美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




富岡鉄斎は、渋い...

展示されている書画のほとんどが七十過ぎの作品です。太い墨線で
描かれた横殴りの雨風は『山荘風雨図』...飛雄飛雄(びゆうびゆう)
といった風の音が聴こえてきそうでした...

梅の二枚。『寒月照梅華図』と『梅華満開夜図』。決してきれいな
線ではないのに、そこに華を感じる。冷たい空気が花を研くような、
そんなことが書いてあった。

『観瀑図』は滝を観る風景...白石清泉を描写した作品だそうです。
理由なく絵は描かない。いかにも頑固親父...

『山中読書図』。今の人に罵られても、古哲には笑われない...

数々の残された言葉は力強く、迫力を感じます。八十を越え、国か
ら恩給をもらえて喜ぶ自分を釣り人に例えた言葉...

年をとったら文字通り枯れて、いろんなものから自由になれるので
はないか。学生の頃はそんな風に考えていたのですが、最近はそん
な単純なものではないように思います。

そもそも隠居なんて死語ではないのかと...

近頃、職業人としての自信が揺らいでいるところに、発破をかけら
れた。とりあえず食うために働かないといけないなぁ...なんて考え
ながら、ふて寝...(^^;

富岡鉄斎展 (大倉集古館) 12/16 に終了...

コメント ( 4 ) | Trackback ( 3 )



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コメント
 
 
 
鉄斎と北斎 (とら)
2007-12-21 18:35:43
両者とも70歳過ぎに本領を発揮していますね。
高齢社会の見本です。
がんばらなくちゃ!
 
 
 
Unknown (Tak)
2007-12-21 23:37:05
渋い!
確かに。

こんなじいちゃんになりたい。
絶対になれなそうですが。。。
まず執着を捨てねば。(あこれこれと)
 
 
 
Re: 鉄斎と北斎 (lysander)
2007-12-22 00:49:42
とらさん
こんばんは

> がんばらなくちゃ!
これからもますますっ!
 
 
 
Unknown (lysander)
2007-12-22 00:50:55
Takさん
こんばんは

> まず執着を捨てねば。(あこれこれと)
それは無理な相談なので、最近はこう思うようにしています。
欲がないのはよくないなぁ...(失礼)
 
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