美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




越後妻有アートトリエンナーレに行ってきました。十日町、松代を
散策して松之山温泉に一泊。翌日は松之山、松代、十日町と戻るコ
ース。二日目は宿酔で朦朧としていましたが、充実した旅行でした。

野外にあったり、廃校、廃屋と結び付いた作品が多いのですが、写
真で観るよりも実物の方がはるかにいいです。

○作品番号 : 3 バタフライパビリオン ドミニク・ペロー


◎作品番号 : 147 棚田 イリヤ&エミリヤ・カバコフ

棚田にピッタリとはまった棚田。海外の作家が日本の風土の中にこ
んな作品を残しているのがちょっと不思議...

廃校では...

◎作品番号 : 234 最後の教室 クリスチャン・ボルタンスキー+ジャン・カルマン

まっくらな体育館に広がる甘い干し草のかおり、ほの暗い電球の光、
脈々と息づく鼓動、まっ黒いフレーム、透明なケースに横たえられ
た蛍光灯...その場の持つ空気というか、そこからしみ出す記憶とい
うか...それは人のいなくなった学校。でしかないはずなのだけれど...

廃屋は...

◎作品番号 : 232 家の記憶 塩田千春

ホワイトキューブな空間だと(私には)浮き上がってみえる塩田さん
の情念のようなものを、築100年を越える廃屋がしっかりと受け止め
ているように見えました。
# 横浜トリエンナーレ2008の三渓園にも欲しかった...(^^;

廃屋ではこちらも...

◎作品番号 : 28 ストーム・ルーム ジャネット・カーディフ& ジョージ・ビュレス・ミラー

歯医者だった痕跡を残すがらんとした部屋の中に起こる嵐...今年の
エルメスの個展にボートの映像を見せる作品がありました。あの作
品でもこんなことをしたかったのかもしれません。だけど作品の完
成度はこちらの方が断然よかった!

大地と一体になっているこの作品の存在感...

◎作品番号 : 8 胞衣 みしゃぐち 古郡弘


風景の一部になっているこの作品...

○作品番号 : 223 松之山プロジェクト 川俣正



印象に残ったのはその場所と結び付いた作品です。どこにでも持っ
ていける借り物のような作品は妻有の自然に負けてしまうではない
かな。この場所がこれからどんな作品を培養していくのか、とても
楽しみです。

一泊二日では全然観きれないし、川西エリアや津南エリアも残って
いるので、いずれ再訪したいと思います。
# できれば光の館に泊まりたい...

越後妻有アートトリエンナーレ2009 大地の芸術祭

コメント ( 2 ) | Trackback ( 2 )



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コメント
 
 
 
Unknown (Tak)
2009-09-03 07:44:17
こんにちは。

場所に負けて、のまれてしまっているような
場所性を無視したような作品では自然の中に
埋没してしまうだけですね。

廃校・廃屋はそれを防ぐ手段かも。。。

それにしても楽しかったですね〜
温泉また入りたい
 
 
 
Unknown (lysander)
2009-09-04 00:06:18
Takさん
こんばんは

> 場所に負けて、のまれてしまっているような
> 場所性を無視したような作品では自然の中に
> 埋没してしまうだけですね。
そうでした。
福武ハウスが苦戦していたような...

> 温泉また入りたい
いい温泉でした...
次回こちらに泊まりがけで来る機会があったときに、
タレルをとるか温泉をとるか...
究極の選択です!!!
 
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