史上最年少でプロ棋士になり、デビュー戦から29連勝したということで話題になった方です。まだ中学生なんだそうですけど、将棋のことをほとんど知らないカエサルでさえ名前を知っていました。
昨日は、名人と対戦し、勝ってしまいました。
カエサルは、将棋のルールは知っています。各駒の動き方とかはわかるし、二歩がダメだということも知っています。でも、定石とか戦法とかのことはさっぱりわかりません。
そんなカエサルが将棋の対局を見たところで面白くとも何ともないだろうと思っていたんですけど、これが、なかなか面白かったのです。
でも、ライブ画像とは別に盤面が表示されていて、それまでの展開を遡って見ることができます。これは面白かったですね。
上の画像は、14手目です。ここまでは後手が先手と同じ差し方をするという展開で、面白いと思いました。そんなことを面白いと思うなよとおっしゃる方がいらっしゃる方かもしれませんけど、ただ対局を見ているだけだったら、そういうことさえわからなかったと思います。
15手目は「横歩取り」です。そういう言葉を覚えたのは、対局が終わった後、いろんな記事とかを読んでいるときの話で、対局中は、何が何だかさっぱりわかりません。でも、どちらが優勢なのか、2人の解説者で意見が分かれたりして、そういう話を聞いているのは楽しかったです。
その様子がネットでライブ中継されていたわけですけど、画像はほとんど大盤解説のところでした。もうちょっと対局中の様子を映してくれてもよかったんじゃないかと思います。
四段が名人と公式戦で対局するというのは凄いことなんだという話を聞き、そうなんだろうなと思いました。四段が名人に勝ってしまったとしたりしたらとんでもないことになるわけですけど、局面が進むに連れ、そうなってしまいそうな気配が漂ってきました。
カエサルは「屋上屋を重ねる大活躍」という言葉を思いついてしまいました。