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去年の宇宙関係の話題といえばなんと言ってもはやぶさですが、
無事、地球まで帰還できた陰の立て役者としてソフトウェアがあ
ります。
もちろん、関係者のアイデア、あきらめない努力、事前の準備な
どが成功の大きな要因であることは間違いの無い事実ですが、そ
れらの多くがソフトウェアによって実現出来たという事実もあり
ます。
一番の特徴は殆どの制御はソフトウェアが関係していて、遠くか
らでも変更可能になっていると言うことです。
通常の製品ではお金が掛かるので、遠隔操作でソフトウェアを変
更出来るようにはしていませんが、宇宙でのロケットのように壊
れたらそれでおしまい、と言う環境では、この機能は必須でしか
もロケットとしてはそれほど費用も掛かかりません。
もう一つの特徴はソフトウェアでは在りませんが、低速通信機能
を搭載しておいたことです。「ワンビット通信」呼んでいるそう
ですが、アンテナの方向が定まらない場合でも、情報量を落とし
て根気よく通信が出来たことが大きかったようです。
この二つがあって、はやぶさの状態が把握でき、ソフトの変更に
よっていろいろな危機を脱出できました。
ソフトウェアはうまく活用すれば、品質や信頼性を向上させるこ
とが可能だということを「はやぶさ」は示してくれました。
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