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村上春樹さんアンデルセン文学賞 受賞スピーチ

2016-10-31 08:04:04 | 講演・カウンセリング等

<村上春樹さん>影との共生呼びかけ 毎日新聞

村上春樹さんはデンマークの「ハンス・クリスチャン・アンデルセン文学賞」

受賞スピーチで、「小説を書くことは発見の旅だ」と述べ、

「小説を書く際、予期していなかった自分と直面」し、

「自分の影を率直に」描く感覚を「読者と共有することが小説家の重要な役割だ」

と強調した。

 一方で、全ての社会と国家も自らの「影」と向き合う必要を語った。

「侵入者を防ぐためにどれだけ高い壁を築き」「排除し」

「歴史を書き換えても、結局は自分を傷つけるだけだ」との言明は、

名指しこそしていないものの、欧州への難民・移民の大量移入や、

中東地域をはじめ世界各地で見られる民族対立の厳しさを念頭に置いたものだろう。

 こうした現代文明が迫られている問題に対し、村上さんはまず、

そうした影と向き合うことが解決の鍵となると指摘している。

「影との共生を学ばなければならない。暗い側面と向き合わなければならない」と。

それは、世界の各地で人々が他者を排除しがちな自らの「暗い側面」を直視することで、

初めて他者である「影との共生」へ踏み出していける勇気が生まれることを示しているはずだ。

 これまでも民族紛争やテロ、災害や原発事故などの際、

世界に独自の提言をもたらしてきた村上さん。

今回は、より包括的な表現で現代文明の混迷の本質的な解決の道を

文学的に呼びかけたものといえるのではないか。【大井浩一】

この文章を読んでいて、自分の影というのは自分の潜在意識と即座に感じた。

自分の影、予期していなかった自分の影と素直に向き合うこと。

つまり自分自身を見据える、掘り下げる、無意識との共生

この部分はそうですよね、もっと積極的な自己発見の意味合いがあります。

まあ、それと社会の影、暗い側面と向き合うというのはちょっと差があるように

も思いますけどね。社会の方の村上さんが指摘しているのはダークな部分に

力点があるようです。

それにしても自分自身と向かい合い、そこであらたな自分を認識する。

そこを描く、まさに自己分析の世界です。

村上春樹さんの受賞スピーチ英語原文

The Meaning of Shadows

It was only recently that I read
Hans Christian Andersen's story “The Shadow."
My Danish translator, Mette Holm, recommended it,
saying she was sure I would find it interesting.
Until I read it, I had no idea at all that Andersen had written stories like this.

As I read the Japanese translation of “The Shadow,"
I found it had an intense, frightening plot.
Andersen is known to most people in Japan
as a writer of fairy tales aimed at children,
and I was astonished to find he'd written such a dark,
hopeless fantasy. And a question naturally came to me,
namely, “Why did he feel the need to write a story like that?"

The protagonist of the story is a young scholar
who leaves his homeland in the north and travels to a foreign land in the south.
There something unexpected happens and he loses his shadow.
He is upset and confused, of course,
but eventually he manages to cultivate a new shadow and return safely home.
Later on, though, his lost shadow makes its way back to him.
His old shadow had, in the meanwhile,
gained wisdom and power and had become independent,
and financially and socially was now far more prominent than its former master.
The shadow and its former master had traded places,
in other words. The shadow was now the master, the master a shadow.
The shadow now falls in love with a beautiful princess
from another land and becomes the king there.
And the former master, the one who knows his past as a shadow,
ends up being murdered. The shadow survives,
achieving great success, while his former master,
the human being, is sadly extinguished.

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