毎月開催している、レオスキャピタルワークスの「ひふみアカデミー(2015年9月の運用報告)」に久しぶりに参加しました。2015年10月1日から藤野英人さんが代表取締役社長に復帰したため、最初に挨拶がありました。
<以下、挨拶概要>
・当社は2003年に私を中心に湯浅、五十嵐と創業した。なぜか。当時の日本にはいい金融商品がなかったから。たとえば、「日本株の投信でいい投信ありますか?」と街でビジネスマンに質問しても答えられないのではないか。
・米国なら「キャピタルのAmerican Funds」「フィデリティのマゼランファンド」、「バンガードのグローバルファンド」といった声がでてくる。
・でも、同じ先進国の日本には(そういう声は)でてこない。そういうファンドができないかと思い、2008年10月1日にひふみ投信を作った。
・ただ、時期が悪かった。リーマン・ショックの後。システム投資をしたあとで残高が減り、財務的にも厳しい状況に陥った。今も大株主であるISホールディングに支えてもらい、7年やってきた。
・ひふみ投信+ふひみプラスのマザーファンドは800億円を超え、日本株ファンドではトップクラスの成績をあげることができている。
・まだ「国民ファンド」になっていないが、10年後には、東京駅で聞いても、10人中半分くらいの人は(ひふみのことを)知っていてほしい。そのためには、成績もよくて、信頼されるファンドになっていないといけない。
・社長をおりてから運用と営業をがんばってきたが、これまで以上にがんばっていきたい。
*毎月1回行われている、運用報告(ひふみアカデミー)の一部はUstream動画配信されています。報告会の一部はアーカイブされていて後から視聴することが可能です。ですので、運用報告の内容については、記載しません。興味がある方はご覧ください→こちら
(→毎月定期的に運用報告を実施。地方在住者にも配慮してインターネット配信をしている点はよいですね。資料もダウンロード可能)
*ひふみのあゆみ(運用レポート)簡易版は こちら から
*藤野さんがアベノミクスの新3本の矢について「矢ではなく的が飛んできた」と言っていたのは笑ってしまいました。