masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

東燃ゼネラルと関電、千葉の石炭火力発電所の建設を中止

2017年03月24日 | 切り抜き

東燃ゼネラルと関電、千葉の石炭火力発電所の建設を中止
東燃ゼネラル石油〈5012〉と関西電力〈9503〉子会社の関電エネルギーソリューション(大阪市)は23日、千葉県市原市で計画していた石炭火力発電所の建設を取りやめると発表した。発電所計画の事業性や事業環境の変化をめぐり、両社の見解に相違が生じたためという。



関西電力と石炭火力発電所の新設を計画していた東燃ゼネラル石油の千葉工場=千葉県市原市、東燃ゼネラル提供
http://www.asahi.com/articles/ASK3R5RWNK3RULFA01W.html

 両社は2015年8月、東燃ゼネラル千葉工場(千葉県市原市)の敷地内に石炭火力発電所を建設することで合意し、折半出資の運営会社を設立した。発電能力は原発1基分に相当する100万キロワットで、24年の運転開始をめざし、すでに環境影響評価の手続きに入っていた。

 16年4月から電力小売り完全自由化が始まり、両社とも首都圏での電気の販売を強化している。東京電力福島第一原発の事故の影響で全国の原発が止まったこともあり、石炭火力の安い電気を手に入れて、競争力を高めるねらいだった。

 だが、地球温暖化対策の国際ルール「パリ協定」が昨年11月に発効し、日本も温室効果ガスの大幅削減を求められる。環境省はCO2を大量に排出する石炭火力の新設に難色を示す。排出量取引や炭素税などCO2排出に費用がかかる制度の導入もめざしており、石炭火力の電気が安いとは言えなくなる可能性が出てきた。建設には3千億~4千億円かかるため、東燃ゼネラルの関係者は「投資に見合う利益が得られるか見通せなくなった」と説明する。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。