Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

冬の北陸 4 永平寺

2012-02-09 20:33:07 | 国内旅行
1月22日

 朝食をいただいて宿をチェックアウト。
最寄りの三国港の駅までは徒歩5分ほどだが、宿のお父さんがその先の三国駅まで車で送ってくれる。

  
三国と福井の間を走るえちぜん鉄道は一両のみのワンマンカー。畑や人家の間をのんびり走る。
 3つ目の「あわら湯のまち駅」で下車して、ここからは京福バスに乗って一時間。

 福井で最も有名な曹洞宗の大本山、永平寺に到着。
下界にはまったく雪がなかったが、山の中に入ったこの境内にはさすがに雪が残っている。

 バス停の前の土産物屋に荷物を預け、同じバスで到着した大勢の参拝客と通用門の入り口へ。
  
すると中には券売機が並び、その先で靴を脱いでポリ袋に入れたらそれをぶら下げて参拝の説明を受ける。
日曜のせいだろうか、あとからあとから参拝客がやってきて大盛況。自分もその一人ではあるが、静かな禅寺のイメージは早くもここでぶち壊れる。

大勢の人とぞろぞろと、まずは平成6年にできたという真新しい傘松閣へ。
  
参拝者の研修のための大広間だそうだが、天井一面を覆う華やかな花鳥画は昭和5年のもの。
 正面に飾られた貫主のお写真もなんだか景気がよさそうだ。

この新しい建物を出ると、その先はすべて屋根で覆われた廊下と階段でお堂がつながれている。
  
床は噂に違わずピカピカ。しかし外に面した廊下もぶ厚い透明ビニールシートで覆われているので想像していたほど寒くない。

このすべりそうな階段を登っていくとなんだかあっけなく一番奥の法堂についてしまった。
 
中では若いお坊さんたちが法要の準備だろうか、いろいろな備品を運んでいるが、その所作が細かく決められているらしく、見ていると実に面白い。

この寺には200名ほどの修行僧がいるそうだが、すれ違うお坊さんたちはみな見るからに若く、色白のメガネくんばかり。ここの修行がどのぐらい厳しいのか、細かい所作以外にはあまりわからない。

  
法堂の表から寺の景色を眺める。思ったほど大きくないし、雪も少なくてちょっと肩すかし。 

法堂の脇にある承陽殿は曹洞宗の開祖、道元を祀るところ。
 
この建物は1881年に改築されたもの。

 大庫院は台所だが中は全く見られず。
ただ奥の方からはなにやら大きな声で叫ぶ声がわずかに聞こえて、覗けないのが実に残念。

 永平寺で現存する一番古い建物は1749年に建てられたこの山門。
寺の始まりは1244年と古いのだが、お堂は何度も焼けて古い建物が残っていないとは知らなかった。
この山門をくぐれるのは貫主と、修行僧の場合は修行に入る時と終了した時の2回だけなのだそうだ。
  
門の両脇には修復されたばかりで華やかな四天王。二階には五百羅漢が祀られているそうだが、これも見ることはできず。

  
中雀門やら浴室を廊下から眺めたらもう出口に出てしまった。

雪に埋もれた禅寺として期待していたものに比べるとなんだかあっけなく、人が多すぎて寺と言うよりは観光地だったというのが正直な感想。異常に雪の少ない日曜日に訪れたのがいけなかったか。
いずれにせよ修行の邪魔をしているのは我々で、申し訳ない気もする。

永平寺からの帰りのバス停は土産物屋街を通った先にあって、こんなところも俗っぽくていささかせこい。

 到着した福井駅は金沢駅の立派さに比べると地味なもの。
駅前も地味な感じだが
 ここで食べたおろしそばとセットのソースカツ丼がおいしかった。
薄くて脂身のないカツは衣が非常に細かくて上品、かかっているソースはウスターソースに甘みを加えた感じ。ご飯の上にはカツの他に何も乗っていないが、これは普通の卵とじよりずっといい。

東尋坊と永平寺はいささか期待外れだったが、ソースカツ丼を食べにまた福井に来たいかも。
しばらくソースカツ丼にはまりそうだ。


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ソースカツ丼 1749年 1244年 おろしそば 1881年 メガネくん えちぜん鉄道 ワンマンカー あわら湯のまち駅 チェックアウト
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2012-02-10 14:36:30
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