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木村直人写真展@ギャラリー トリコ

2008-02-23 21:24:01 | Art
昨日は、お友達キムリエさんのパートナー、キムナオさんこと木村直人氏の写真展
「reflector」を観に、ふたりが運営する麻布十番の「ギャラリートリコ」へ。

↓麻布十番温泉から西麻布方向に伸びる細い坂道の左手にある トリコのエントランス。


手作りの大きな木の扉を開けると、こんな少年の写真が迎えてくれる。
私はこの写真を勝手に“シェフチェンコの子供時代”と命名。。

ちなみに下になにげに置いてある赤いイングランド製の自転車は、
アレックス・モールトン博士設計の逸品で、へたな車より高価なのだとか。
博士が自ら自転車に乗る姿を撮ったキムナオ氏の写真も観たことがあるけど、傑作。

ふたりが改装した隠れ家のような佇まいのギャラリーは、
シックなモノトーンで統一され、パリとアントワープで撮影された
趣深いモノクロームの写真も すべて凛とした黒いフレームに。

つややかな硝子や床に反射した偶然のきらめき、
窓に浮かび上がる蜃気楼のような一瞬の虚像。
“リフレクター”をテーマにした作品群は、さながら旧い短編映画のワンシーンのよう。
キムナオ氏の写真にはいつも独自の視点がある。「あ、これだ」という瞬間に迷いがない。
ギャラリー内で自ら焼いたプリントも 粒子のひとつぶひとつぶまで美しい。
じっと見つめていると、想像力がじわじわ快く触発される―

明日24日がナイトギャラリー(15:00~21:00)の最終日。急いでトリコへ!

☆☆☆
週末反芻。
珍しく温かだった金曜の午後。「ホテル グランパシフィック メリディアン」で
J-WAVEパーソナリティ クリス智子さんを取材した後、「トラベル・カフェ」で珈琲&甘味補給。

日々、過密化していくスケジュールで ぎう詰めの手帖を呆然と眺めつつ
雑記ノートに向かってしばし頭の整理。ゆりかもめが時々すーっと前を通り過ぎ。。
今週は、取材と打ち合わせと原稿締切の間断なきトリコロール攻勢で
平均睡眠時間2時間弱みたいなモーレツな一週間だった。

そんな中、今週もいろんな人に逢って、いろんな発見があり、いろんなことに心動かされた。
お逢いするのは実にさまざまな世界の人々だが、例えば毎朝生放送を担当している
クリスさんみたいに、超多忙な方に限って、あっけらかんとストレス知らずな印象。
仕事であれ、プライベートであれ、日々のあれこれを愉しんでいる人だからこそ、という気が。

私はといえば、かなり微細なことでも 勝手にあれこれ想像して愉しんでしまえたりする
おめでたいタチゆえ(笑)、別の意味でわりとストレスフリー。
珈琲&甘味があれば、なおしあわせ。

って、今週末も怒涛の締切ラッシュにつき、いやおうなしにプチ巣ごもり生活。
早春の光、まぶしいな。
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