カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

■藤井聡太さんを描いてみました。

2018年01月15日 | ☆おえかき    

 藤井聡太さんを描いてみました。
 史上最年少でプロ棋士になり、デビュー戦から29連勝したということで話題になった方です。まだ中学生なんだそうですけど、将棋のことをほとんど知らないカエサルでさえ名前を知っていました。
 昨日は、名人と対戦し、勝ってしまいました。


 将棋の公式戦として「朝日杯オープン戦」という大会があることなど知らなかったんですけど、その本戦・2回戦で藤井さんと名人との対局があり、ネットでライブ中継しているというので覗いてみることにしました。
 カエサルは、将棋のルールは知っています。各駒の動き方とかはわかるし、二歩がダメだということも知っています。でも、定石とか戦法とかのことはさっぱりわかりません。
 そんなカエサルが将棋の対局を見たところで面白くとも何ともないだろうと思っていたんですけど、これが、なかなか面白かったのです。


 いわゆる「大盤解説」もそれなりに面白かったのだけど、ちょっとレベルが高くてついていけないというところがありました。
 でも、ライブ画像とは別に盤面が表示されていて、それまでの展開を遡って見ることができます。これは面白かったですね。
 上の画像は、14手目です。ここまでは後手が先手と同じ差し方をするという展開で、面白いと思いました。そんなことを面白いと思うなよとおっしゃる方がいらっしゃる方かもしれませんけど、ただ対局を見ているだけだったら、そういうことさえわからなかったと思います。
 15手目は「横歩取り」です。そういう言葉を覚えたのは、対局が終わった後、いろんな記事とかを読んでいるときの話で、対局中は、何が何だかさっぱりわかりません。でも、どちらが優勢なのか、2人の解説者で意見が分かれたりして、そういう話を聞いているのは楽しかったです。


 この大会は、公開対局ということでした。対局自体は別室で行われているみたいなんだけど、その様子が会場に映し出され、同時に大盤解説が行われるというスタイルのようでした。
 その様子がネットでライブ中継されていたわけですけど、画像はほとんど大盤解説のところでした。もうちょっと対局中の様子を映してくれてもよかったんじゃないかと思います。


 将棋界にはいくつかのタイトルがあり、その中で最も格式の高いのは「名人」であるということは知っていました。プロ棋士のスタートが「四段」であるということも知っていました。でも、名人が佐藤天彦さんだということは、このとき初めて知りました。2016年に名人となり、2017年も防衛された方だそうです。
 四段が名人と公式戦で対局するというのは凄いことなんだという話を聞き、そうなんだろうなと思いました。四段が名人に勝ってしまったとしたりしたらとんでもないことになるわけですけど、局面が進むに連れ、そうなってしまいそうな気配が漂ってきました。


 先手の藤井四段が121手目を差したところで、佐藤名人が投了しました。四段が名人に勝ってしまったということになります。ものすげーというか、とんでもないというか、そういうことなんだと思います。朝日杯での次の対戦は、準決勝、羽生善治永世七冠との対局だそうです。
 カエサルは「屋上屋を重ねる大活躍」という言葉を思いついてしまいました。

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