ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「セトウツミ」、二人の男子高校生の無駄話!それがまた面白い

2016-12-30 17:34:19 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

此元和津也の人気漫画「セトウツミ」を実写映画化。

ほぼ、会話だけのコミック。まさかの映画化。(原作は一部ネットで読める)

そこが面白い。映画にして、観客を引き付けるその話術は確か。

高校2年生の瀬戸と内海。合わせて瀬戸内海(セトウツミ)だが。

内海は、落ち着いたインテリ風、塾へ行く前の1時間半を川べりで過ごすのを信条としている。そこへ、サッカーをしていた瀬戸が割り込んで二人の会話が始まる。

瀬戸には好きな女子高生がいる。だがその子は、内海に気があるらしい。

彼女を挟んでの会話のやり取り。

そして家庭のことも。ここら辺は、いささかシリアス。

小話を、連ねた構成。何故面白いのか。

まず俳優の力。池松の内海と、菅田の瀬戸。

特に大阪生まれの菅田の大阪弁がすごい。池松は福岡出身だが、受けなので、ある程度無難。二人は、高校生を演じるのに無理はあるが、演技とか映画の価値からすると妥当なところか。

監督は、大森立嗣。

75分の商品だがよくまとまっている。


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 根津甚八さん逝く | トップ | 「土竜の唄 香港狂騒曲」、... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本映画」カテゴリの最新記事