どう猛なトラと一緒に救命ボートで大海原を漂流するという少年の運命。
動物園を運営していた父、家族ともども移住する途中、嵐で難破。
家族の中で生き残った、パイ（主人公）が乗り込んだ救命ボートに
シマウマ、ハイエナ、オランウータン、ベンガルトラが乗っていた。
最後に少年とトラだけが残る。それからの漂流生活が・・・トラと漂流した227日
なにかいろいろな事を暗示させたり、考えさせられることが多い映画
それにファンタジー的な画像の素晴らしさ、トラとの戦いのグラフィック等
映像がきれいです。
私の嗜好では本来はあまり好きなジャンルの映画ではないのですが、
何かトラと少年がどういう結果になるんだろうという興味があり、見てしまいました。
本音は「ストロベリーナイト」が見たかったのですが、まだ公開してなくて・・・
でも見てよかったです
幼少期のパイ、
イジメに会ったパイの対処
家族の中で風変りなパイ
トラとの出会い
そして漂流
この話の振り返りと
それぞれの場面に暗示されているいろいろな内容があります。
いくつか紹介すると
・シマウマ、ハイエナ、オランウータン、ベンガルトラは人物を暗示しているのでは・・・
・この「トラ」な何かそれぞれ見る人によって何かを暗示しています・・・
・「人生は捨てること」が大事というセリフ
一番印象に残るのは、ギリギリの暴風雨に翻弄されトラと踏ん張る
そして最後の極限状態になった時に
厳しい試練を与える神に、いろいろ叫び、訴えます
そして最後の彼の言葉が
「生かせてくれてありがとう」と叫ぶ・・・
この気持ちがジーンときますね。どんな過酷な状況でも生まれてきたことを感謝する・・・
最後はどうなるか結末はお楽しみですが・・・
幻想的で、なにか心に残る、元気がわいてくる映画でした。
「神話のような映画」です。 キャリア・カウンセラーＭ 
本年度アカデミー賞有力作品！あなたの“映画観”“人生観”が変わる1本
少年とトラが漂流227日間──希望と感動の物語！
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