おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)
人権映画好き ☆☆☆☆
イギリス・アメリカ合作
1958年、、アメリカバージニア州。
白人と黒人の結婚を禁じていた。
州法のため、ワシントンDCでは、結婚できた。
農園で働く黒人女性と煉瓦職人の白人男性。
妊娠が発覚、結婚しようとなって、ニューヨークで式を挙げ、バージニアで生活していた。
ところが、逮捕され、裁判に。
刑務所入りは免れたが、25年間立ち入り禁止。
やむなく、ニューヨークで暮らす、が、故郷が忘れられない。
妻が、ケネディ司法長官に手紙を書き、そのことから、がぜん話が動き、
長期の裁判の結果、勝利する。
これは実話で、映画は、実際の家とか、裁判所とか、現地で撮影された。(娘が映画の監修に立ち会っている)
で、この映画一方で、夫婦の強いきずなが淡々とえがかれ、人権とはいえ、二人は「愛している人と一緒にいたい」それだけのために戦うのだ。
ラビング(愛)という名前が、示すように。
おかげで、映画に刺激を求める人には不向きな映画だ。
夫婦を演じるのは、「ブラック・スキャンダル」のジョエル・エドガートンと「プルートで朝食を」のルース・ネッガ。