季節の花と言葉の花束

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季節の花「芙蓉 (ふよう)」

2017-09-13 04:34:32 | 暮らし
名言名句(2)

「触らぬ神に祟(たたり)りなし」

関りを持たなければ、災難を受けることはない、ということですが、

無難を願う庶民の消極的な生活の姿勢がこの言葉の中にあります。

最も身近な例としては、禁煙の場所で煙草を吸っている者を制止する

勇気です。そういう場所で煙草を吸っている男は、たいてい人相風体

がよくありません。誰だって止めさせたいのですが、「触らぬ神に祟

なし」という逃げ腰がまず意識の中で働きます。うっかり制止しょう

ものなら、逆に因縁をつけられます。場合によると、暴力をふるわれ

ることもあります。ということで、勇気を出せないのです。


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8月より咲いている花「芙蓉 (ふよう)」

開花時期は、 8/ 1 ~ 10/ 5頃。
・ピンク色の大型の花。
 枯れたあとの姿も印象的
     (”枯れ芙蓉”)。

・昔から、「美しい人のたとえ」に
 用いられている花で、 
 美しくしとやかな顔立ちのことを
 「芙蓉の顔」という。


・「酔芙蓉(すいふよう)」
  芙蓉とほとんど同じ形の花だが、
  朝に開花したときは白花で、
  夕方になるにつれて
  だんだん赤くなるという、
  とてもおもしろい花。
  ”酔っぱらって赤くなった”
  とのことで 
  この名前になったらしい。
  ピンク色の「芙蓉」を
  夕方に見ただけだと
  ふつうの「芙蓉」と「酔芙蓉」は
  見分けがつきにくいが、
  朝、白かった花が
  夕方ピンク色になっていれば、
  それは「酔芙蓉」かもしれない。

  「酔芙蓉」写真は上記「写真集」で。 



・「反橋(そりばし)の
  小さく見ゆる 芙蓉かな」
   夏目漱石

 「草とって
  芙蓉明らかに なりにけり」
   河東碧梧桐
   (かわひがしへきごとう)

 「白き芙蓉
  あかき芙蓉と かさなりて
  児のゆく空に 秋の雨ふる」
   与謝野鉄幹
   (よさのてっかん)

(季節の花300より)




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