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『いま、会いにゆきます』

2007年05月12日 01時16分12秒 | 映画レビュー
原題 NULL
製作年度:2004年
上映時間:119分
監督:土井裕泰
出演:竹内結子 、中村獅童 、武井証 、美山加恋 、浅利陽介 、平岡祐太
オススメ度:★★★★☆

ストーリー:
秋穂巧は一年前、妻の澪に先立たれ、以来ひとり息子の佑司と2人でつましくも幸せに暮らしていた。そんな梅雨のある日、逝ったはずの澪が森の中に姿を現わす。だが、彼女は生前の記憶を一切失ってしまっていた。それでも巧と佑司は澪を温かく迎え、3人での生活を再び始めることに。そして、巧は彼女に自分たちの恋の歴史を語るうち、互いの間に“二度目”の恋が芽生え、佑司は“二度目”となる母と息子の交流に心から喜んでいた。こうして、彼らの幸せな暮らしは以前と変わらず永遠に続くと思われたが…。



コメント:
前半…というよりほとんどのシーンが淡々と進行し、かなりテンポの悪い内容に思えるのだが、ラスト20分でその悪い印象を全て吹っ飛ばす展開が待っている。とにかくこのラストに全てを注力したと思える映画であった。

ストーリーは、一年前に亡くなった妻(澪)が突然姿を現わし、残された夫(巧)と息子(佑司)と束の間の奇妙な共同生活を送る切なくも心暖まるラブ・ファンタジーである。

梅雨の季節に起こるお話ということもあり、全編を通してほとんどが雨のシーンでどんより感が募りあまり気持ちのいい映画ではない。また妻が姿を現すのも唐突過ぎるし、その理由や謎は全く明かされないまま淡々と話が進む。主演の竹内結子と中村獅童の演技もその雰囲気に合わしたトーンなので、ちょっと間違えば途中で寝てしまうのがオチかもしれない(実際僕の彼女は横で寝ていたし…zzz)。

だが最後まで観ていてよかったと思わせるのがラストの 20分である。実はそのラストまでの内容は巧と佑司から見た視点で、残りの20分が澪の見ていた視点で描かれているのだ。うまく言葉で言えないのだが、それまでの何気ないシーンの全てが繋がったときなんだかとてつもなくうれしいというか心温まる気持ちになってしまった。とにかくそのラストへの話の持っていきかたがとても巧いと思わせる瞬間なのである。家族というものは見えない絆で繋がっており、たとえそれが現実で終わったように思えても、絆さえ残っていればまた別の形で出会うことができる。その一見違った軌跡が本作の一番の見所なのである。

まさかラストにこんな奇跡が用意されているとは思ってもみなかったのでより感動も大きくなったのだろう。ホント途中までは何も残らない作品だと思っていただけにラストで得たものは大きかった。今となっては心からみんなにオススメできる作品だといえる。ぜひ自分の目でその感動を確かめてほしい。
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