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政府の高位関係者「F1継続するか悩む」

2011年05月23日 22時47分32秒 | F1韓国GP・運営

「F1=公共事業は無責任な発言」予算のたわごとにも一石。
今年のF1(フォーミュラワン)韓国大会が、予算と国家支援不足などで難航している中、政府の高位関係者がF1大会の継続させるかどうか深刻な悩む必要があるという爆弾発言をした。事実上の大会中止を要求したとも解釈され、波紋を呼ぶ見通しだ。

また、チョンナム道の『F1予算のたわごと』にも一石を投じて、残りの大会推進にも少なからぬ困難が伴うとみられる。

ユ・ソンゴル企画財政部第2次官は23日、チョンナム道庁ソ・ジェビル室で開かれた地方財政協議会で、決心したようにチョンナム道F1への政府の立場を直接的な口調で表した。

ユ次官は「2009年以降のF1大会の進行状況をずっと見守れば、これは国家事業ではないということは確かだ」と述べ、「5000億ウォン近い事業であり、残りの大会がすべて終わる7年後にはロイヤリティーだけで800億ウォンに達するなど、これを公共財的事業だと主張するのは無責任な発言」と述べた。

続いて「(F1大会と関連して)チョンナム道の財政当局が顔を突き合わせて悩まなければならないとき」とし「特に、公共事業として国費を要求する前に、これから残りの大会を継続して推進するかについて率直に検討しなければならない」と強調した。

ユ次官の同日の発言は、協議会の終わりの『F1はいかに推進されてきたのか』とキ・チェブ局長の質問に、F1組織委員会某幹部が、「当初、株式会社を中心の収益事業として出発したが、その株式会社はプロモーターの性格を残したまま、残りはすべて組織委員会に移管されるなど、公共財的な性格に変わったの側面がある」と明らかにすると、このような発言をした。

国費のサポートについても不満を隠さなかった。ユ次官は、「F1サーキットの建設費3400億ウォンのうち(プロジェクトファイナンスで調達した1640億ウォンを除く)1760億ウォンの30%にあたる528億ウォンを支援しており、追加の建設費1000億ウォンのうち200億ウォンも今年の予算に反映させた」とし「(政府としては)するべきことをすべてやった」と明らかにした。

この日の発言は、政府の金脈を握って国庫配分の重要な役割をする主務省庁の関係者の口から出たものであり、F1に死活をかけているチョンナム道としては衝撃が少なくないと予想される。

また、昨年の初大会以来、F1の運営主体を大幅に交代して大々的な構造調整までする一方で、国が主導するいくつかの海外F1大会を例にあげて政府レベルの支援を粘り強く要求してきたチョンナム道の立場とはかなりの部分かけ離れたもので、『F1の資金不足』ば一層深まるものと見られる。

特に、6日、国の政策調整会議の議題に上がったF1予算支援とサーキットの敷地の譲渡譲受の問題で、譲渡譲受の問題だけ今月26日に文化体育観光部と農林水産食品部次官とで議論されるなど、予算の問題はフォローが遅れている中で出てきた公式発言で危機感を加えている。

これに対し、チョンナム道関係者は「原論的な発言だと思う」とし、「次官会議のなどでフォロー策を議論中で、政界でも支援の動きが活発なだけに、最大懸案の予算と譲渡譲受の問題も肯定的に解決されると思う」と話した。


ソース:Yahoo韓国ニュース
2011/05/23 14:28


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