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ちろとみっこの秘密の部屋

察する

2017年08月10日 | 早紀


「大変だったでしょ」と奥山さんが言った。入浴を終え、更衣を介助されているときだ。

「私は大丈夫ですよ。本人が一番大変なんじゃないですか」と早紀。

「わかってくれる人はいないのよね」と奥山さん。

ああ、寂しいんだなぁーと早紀は思った。

奥山さんはパーキンソン病で車いす生活を送っている。80代半ばの女性だ。依存心が強く、自分では物事を決められないところがあり、職員からは敬遠されている。彼女の入浴介助は決してスムーズにはいかない。かなり心理的に重荷になる人だ。

早紀は非常勤だから常勤に比べれば負担は軽い。そんな早紀でも、奥山さんに限らず、もう結構!と言いたくなる「重たい」人はいる。だから早紀は常勤はえらいなぁーと思うことがある。早紀にはもうフルタイムは無理。心身ともに壊れる。

そうは言っても、奥山さんの言葉から、常勤の人たちがどういう接し方をしているのかが想像できてしまうのが残念だ。ケアをされる側が抱いている引け目にもう少し敏感であったほうがいいと思う。理想だけど。
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