな。
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WWDC開幕はもうすぐ

mac |2016-06-12
日本時間14日午前2時から基調講演が開始されるAppleのイベント、WWDC。今年は何が発表されましょうか。

開発者向けのイベントですから、Mac、iOS端末、Apple Watch、Apple TVのそれぞれに向けてのOSの発表があるだろうと言うのは、予想ですらない確定された事実のような扱いになるわけで、あるいはそれらの上で動作するサービスの発表もあるでしょうが、問題はハードウェアの発表が行われるかですね。

今年のMacのアップデートはMacBookが4月に出ただけで、

Mac Pro:2013年12月
iMac:2015年10月
Mac mini:2014年11月
MacBook Pro:2015年5月
MacBook Air:2015年3月

その他モデルはiMacをのぞいて登場から1年以上が経過しています。
特にMac ProとMac miniは酷い有り様で、PC業界全体から見れば、価格の割にはポンコツと言っていいんじゃないってスペックになってきておりますな。
また、MacBook Proも、2013年モデルあたりからそんなに変化が無い内容となっており(GPUがNVIDIAからAMDになっていたりストレージ性能が向上しているようだけど、それ以外の部分に進歩は感じられない)、やきもきさせてくれております。
ハードウェアの発表はないというのがおおかたの見方のようですが、OS XがmacOSと呼び名が変わるという話もありますしから、macOS世代のMacとしてリリースが発表されるとうれしいです(もちろん、それなりの内容を持った構成のものであることが大前提ですけどね)。
新型が出たらThunderbolt 3を搭載したモデル(ディスプレイも含めて)になるでしょうから、開発者はそれを前提とした開発をしたいだろうという事をかんがみて、新しいMacを発表しませんかね?

Apple Watchも登場から1年以上が経過しているし、それほど売れていないという話も伝わっています(Appleが正確な数字を発表していないようなので、分かりませんけどね)。WWDCではソフトウェア側の話は当然あるんじゃないかっておもいますが、初代モデルへのサポートも含めた今後を示す為のハードウェアの更新についての話があるとうれしいですね(ハードウェアの中身のアップデートが可能とか)。より薄く、一回の充電でより長時間利用できるようになるだけで、ずいぶんと変わるとおもうんだけどねぇ。

iOS端末については、これは次のOSが発表されるのは確実だとしても、それを乗せてたハードウェアがすぐに登場することは無いでしょうから(おそらくソフトウェアはベータリリースといったところでしょうし)、iPhoneやiPadの新型の登場はそれほど期待は出来ないと思っております。iPad Pro miniとか出たらうれしいですけどね。iPad miniサイズのProの内容を持ったもの(Apple Pencilに対応したもの)が登場したら即買いですよ。

tvOS向けの端末、つまりAppleTVは4Kサポートが期待されますけど、これはApple TVの現行モデルが昨年11月に出たばかりってこともあり、あまり期待は出来ないかなぁ。

ソフトウェアについては Metal の更なる進化って方向の話が基調講演に無かったとしてもきっとあるでしょうけど、VulkanやOpenCLへのコミットを是非ともお願いしたいところですが、さて、ありますかねぇ?(あまり希望は持てないんじゃないかっておもったりはします…)。
QuickTimeファイルをMac以外のプラットホームで取り扱うための仕組みをAppleのサポートでもって提供される道筋が示されたりするとそれを利用する業界的にうれしいわけですが、それこそ期待出来ないかな?(QuickTime for Windowsのサポート終了の話題は、映像業界方面でAppleの株を相当下げたと思うんですよねぇ。)

まぁつまり個人的には、仕事で使える、使えるようになると期待出来る、そんな発表を期待したいわけですね。

家電やPC関係そっちのけで車の発表をしてきたら、それはそれで笑えるかなぁ。乾いた笑いかもしれないけど。
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nodebrew インストールメモ

mac |2016-06-04
インストール環境:OS X 10.11.5
Homebrewはインストール済みだったけど、随分と触っていないような気がしたので

brew update

を実行。そのあと

brew upgrade

も実行。インストール済みのパッケージをアップデートもとりあえずしておく。

Node.jsがすでに入っていたらアンインストールしておく(nodebrew以外の手段で入れていた場合。ググればやり方が出てくる。lsbomコマンドを使うらしい)。

で、nodebrewをインストール。

brew install nodebrew

パスを通しておく。~/.bash_profile の Set PATH に $HOME/.nodebrew/current/bin を追加しておく。
.bash_profileが存在していなかったり、Set PATHが存在していないなら

Set PATH = $HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH

の行のある.bash_profileを作成しておく。作成or修正後

source ~/.bash_profile

で.bash_profileの設定を反映させる。
で、Node.jsをインストールしていくわけだけど、その前に

nodebrew setup

を実行しておかないと、インストールがうまくいかなかったのでそれをやっておく。

Node.jsのインストールを始める。

nodebrew ls-remote

でどんなバージョンがあるかを確認し、例えば v0.10.45 を入れたいなら

nodebrew install-binary v0.10.45

とする。Installed successfullyと出たら成功なので、nodebrew list を実行してインストール済みのNode.jsのバージョンのリストを一応確認してみる。v0.10.45がリストアップされてくるはず。で、そのバージョンを使用するように設定するために

nodebrew use v0.10.45

を実行。これでnodeコマンドで実行されるNode.jsがv0.10.45となる。
node -v
npm -v
でそれぞれのバージョンを確認しておく。
-------
動作確認のために、簡易なアプリを作ってみる。適当な場所にディレクトリを一個ほり(TestAppとした)、その中で npm init を実行する。対話に答えていくとjsonファイルができるけど、とりあえずデフォルトのままでいいらしい(最初のname:のとこだけ testapp とした)。
パッケージを入れてみる。node-sqlite3 を入れてみた。

npm install sqlite3

これで、TestApp/node_modules/sqlite3 って階層が作られてパッケージが入るらしい。その上で、例えばこことか[YoheiM .NET] のサンプルスクリプトを動かさせてもらうと(サンプルを dbfirst.js で保存したなら node dbfirst.js)結果が出力されてくるのは確認できた。

さて…
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Compressorをターミナルから使う

mac |2016-06-04
メモ。とりあえず基本的な部分をば。

/Applications/Compressor.app/Contents/MacOS/Compressor -computergroup "This Computer" -batchname [ジョブの名前] -priority [プライオリティ] -jobpath [変換元ファイル] -settingpath [settingファイルの場所] -locationpath [出力先]

computergroupオプションでは、もしクラスタを組んでいるならそのグループ名をつける事になるけど、ローカルで回すなら"This Computer"でいいっぽい。

batchnameオプションはCompressorのGUIの「アクティブ」タブ内で名前として表示されるところ。

priorityは low, medium, high のどれか。優先順位なんだけど、具体的にどれぐらい効いてくるのかは知らない*^^;

jobpathで変換元のファイルの場所を指定します。

settingpathは変換プロファイル。カスタムのプロファイルをつくると ~/Library/Application Support/Compressor/Settings/ に .cmprstng ファイルがあるのでそれを指定すればいいんだけど、Comressorがもともと持っているプロファイルはどう指定すればいいのか分からない…(Compressor付属のプロファイルを使ってドロップレットを作ると、その中に(パッケージの中に) . cmprstngファイルが作られるから、そーいうものなのかもしんない)。

locationpathで出力先を指定します。

という感じで回りました。Compressorであらかじめプロファイルを作成しておくのが良さそうです。
変換元のファイルは連番ファイルでもいいらしい。その場合は連番ファイルの入ったディレクトリを指定する。この時、フレームレートとオーディオファイルの指定もオプションで可能みたいだけど、未確認。

といったところでとりあえず。
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新しいThunderbolt Displayの噂

mac |2016-06-03
Appleの「5K Thunderbolt Display」には内部に独自のGPUが搭載される? [AAPL Ch.]

Thunderbolt 3を介せばGPUを外付けにする事は可能であるし、実際、日本でも販売のはじまったRazer Blade StealthはRazer Coreと呼ぶPCI ExpressのボックスをThnderbolt 3接続することで、ハイエンドと言っていいGPUを外付けとして拡張する事が可能です。
だからディスプレイにGPUを搭載しちゃって非力なノートからも5K表示可能になるよって発想はそうとっぴな物ではないとは思いますし、単にCPUとストレージの乗っていないiMacとも言えちゃいそうです。

というような口調で書いている通り、ちょっと否定的な目線でこの噂を見ています。噂の真偽に否定的ってわけじゃなく、これが事実だった場合の製品コンセプトについて否定的ってことでして。
これは製品をなかなか更新しないAppleへの不信感が主な原因なんですけど、たとえば、発表されたばかりのGeForce GTX 1070やRadeon RX 480を積んできたとして、登場時はそれは素晴らしい性能を期待出来るって事になるかもしれませんが、2年3年と更新されなかった場合に時代遅れな構成となって、しかし(現行Mac Proのように)価格が高いだけの物に成り下がっているんじゃないか、って事ですね。

MacBookのようなマシンから5Kやそれ以上の解像度のディスプレイを利用しようとした時、マシン内蔵のGPUのパワーじゃ足りないって事は理解できるし、そこからケーブル一本で外付けディスプレイと接続させようと思ったら、ディスプレイ側にパワーを持たせるしかないってのは分かりますけど、いかんせん、将来性という部分と(それを必要としない人にしてみると)価格が無駄に押し上がるんじゃないかってところが引っかかるわけです。

(おそらく次期モデルではケーブル一本で5K以上の解像度を出力可能な)Mac ProやMacBook Proのようなモデルからの接続を考えるとGPUをディスプレイに内蔵させるのは無駄だし、GPUパワーを拡張したいなら、それこそRazer Coreのようなボックスが求められましょう。
(MacBookなんかから5Kを表示させるための)パワーを拡張することも出来るけど必要が無いのならその機能無しの状態にも出来る、という構造をスマートに実装してくれたらうれしいですけどね。

まぁGPU使用の有無は選べるって噂内容だから、十分安価に提供されるならあんまり文句はありませんが(で、その時代のGPUにちゃんと更新されていくなら、ね)。
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高尾山

pictures |2016-06-01
代休取れって言われて、今週休めるのは今日ぐらいということで、休みました。で、天気がそこそこ良さそうなので、高尾山に行ってみようかなと。
実は行ったことがありませんでした。

八王子市 16.06.01


高尾山には山登りのコースがいくつかあるようですが、せっかくなので稲荷山コースで山頂に行って、つり橋がある4号路を回って1号路で下山してくるというルートを目指そうと思いました。んが、ケーブルカーの撮影とかしてたら、うっかり6号路に突入してしまいまして。引き返すのも面倒なのでそのまま登ることにした次第です。

八王子市 16.06.01


なんで稲荷山コースにしようかと思ったかと言うと眺めがいいっていうからでしね。6号路は稲荷山コースの下を歩く(谷間を歩く)形となります。つまりは眺めは期待出来ない。幸い、木漏れ日と風がきもちいい日和だったんで良かったけど、どんよりしていたら、別に山登りが趣味じゃないわたしとしては、ちょっとなぁーって気分になったかもしれません。

八王子市 16.06.01


八王子市 16.06.01


山頂までは細いながらも(すれ違う時にどちらかが待たないといけないところが多い)比較的歩きやすい道だったと思いますし、山頂付近は階段がついていたりと、なるほど、初心者に優しいというのも納得です。
ちなみに道を間違えたことで、期せずしてヤマノススメの聖地巡礼みたいな感じになってしまいました。ほぅ、ここで出会うのか、ここがあのシーンかとか、何となく思い出しながら途中から登っておりましたですよ。しかしそれを本気でやっている人 [舞台探訪総研] の準備具合、写真のこだわり具合はすさまじいものがありますな。これに味を占めて三つ峠とか富士山とか霧ケ峰とか谷川岳とは、行きませんよ? や、体重のせいで脚が死ぬのよ、現状だと。霧ケ峰ぐらいならいけるのかなぁ?

山頂到着。

八王子市 16.06.01


この季節ですからね。遠くは見張らせませんでした。富士山見えず。

八王子市 16.06.01


スカイツリーとかも見えず。
ということで、頂上をあとにして下山です。4号路を通ります。
見どころはつり橋、ですかな。

八王子市 16.06.01


1号路に合流し、そのまま下っていきます。

八王子市 16.06.01


こちらの売店。ヤマノススメに登場するだけあって、画像が飾られておりました。

八王子市 16.06.01


ケーブルカー駅付近からの眺め。

八王子市 16.06.01


以降、ひたすら下っていきます。自動車も行き来する道ですから、地面はしっかりと舗装され、歩きやすいと言えばそうなんですけど、あまり楽しい道ではないですね。
金毘羅台園地(387m)からの眺め。

八王子市 16.06.01


八王子市 16.06.01


だいぶ下ったところで、緊急車両の音がやかましく響いてきました。
しばらくすると、消防のバイクだと思うのですけど、それが2台すごい勢いで登っていき、下って登山道入口付近には消防の車両と警察の車両が集まっておりました。滑落事故でもあったのでしょうかね。

八王子市 16.06.01八王子市 16.06.01


まぁ実際どうなのかは現段階では分かりませんが、とにかくものものしい感じでしたな。
それを横目で見つつ、京王線に乗って高尾をあとにしました。おしまい。

八王子市 16.06.01


ということで、シーズンの土日祝日なんかはものすごい人出みたいだし、人気の山という事は聞いておりましたが、そんなに登るのが大変な山ではないし、トイレは充実しているし、売店も充実しているしで、人気なのも納得しました。
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MakeHumanのバグのとりあえずの対処

cg |2016-05-30

さて、先日のOS X版MakeHumanがOS Xのファイル情報を保持するためのドットファイルも自分関係のファイルと勘違いして読み込もうとした結果失敗してロード画面のファイルセレクタに何も表示しなくなる問題ですけど、とりあえずの対処として、都度、そのドットファイルを消してやるってのがあります。

で、そんな時、最近のソフトらしく(そしてオープンソースのツールらしく)自前で機能を拡張できるってのがあります。

設定→プラグイン でロードするプラグインを選択できます。ここで、7_example にチェックを入れてアプリを再起動。


すると、ユーティリティの中に Expampleってタブが出来ていて、GUIのサンプルが表示されます。


これを実現するスクリプトは、アプリケーション本体の中の

Contents/Resources/plugins/7_example.py

です。なもんで、これを開いて見比べて、簡単なGUIのプラグインをつくってやればいいわけですね。
class ExampleTaskView(gui3d.TaskView) の中身を適時いじっていけば簡単なものがつくれそうです。

ということで、フォルダを指定してやって、ボタンを押したらそのフォルダの中の、MakeHumanのファイルと同じ拡張子を持つドットファイルの削除を行う、という物をつくってみます。

初期化時に箱を一つ作るようです。

box = self.addLeftWidget(gui.GroupBox('Del dot files'))

場所の指定はフォルダの選択ダイアログでやればいいわけですけど、このExample.pyにはそれを出す参考事例は入っていないのでした。仕方ないので他のコードを眺めてそれっぽいのを探します。Contents/Resources/apps/gui/guiload.py にそれっぽい記述がありました。

self.fileentry = self.addTopWidget(gui.FileEntryView('Browse', mode='dir'))
self.fileentry.filter = 'MakeHuman Models (*.mhm)'

# Declare new settings
gui3d.app.addSetting('loaddir', mh.getPath("models"))

@self.fileentry.mhEvent
def onFileSelected(event):
        self.filechooser.setPaths([event.path])
        self.filechooser.refresh()
        # Remember load folder
        gui3d.app.setSetting('loaddir', event.path)

ここの部分を丸写し。ただし、つくった箱の中に置きたいので box にたいして addWidget しております。

self.fileEntry = box.addWidget(gui.FileEntryView('Browse', mode='dir'))
# Declare new settings
gui3d.app.addSetting('loaddir', mh.getPath("models"))
        
@self.fileEntry.mhEvent
def onFileSelected(event):
        # Remember load folder
        gui3d.app.setSetting('loaddir', event.path)

これでとりあえずフォルダ選択の機能が出来たように見えます。
続いて、ボタンを押したら、選択したフォルダパス内のドットファイルを削除する処理をつくります。
ボタンは以下のようにしました。あらかじめ、import os でosモジュールをインポートしています。

self.aDelButton= box.addWidget(gui.Button('Delete'))
self.aDelButtonLabel = box.addWidget(gui.TextView('Click After Selecting Directory'))
@self.aDelButton.mhEvent
def onClicked(event):
        tgtDir = gui3d.app.getSetting('loaddir')
        for tgtfile in [ '.*.mhm', '.*.thumb' ]:
                cmd = 'find ' + tgtDir + ' -type f -name ' + tgtfile + ' -delete'
                rtn = os.system( cmd )
        if rtn == 0:
                self.aDelButtonLabel.setText('Success')
        else:
                self.aDelButtonLabel.setText('Failure')

という感じ。findコマンドでドットではじまって拡張子が.mhmと.thumbのファイルを削除する、って内容です。


とりあえず、これで動いているように見えるので、これで放置ですよ。

#!/usr/bin/python2.7
# -*- coding: utf-8 -*-

# We need this for gui controls
import gui3d
import mh
import gui
import log

from getpath import getHomePath

import os

class DeleteDotFilesTaskView(gui3d.TaskView):

    def __init__(self, category):
        gui3d.TaskView.__init__(self, category, 'Delete dot files')

        box = self.addLeftWidget(gui.GroupBox('Delete dot files'))
        
        self.fileEntry = box.addWidget(gui.FileEntryView('Browse', mode='dir'))
        #self.fileEntry.setDirectory( mh.getPath("models") )
        self.fileEntry.setDirectory( getHomePath())
        # Declare new settings
        #gui3d.app.addSetting('loaddir', mh.getPath("modesl"))
        gui3d.app.addSetting('loaddir', getHomePath())
        
        @self.fileEntry.mhEvent
        def onFileSelected(event):
                # Remember load folder
                gui3d.app.setSetting('loaddir', event.path)

        

        self.aDelButton= box.addWidget(gui.Button('Delete'))
        self.aDelButtonLabel = box.addWidget(gui.TextView('Click After Selecting Directory'))
        @self.aDelButton.mhEvent
        def onClicked(event):
                tgtDir = gui3d.app.getSetting('loaddir')
                for tgtfile in [ '.*.mhm', '.*.thumb' ]:
                        cmd = 'find ' + tgtDir + ' -type f -name ' + tgtfile + ' -delete'
                        rtn = os.system( cmd )
                        
                if rtn == 0:
                        self.aDelButtonLabel.setText("OK -- Click After Selecting Directory")
                else:
                        self.aDelButtonLabel.setText('Failure -- Click After Selecting Directory')


category = None
taskview = None

# This method is called when the plugin is loaded into makehuman
# The app reference is passed so that a plugin can attach a new category, task, or other GUI elements


def load(app):
    category = app.getCategory('Utilities')
    taskview = category.addTask(DeleteDotFilesTaskView(category))


# This method is called when the plugin is unloaded from makehuman
# At the moment this is not used, but in the future it will remove the added GUI elements


def unload(app):
    pass
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茨城県北部へ

pictures |2016-05-29
息抜きと逃避を兼ねて、ちょろっと足を伸ばしてきました。
五浦海岸と呼ばれる場所で、岡倉天心となじみ深い土地ということです。興味を持っているなら天心記念五浦美術館 とか見てくればいいのですけど、とりあえず風景写真を撮りたかったので六角堂です。

北茨城市 16.05.29


六角堂越しの風景。そう、六角堂の全体をみたければ、六角堂を目指して施設に入っちゃダメなのですね。その場合は大津岬灯台を目指すと良いようです。
六角堂は震災の津波で流されてしまっており、再建した物なのだそうです。

北茨城市 16.05.29


画面中央の六角堂の左手に登ったところに広場が見えますけど、その場所が下の写真です。

北茨城市 16.05.29


ここまで津波が到達したそうで。
ちなみに灯台はこんな感じの建物でした。

北茨城市 16.05.29


このへんそれなりに景勝地が色々あるようなのですが、地図を見ていたら、ここから大子町まで一時間半ほどじゃないですか。
ってことで、そっちに足を伸ばすことにしたのです(ちなみに大洗も同じぐらいの時間ですけど、大洗を見るには時間が足りなすぎるので)。
高萩まで南下してそこから国道461号線で西進し、大子町に突入です。目的地はこちら。

大子町 16.05.29


旧上岡小学校です。
昨年4月の桜のシーズンに一回行っているのですけど、おそらく、その頃から客層がちょっと変化しているのでしょう。こんな↓注意書きが貼られておりましたw

大子町 16.05.29


校舎内の見学は16時までという事でした。

大子町 16.05.29


もうちょっと遅くまで、夕日がさす時間までやってくれるとうれしいんですけどね。まぁしょーがない。

大子町 16.05.29


管理人さんですかね。おっちゃんが言っていたのは、今年9月から茨城県北芸術祭(pdf)の会場のひとつにこの校舎が選ばれているということでした。11月20日までの会期で、会期末は紅葉のシーズンのような気もしますので、その頃にまた訪ねてみるのも良いですな。

ちなみにこちらに足をはこぶ気になった原因の作品、ガルパンの劇場版のブルーレイが届いていますけど、まだ見れていません。ディスクが二枚ついているから、見るのに結構時間かかるのでしょうけど、早いところ見たいっすなぁ。
でも、水曜日に平和島に行って4DXのエクストリーム上映を体験してきました。グワングワン揺れるもので、頭をイスに何度もぶつけるし、イスからずり落ちるしで、ほどほどがいいかもしれませんねw(でも体験できて良かった。チケット争奪戦に敗れて、劇場の隅っこの席になっちゃったもんで、劇場の真ん中で見ることが出来たらまた感動も違ったかもなぁ)
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MakeHuman 1.1.0のMac版のエラー

cg |2016-05-28
MakeHumanってツールがあります。
人体モデルを生成するツールで、オープンソースで無料で使うことが出来ます。素敵です。



先頃、それのバージョンがちょっと上がって1.1.0となり、出来る事が色々増えました。
それはいいんですけど、データの保存部分で問題が起こっています。主に職場で。

このソフトは、ファイルのロード画面では、指定した階層内の全てのmhmファイルを「ファイルセレクタ」に表示するようになります。



上図はローカルの場所にファイルが存在している状態を示しています。
この階層がネットワーク越しの場所(Linux上のSMB or NFS共有された場所)である時に問題が起こってまして、「ファイルセレクタ」に何も表示されなくなっちゃうのですね。だから編集するためのファイルを選ぶことが出来ず作業を続行できない。
例えばこのフォルダを別の階層にコピーして、そこからファイルをロードしようとすると「ファイルセレクタ」にファイルが表示されますが、そこでファイルを新たに保存(あるいは上書き保存)すると、また見えなくなります。

ってことで、その原因はなんだろうと自宅で確認しようとしてみたのがこのエントリなんですけど、自宅にはLinuxサーバーなぞ存在しません。SMBで問題が起こっていたのだから、OS Xの共有フォルダやWindowsの共有フォルダに対して同じことが起こるだろうと思っていたのでが、問題が再現しないのですな。

んー、ってことはLinuxサーバーの設定の設定の問題ってことでしょうか。
Mac側で書き込み処理を行った時に、MakeHumanが参照しようとしている情報が正しくないものに書き換えられるんだろうと思われますが、それが何なのか…。

ってことで、思いついたのがドットファイルの存在です。
Windowsの共有フォルダがNTFS上にあった時や、もちろんOS XのHFS+の時、Macはファイルを保存する時にドットファイルを作りませんが、それを作ってしまうファイルシステムがありますよね。例えば、FAT32でフォーマットされたUSBメモリとか。

ってことで、USBメモリ上にファイルを保存してそれを開いてさらに上書き保存した上でロード画面を呼び出すと、



症状再現。
その階層をターミナルからのぞいてみると、ドットファイルが出来ていることが確認されます。



そのドットファイルを削除することで、「ファイルセレクタ」にサムネイルが表示されるようになりました。

続いて、既存のMakeHumanのファイルを複製し、そのファイル名の頭に"."(ドット)をつけてみます。
すると、当然Finderからは見えなくなりますが、MakeHumanには表示されてきます。



ということで、ドットファイルな拡張子がMakeHumanのデータを読み込もうとして、でもそれはMakeHumanのファイルではなく、(大ざっぱに言えば)OS Xが作成したファイル管理のための情報だから、MakeHuman的には壊れたファイルとして認識され、読み込むのを諦めるようです。

バグと言っていい感じですかね?

ってことで、とりあえずの対処としては、階層内の拡張子がMakeHumanファイルのうち、ファイル名の頭がドットの物を都度削除してやるって事になりましょうか。
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