Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

「春日大社 千年の至宝」展@東京国立博物館

2017-02-24 15:33:11 | 機内食・映画・美術展
昨秋にもとめた年間パスポートを活用すべく、東京国立博物館へ。

 現在平成館で開催中なのは「春日大社 千年の至宝」展
昨年が20年に一度の「式年造替」だったので、それに合わせて平安時代からのお宝を公開しているもの。

午前中に行ってみると、入口で記念品をくれた。
 「竹柏(なぎ)」という神聖な木の葉のシールだそうで、プレゼントは今週だけのようなので一応ラッキー。

展示は奈良と言えばの鹿の工芸品やら曼荼羅に始まって、国宝、重文だけでも100点以上と言うスケール。
春日権現絵巻の鎌倉時代のオリジナルが一巻出ていたのが自分的にはハイライトだったが、後は時代時代の工芸の粋が集められていて、特に刀や鎧の奉納品がいかにも神社らしく豪華。

計算違いだったのは、少し前にNHKの番組で複製品の制作を見せていた「金地螺鈿毛抜形太刀」の展示が2月19日で終わってしまっていたこと。
 
写真はネットより拝借

複製と言えども人間国宝級の職人たちが時間をかけて作り上げ、完成後は神様に捧げられた、その下げられたオリジナルが見たかったのだが、一足遅かった。

それでも展示品が多く、見終わるのに時間がかかったが、神社の場合は神様のお姿はなく、その点仏像というわかりやすい形のあるお寺に比べると漠然としていてつかみどころがない。
神仏習合なんて考え方が出てきたのはそのせいではないか、と本地垂迹の仏像が出てくるとほっとしたりするのが我ながらおかしかった。

最後はここだけは撮影が許されている灯篭の写真を撮らせていただいたが
 
今やこういうサービスは博物館でも必須かな。

さて、展覧会を見終わるとお腹が空いた。
上野のエスニックでも食べに行こうか、と考えていると、博物館の敷地内におもしろいキッチンカーが出ている。
 
「エジプトめし コシャリ屋さん」とは珍しい。車内の関西アクセントのお兄さんと話すと、なんでもコシャリが受けそうだと思いついてエジプトにまで修行に行ったのだそうだ。
コシャリを知っている、というと喜んでいたが、チキンがおいしそうなのでコシャリ・ランチの方をお願いして、風が吹くが日当たりのいい博物館の中庭で早速いただく。
 ご飯の方には少しパスタが入って酸味の効いたトマトソースがかかっているだけ。豆類が入っていないのであまりコシャリという感じがしないが、3切れも乗ったチキンがターメリックなどのスパイスが効き、柔らかくてとてもおいしい。ボリュームもあって、これで750円では申し訳ないほど。

東博の中庭にはいつもおもしろいキッチンカーが出ている。
次は何が来るかな。 


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コメント (2)
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