健康食品№1 「小田原名産 精選白梅干」

「医者を殺すにゃ刃物は要らぬ。一日一粒の梅干があればいい」との諺があります。梅干で健康を得たい方の為のページ。

良い眠りに大切なこと その2

2018-02-24 16:52:51 | Weblog
 前回は「睡眠時間7時間±30分」確保しましょう。と言う事でしたね。
今回は認知症から始まります。

1.睡眠負債と認知症:睡眠負債でリスクが高まる2大認知症
①アルツハイマー型認知症:昼間の活動中に脳の中に老廃物が貯まる。
⇒睡眠中に貯まった老廃物を掻き出して掃除する。
・睡眠負債・糖尿病はアルツハイマー病の発症リスクが2~5倍になる。
②脳血管性認知症:睡眠負債による高血圧が脳梗塞のリスクを高める。
・65歳以上の4人に1人が認知症とその予備軍

2.認知症を防ぐ生活習慣
①禁煙②良い睡眠をとる⇒昼寝は30~60分程度③食習慣は地中海型(
和食型で良い)のバランスの良い食事④身体活動量を増やす(運動、散
歩など)⑤社会参加の機会を増やす⇒孤立しない⑥集中力を要する作業
や仕事を続ける

3.睡眠はなぜ必要か?
1)無駄なエネルギーを使わない。⇒活動の停止
2)脳のオーバーヒートを防ぐ⇒電脳(PC)も過熱する
3)記憶の選別、定着
4)身体の成長、傷の修復、疲労回復、免疫力の活性化
5)昼間に貯まった脳の老廃物を廃棄(アミロイドβの沈着を防ぐ)

4.睡眠にはレムとノンレムがある
1)レム睡眠:脳は活発に働いて夢を見ている。体の筋肉は弛緩。
2)ノンレム睡眠:すやすや深く眠っている状態。筋肉の状態はある程度
保たれる。⇒脳の休息、成長ホルモン分泌
3)「ノンレム睡眠+レム睡眠」は、約90分周期で入れ替わる。
4)加齢とともに深睡眠が減り、睡眠単位も短くなり、中途覚醒が増える。

5.人はどうして眠くなるのか?
1)目覚めていると体内に睡眠物質がたまる。⇒自然に眠くなる。
2)体内時計が働いている。⇒睡眠と覚醒のリズムを調節
             ⇒体温、血圧、脈拍、ホルモンにもリズムあり
3)覚醒維持物質(オレキシン)が減ると眠くなる。

6.不眠症のタイプ
1)入眠障害:寝つきが悪い。
2)中途覚醒:夜中に何度も目覚め、寝つくのに時間がかかる。
3)早朝覚醒:十分寝てないのに朝早く目覚める。
4)熟眠障害:睡眠時間が十分でも熟睡感がない。

7.不眠症の治療にはどんなものがあるか。
1)睡眠教育、指導:生活習慣、就眠儀式
2)非薬物療法:音楽療法、アロマセラピー
3)薬物療法:睡眠薬、安定剤、抗うつ剤、メラトニン
注)睡眠薬と安定剤は基本的には同じ。睡眠薬の方が強い。
注)適量を長期使用しても可。改善すれば、減量、中止。


 如何でしたか?2.認知症を防ぐ生活習慣は大変参考になると思いますが?
次回は「ライフスタイルと年齢に合った睡眠の工夫」を取り上げます。
小田原梅干し
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