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大掃除のBGMとニューウェイブ

2007-12-23 07:56:50 | Music
数年前にイギリスで流行っていた“ネイキッド・シェフ”じゃないけれど、
料理はリズムなので、快いBGMがあると、流れるようにすいすいコトがうまく運ぶ。

同じことが掃除にもいえる。とくに、年末のハードな大掃除にはご機嫌な音楽が不可欠。
そんなわけで、土曜の大掃除・第一弾用に流したのはこちら(↑)。

左はパリのユニットNouvelle Vagueによる、‘80年代のニューウエイブアーティストたちが
カバーした曲を集めた2枚組みコンピ『Nouvelle Vague presents New Wave』。
DEVOのカバーしたぺこぺこのストーンズ「Satisfaction」や、ポール・ヘイグによる
クールな「Runaway」(スライ&ファミリー・ストーン)、ストラングラーズによる
マッチョな「Walk on by」(ディオンヌ・ワーウィック)、フライング・リザーズによる人を喰ったような
「Move on up」(カーティス・メイフィールド)などなど、垂涎の名カバーが
フルパッケージになっていて、掃除がおもしろいほど 進む 進む(笑)。

右は、イタリアのレーベル、イルマレコーズの2枚組みコンピ『L’Aperitivo Italiano Parfum』。
ビートルズやエンニオ・モリコーネ、スティング、ピアソラなどなどの名曲を選りすぐった
とびきりエレガントなカバー天国。これもまた、掃除が気持ちよいほどはかどる。

掃除をしながら気づいたのだが、ぴこぴこした’80年代ニューウエイブものは、
キッチンのタイルや、お風呂のバスタブなんかをきゅっきゅと磨いたりするのにぴったり。
一方、ゆるめのイタリアラウンジものは、書類の整理や引き出しの片付けなんかに最適。

溢れたCD棚も ついでに整理。しかし、せっせと仕舞い込んでいくはずが、、
好きなジャケットのCDは、ついつい見入ってしまうし、また聴き込んでしまう。

左から時計周りにビル・エヴァンスとジムホールの『Undercurrent』
イタリアのラウンジーなコンピシリーズ『Easy Tempo vol.10』
橋本徹氏のコンピ『Mellow Beats,Rhymes&Vibes』
フリーソウルのポール・ウェラー コンピ『The classic of Paul Weller』。

夜半には雨音が強くなってきた。久しぶりの雨。
雨の夜には、ビル・エヴァンスがしっくりくる。

掃除を終えたあとは、コーヒーを飲みながらトータスの『TNT』を繰り返し聴いた。
数日前にリニューアルのためにクローズしてしまった近所のお気に入りカフェで
以前たまたまトータスがかかっていて、なんだかとても心地よいなと再認識して。

CDは、都内の幾つかの好きな音楽セレクトショップで試聴して買うことが多いが、
ショップで手近にすぐに見つからないものはアマゾンを利用することも少なくない。
先日、アマゾンのマーケットプレイスからこんな包みが届いた。

“げきとつ”って。。。
外見のインパクトが強すぎて、中身がなんだったか全然思い出せない。
明日は、ドアーズの『まぼろしの世界』紙ジャケ仕様がアマゾンから届く予定。
散逸してしまった懐かしい1枚を買い直したのだ。
そう、ティーンネイジャーのときに発見したのだが、
実はドアーズって、掃除にすごーく合うのだ。例えば 床掃除とかね(笑)。
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コメント
 
 
 
お邪魔してます。 (すみ太)
2008-01-03 14:12:29
さすがです。
お気に入りに登録させて頂きました。
lunaさんの頭の中を覗いてみたいです。
 
 
 
青空百景 (lunasubito)
2008-01-07 16:41:13
すみ太さん、我ながら混沌とした闇鍋のような
拙ブログで大変恐縮ですが、ご笑覧ください。
私の頭の中の9割は、なにもない青空です。
おそらく(笑)。
 
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