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なぜ「つわり」には東洋医学なのか⑤

2016-12-13 18:46:33 | 女性の病機

 つわりに効果がある飲食物やツボでよく効いたものを、改めて列記してみます。
・杜仲茶
・しょうが
・裏内庭(ツボ)

これらは、それぞれ生理学的に、いろいろな作用がありますが、共通しているものがあります。
それは、「デトックス(解毒作用)」なんです。

普通、体内の毒素は、肝臓で処理され、尿や便、発汗によって体外に排出されます。
これらの食材やツボは肝臓の機能を活発にしたり、利尿作用、排便作用、発汗作用を促します。

 まず杜仲茶は、肝機能の機能向上効果があることが知られてます。体外からとり込まれたり,内因的に生じた毒性の高い脂溶性物質は,実質細胞の滑面小胞体で解毒され,胆汁中に排出されますが、その機能を活発にします。

 しょうが、ニンニク、ニラ、ネギなどは、利尿、排便、発汗を促進しますが、特にしょうがはその作用が強いことがわかっていて、ほとんどの漢方薬に使われてます。有効成分の、ジンゲロール、ショウガオールなどの辛味成分は、血流を促進し体を温め、発汗させ、利尿を促す作用が認められています。

 そして「裏内庭」というツボは、食あたりの特効穴として古くから使われていますので説明不要と想われます。

 「「おいおい、ちょっと待てよ!解毒はわかったからつわりとどう関係あるのか!」と言われるはずです。

「吐き気と嘔吐が妊娠損失リスクの低下に関連している」という発表に大して、以下のように考える専門家がおられます。

 まず、つわりの吐き気で女性の食事量は減ります。これにより胎児が毒素にさらされるリスクが減少します。結果的に、健全な妊娠が促される可能性があると言うことです。
 これは卓見だと想いました。断食をすると「デトックス(解毒作用)」効果があるのは知られてますし、どんな飲食物も100%体に悪い者はありえません。不純物はもちろん、添加物、など多少の毒性を含んでいるものもあるはずです。 ウィルスや異物が空気と一緒に鼻から入るときに、くしゃみをして防御する反射に似ていますね。

 こう考えると「つわり」は胎児を守るための体の安全装置と言えます。
 逆に言うと、毒素が少ないとつわりも弱くなるので、体内での解毒作用を活発にすればつわりは現症するという理屈になります。

 東洋医学ではつわりを抑制するというより、つわりの原因となる毒素を減らし、つわりを減らすという方法をとっていたわけです。
 なぜ「つわり」には東洋医学かというと、自然で健康的な出産を望んでいる方が多い昨今、東洋医学の考え方も一つの選択肢になるからです。
 ただ日頃から不摂生をしている人が、赤ちゃんを産むときだけ、自然で健康的にしたいというのは、虫がいいと想うんです。やはり日頃から健康的な生活をしてないと、それこそ毒素に汚染されやすくなり、「つわり」で苦しむことになるんじゃないでしょうか。
 そういう意味でもこのブログで自然な健康情報を発信していきたいと想います。


【追記】
 つわりも人それぞれで、嗅覚は過敏になり、あっさりしたものならいいというわけではないようです。 例えば牛乳は基本的に受け付けないが広島のF社のものなら飲めるという方もおられました。牛乳はそもそも牛の赤ちゃんの飲み物なのでお腹の赤ちゃんにとって全く問題ないとは言えません。
 そういう中、F社のものを選んだのは、その妊婦が嗅覚で本能的に、自分の体に悪くないと判断したことが予想されます。なのでうちで買う牛乳はF社のものにしました。

【蛇足】
 つわりのときは、食事を作るとき、気持ち悪くて味見もしないで出されてしまいます。料理が好きとか、結婚前に経験している場合は、調味料、煮え加減など、感でわかるのですが、
 そういう経験もない、嫁さんと結婚した場合は、味が極端に濃かったり、薄かったり、味のないものまで出てきます。
 赤ちゃんを毒から守るのであればいたしかたありませんが、そこでまずいとか言ったときには、こっちが毒舌を浴びせられるのでご注意を!

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