久々に「おえかき」をしてみました。 阪神タイガースの原口文仁選手です。 描いたのはこの1枚だけで、後はネット画像を流用させて貰いました。 | |
プロ野球は、セパの交流戦が終わり、今日からリーグ戦が再開します。 32勝36敗3分で4位の阪神タイガースは、7.5ゲーム差をつけられている首位・広島カープとの対戦だそうです。 | |
チームとしての状況はともかく、金本監督の「超変革」路線は楽しみです。高山・横田・北条・板山・・・、去年までは名前も知らなかったような若手選手が次々と出て来て、その度に活躍します。その分、そうした活躍が長く続かなかったりもするわけですが、別格と言ってもいいのが原口選手だと思います。 | |
原口選手は、1992年3月3日生まれの24歳。 2009年、帝京高校3年のときに甲子園出場、ベスト8。ドラフト6位で阪神に入団、背番号52。 2012年、腰痛で戦線離脱。シーズン終了後、自由契約を経て、育成選手登録、背番号128。 2016年、シーズン途中(4月27日)に、支配下登録選手に復帰、背番号94。 支配下登録と同時に一軍登録され、当日の読売戦に代打で出場、捕手として守備に就いた後、安打を放ちます。このとき、ユニフォームが間に合わず、山田コーチ(背番号82)のものを着用しての出場でした。 | |
阪神の捕手と言えば、大卒3年目の梅野隆太郎選手がレギュラーになるだろうと思っていたんですよ。でも、プロ12年目、オープン戦で好調だった岡崎太一選手が開幕スタメンということになりました。これも、「超変革」のひとつだと言っていいと思います。 そうして始まったシーズンも1ヶ月が過ぎたところで、その前日まで育成選手だった原口選手が支配下登録・一軍登録され、コーチのユニフォームを着用しての出場ということになったわけです。カエサルは、正直なところ、「イロモノ?」なんて思ってしまいました。 この試合、読売11-1阪神というワンサイドゲームでした。だからこそ、原口選手に出場機会があったと言っていいと思います。そんなこんなを考えると、読売ジャイアンツのみなさん、ありがとう・・・なんて言いたくもなってしまいます。 | |
今年の原口選手の活躍をまとめてみたいと思います。 4月27日、一軍戦初出場、初安打。 4月28日、初打点。 4月29日、初先発。 5月 4日、初本塁打。 5月19日、初サヨナラ安打。 5月の月間打率.380、5本塁打、17打点。セリーグ月間MVP。 6月20日現在、オールスター中間発表、セリーグ捕手部門1位。 | |
6月23日現在の成績としては、42試合・153打席で、打率.344、6本塁打、21打点ということになります。このまま規定打席数に達すれば、セリーグの首位打者ということになります。 | |
阪神ファンとしては今後のさらなる活躍を期待しちゃうわけですけど、そういうことを抜きにして、ついこの間まで育成選手だった人が・・・というシンデレラストーリーに心を躍らせています。 | |
ちなみに、原口選手の今季の年俸は480万円だそうです。 広島の黒田投手(6億円)、オリックスの金子投手・ソフトバンクのサファテ投手(5億円)の100分の1未満ということになります。 この世界、なんか、本当に凄いですよね。 | |
でも、その後の活躍については、もう、唖然としています。