昨日のK1特に三崎和雄VS秋山成勲は凄かったですね。
敬称略で失礼!
試合開始、秋山の堂々たる武道家スタイル、それに対して三崎はぶんぶん
腕を振り回して、時々おどけたように見える左右の足で飛び上がり
雰囲気的に秋山の方が正統派、しかもじっくり相手を見て、距離をとり
完全に秋山の距離での頭脳的な入り。
試合が進み、秋山のパンチが入ります、三崎は距離がとれずパンチが
空を切る場面が多い。
これは秋山の勝ちか、ただ、三崎のパンチが当たればこれは可能性が
ありそう。それと三崎のローはヒットしている。
6分過ぎのところで秋山の右パンチがヒット! 倒れこむ三崎に連打する秋山。
だがこの劣勢に三崎は耐え抜き、立ち上がる。
これでほぼ勝利は秋山かなとみんなが思ったはず。
試合の流れ、距離、スタイル全てが秋山の方が上のように思えた。
ラッキーパンチされもらわなければ!
しばらくはお互いに出し入れで信仰。
8分頃、三崎が踏み込んでパンチ、ちょうど距離、これがヒット、
秋山が倒れこむ、そこにうまく秋山の顔面に右の蹴りを叩き込み、
劇的な逆転KOで三崎が勝利を勝ち取った。
ただ倒れているところ勢いで蹴りこれはルール上はどうなるの?
勝負のあやが微妙でしたね。
私は二人の距離を慎重に保っていた秋山が、ダウンを奪ったことで
勝てると思い、勝ちに行ったところで距離が三崎のパンチゾーンに
入ってしまった。
もう少し慎重に時間をかけて勝とうという気持ち必要だったような
気がします。結果を早くだしたくて、勝ちをあせりすぎた感じですね。