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国家公務員試験の過去問の入手方法 所要金額・時間

2015-05-17 | その他

国家公務員試験の過去問の請求方法を解説します。
総合職(一種)の理系は特に出版社から出ておらず手にいれにくいので
自分で開示請求する必要があります。

今回は「ウェブ上の請求」・「形式はCDR」の場合を説明します。

■必要なお金
①収入印紙 ファイル数×210円(開示手数料)+100円(CDR代)
②こちらから人事院に郵送する郵便代82円×2
③CDRを送ってもらうために人事院に送る切手 140円
以上の合計

※1ファイルには1つの年度における「基礎・専門の多肢選択・記述」が一通り含まれます。
1年度ごと、1つの試験区分につき210円かかることになります。
例えば

・25,26年度の総合職院卒 数理科学・物理・地球科学
・25,26年度の総合職大卒 数理科学・物理・地球科学
・25,26年度の一般職大卒 電気・電子・情報
を頼むと210円×6+100=1360円の印紙が必要です。


■必要な時間
40日程度(開示内容、時期等により変わるかも知れません)

■手に入るもの
各試験の基礎・専門の多肢・記述試験問題のpdfファイルの入ったCDR。
多肢試験については解答がつきます。

■手続き

Ⅰ.開示請求
人事院開示請求電子申請システムの窓口で入力する。
開示請求のあて先は、「人事院事務総局人材局長」です。
「求める開示の実施の方法等」は入力しなくてよいです。

送信すると
到達確認通知画面が表示されます。
その画面から開示請求書(↓)を印刷します。

 



印刷した開示請求書に収入印紙(開示請求手数料)を貼ります。
印紙代は年度によらす試験区分につき200円です。


例えば
・25,26年度の総合職院卒 数理科学・物理・地球科学
・25,26年度の総合職大卒 数理科学・物理・地球科学
・25,26年度の一般職大卒 電気・電子・情報
の場合、3×200=600円の印紙となります。

まあ、用紙に金額が書いてありますからその通り貼ってください。

※前述①の印紙代より少ないですが、残りは後で必要になります。

印紙を貼った開示請求書を郵送で以下に送ります。
〒100-8913
東京都千代田区霞が関1-2-3
人事院人事行政情報センター

しばらく待ちます。ボクの場合1か月程度でした。

Ⅱ.開示の実施方法申し出


そのうち人事院から開示決定通知書と実施方法等申出書が届きます。

開示実施手数料分の収入印紙を
「行政文書の開示の実施方法申出書」に貼る。

「行政文書の開示の実施方法申出書」に、日付・氏名・住所・連絡先や、印紙・切手の金額、
レ点を記入する。(画像参照のこと)



印紙代、切手代は同封の表(↓)を見てください。

印紙代は請求時のものと合計すると上記①と一致するはずです。
印紙は申出書に貼りますが、切手は貼らずに同封して送ります

印紙を貼った「行政文書の開示の実施方法申出書」と切手を
下記に送ります。
〒100-8913
東京都千代田区霞が関1-2-3
人事院人事行政情報センター

これで待っていれば過去問の入ったCDRが届くはずです。ボクの場合10日程度でした。

※200円の収入印紙はスーパーのサービスカウンターなどで比較的簡単に手に入りますが、
10円単位の収入印紙は手に入りにくいです。(発行されていることさえあまり知られていないようです)
場合によっては平日の昼間(9から15時くらい?)に大きめの郵便局に行かないといけないかも知れません。
正直、端数の印紙を買うより、余分に貼ったほうが楽なのですが、余分に貼っても問題ないのかは未確認です。

※開示請求できるのは試験終了の翌日からのようです。

 

数学や物理の過去問と解答・解説を少しずつアップしています。以下のリンクからどうぞ

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2018-05-24 13:58:35
参考にさせていただきました!
料金より多く収入印紙を貼っても問題なく届きましたので、その旨補足させていただきます。

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