11月29日(火)に行った松ヶ丘河川公園、後半です。 | |
いったんは飛び去ってしまったカモたちですけど、しばらくすると寄って来ます。煎餅をこぼしたりすると、岸に上がってきたりします。 でも、一斉に飛び去ってしまいます。 でも、また寄って来たりします。 そんなことを何回か繰り返しました。 | |
この日、カエサルが来たとき、松ヶ丘河川公園には誰もいませんでした。カエサルが帰るまで、誰も来ませんでした。 | |
いつもなら何組かの人たちと御一緒するんですけど、この日のカモたちはカエサルだけに反応したということになると思います。 | |
川の中腹のあたりで、水鳥たちが騒いでいました。 | |
何をしているのかわからなかったんですけど、こうして写真を見てみると、エサをくわえた水鳥(オナガガモ)を他の水鳥たちが追いかけているようです。 | |
そうした水鳥たちの中に、オオバンを発見しました。秋田県横手市でも見ているんですけど、今年、松ヶ丘では初めてです。 | |
カモたちは、人に近づくのが怖いんだと思います。たぶん「本能」です。 でも、エサがもらえるかもしれないと思うと、近寄ってしまうんだと思います。これは「学習」ということになると思います。 相反する気持ちがせめぎ合っているんじゃないかと思います。 | |
そうしたせめぎ合いに勝ったのか、負けたのか、オナガガモのうち何羽かが先端を切り、何羽かがその後に続きます。大半のオナガガモは、その後方に群れをつくって、躊躇しているという感じです。 キンクロハジロは、そうした群れの中に混じっているという感じ。カルガモは、群れの外側にたむろしているという感じです。恐怖心が強いんだろうと思いますけど、集まっているところには集まってしまうという習性なんじゃないでしょうか。たぶん「本能」だと思います。 時間が経てば、後方にいるオナガガモも、キンクロハジロも、カルガモも近寄って来るんじゃないかという気がするんだけど、そうなる前に、先端にいたカモたちが飛び去ってしまいます。 | |
ある一羽が恐怖心に負けて飛び去ろうとすると、他のカモたちも追随しちゃうんでしょうね。これも、みんなと同じ行動をするという習性なんだと思います。「本能」だと思います。 いつもだと、先端の群れの中にはオオハクチョウがいます。オオハクチョウはヒトに対する恐怖心が弱いんだと思いますけど、すぐに寄ってくるし、ちょっとやそっとのことで逃げようとはしません。そういう存在が群れの中にあると、一斉に飛び去るなどということも起こらないんだと思います。 | |
マガモも撮ったし、オナガガモとも遊んだし、さあ帰ろうかなというところで、白鳥がいることに気がつきました。逆光だったし、最初はよくわからなかったんだけど、オオハクチョウです。 | |
オオハクチョウのオッカケを始めたら、ハクセキレイが現れ、スズメが現れました。さらには、ダイサギが飛び立ったりしました。 | |
ダイサギは、もっと慎重に近づいていれば、飛び立つ前の姿を撮れたんじゃないかと思います。でも、ハクセキレイやスズメに足止めされ、その度にオッカケを再開したので、けっこう急いでいたんですね。不注意でした。 | |
今度こそ本当に帰ろうと思ったところで、オオハクチョウの群れを発見しました。お父さん、お母さんと子供たち・・・という感じでしたね。さっきの一羽だけのオオハクチョウとは別グループなんだと思います。 | |
川の中腹のあたりを、あっちに行ったり、こっちに来たりしていましたけど、川岸の方には来てくれない感じでした。 帰ることにしました。1時間足らずの滞在ということになりました。 | |
最後になってオオハクチョウたちの姿を見ることができたけど、ヒドリガモやホシハジロに遭うことはできませんでした。 鳥インフルエンザという存在があって、万が一のヒトへの感染、万が一の突然変異、万が一のパンデミックということを考えると、しかたがないのかなとは思うのだけど、年々淋しくなります。 | |