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日本未発売のXPERIA Xシリーズの末っ子。XPERIA XA Dualをサブ機として購入しました!

2016-07-14 08:09:28 | XPERIA アンバサダーレビュー

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昨日突然のスピーカー出力が死ぬという不具合に見舞われたhtc Desire 626ですが、残念ながら同機種の在庫が店舗にないということで初期不良扱いで返金するという形で運用を終えることになってしまいました。

性能的にも不満はなく、気に入っていた中での不本意な形でのお別れとなってしまったのでかなり残念な形になってしまいました。

その後、Twitterのフォロワーさんとサブ機を探した結果、イオシス路地裏店でこの子をサブ機として購入しました。

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日本未発売の新XPERIA Xシリーズの末っ子、「XPERIA XA Dual F3116」です。

日本国内で正式に出ているHuawei P9 Liteや同店舗で背面割れ20000円で売っていたグローバル版XPERIA Z3 Compactとも迷ったのですが発表当時から日本で正式に販売されているXPERIA X Performanceよりデザイン的に好きだったこの子を選択することに。同店舗では新品も39800円で売っていたのですが中古の個体も36800円で売っていたのでそちらを購入。EXPANSYS経由で購入してもほぼ同程度の値段ですからお買い得感は高いです。ちなみに色はライムゴールド。そもそもこの子も元はEXPANSYS経由で日本に上陸してきた子みたいです。

XPERIA XAは今年の3月に開催されたIFA 2016で発表されたばかりのモデルで、今年から新シリーズとして展開開始することとなった「XPERIA X」シリーズの中ではミッドレンジモデルに相当します。ちなみにXPERIA XシリーズはハイエンドのZシリーズ、ミッドハイ・ミッドレンジクラスのXPERIA C/Mシリーズなどを統合しており、モデルとしては以下のものが存在します

XPERIA X Performance

SnapDragon 820を搭載したハイエンドモデル。日本国内3キャリアから正規で導入されたモデルはこちらのみ。カメラ性能はフロント800万画素、リア2300万画素。

XPERIA X

SoCをSnapDragon 650に変更したミッドハイモデル。それ以外のスペックはXPERIA X Perforamnceと同等。Xシリーズでは標準モデルに相当する

XPERIA XA

唯一搭載SoCがMediaTek製Helio P10となったミッドレンジモデル。液晶解像度がFHDからHDに、リアカメラが1300万画素に落とされ、画面補修エンジンがX-Reality Mobileから一世代前のMobile Bravia Engine2に変更、ハイレゾ再生も未サポートなどミッドレンジゆえに落とされている部分もあるものの液晶ベゼルが狭いゼロベゼルデザインを採用するなどミッドハイ・ハイエンドモデルに存在しない魅力も。

XPERIA XA Ultra

上記XPERIA XAをベースにした6インチファブレット。

ちなみにローエンド向けのXPERIA Eシリーズは今回はXシリーズには統合されず、今年も新モデルとして「XPERIA E5」を投入していたりします。

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搭載Androidのバージョンは6.0。現時点での最新ビルドは初期出荷の32.2.B.2.35となります。おおむねXPERIA Z2/Z3シリーズ/A4/Z3+&Z4/Z5シリーズでもMarshmallowにアップデートされるとXシリーズと同内容になりますが、Xシリーズ独自要素として

新しくなったシステムUIとロックスクリーン

新しいテーマピッカー

デフォルトアイコンテーマの一新

自動的にテンポラリファイルの削除やメモリ開放を行う「スマートクリーナー」機能が搭載

という機能が追加されています。これだけはXPERIA Z5以前ではMarshmallowにアップデートしても使えない機能ということになります。特にスマートクリーナーは似たようなサードパーティ製ソフトは存在するものの、OSレベルで統合されており自動的に最適化作業を行ってくれる便利なツールになっているので正直うらやましい限り。

ちなみにXPERIA Z5以前に存在した「スモールアプリ」はX世代から削除されてしまいました。昔のMac(漢字トーク6.0以前)のデスクアクセサリ(DA)のようにマルチウィンドウ表示ができないAndroid上でマルチウィンドウで動作するミニアプリということで今でも便利に使っている機能だったりするのですが、次期Android 7.0”Nougat”では正式にAndroidアプリのマルチウィンドウ表示がOSレベルで実装されるため、DA同様もはや不要という判断になったのかもしれません。ちなみにZ5以前ではMarshmallow世代でもスモールアプリは従来通り利用可能となっています。

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ベンチスコア的にはおおよそ2年前のハイエンドSoCであるSnapDragon 801とほぼ似たようなスコアが出ています。現在ではすでにミッドレンジクラスのスコアで価格帯を踏まえても妥当なところですが、それでも搭載GPUがMali-T860になっているせいか3D関連のスコアはそれなりになっていますが、3Dゲームをあまりプレイしないユーザーであればおおむね十分すぎる性能かと思われます。

実際昨日から軽く触った感じだと通常タスクにおいてはメイン機のXPERIA Z3 Compactと同程度のパフォーマンスで十分サクサク動いてくれており、性能面で不満は感じません。

しかし2年間でハイエンドのS8xx世代のSoCにミッドレンジクラスのSoCが追いつく結果になるとは…スマートフォンのSoCの進化は早いのは知っていたのですがさすがに時代の流れを感じてしまいます。

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機能面においてはおおむねXPERIA X/X Performanceと同様ではあるものの、XAはあくまでミッドレンジということでハイレゾ再生は非対応で使える機能は音質を自動的に最適化するClearAudio+のみ、画像処理エンジンもXPERIA Z1以降に搭載されたX-Reality Mobileではなく、Z以前まで搭載されている「Mobile Bravia Engine 2」に変更されているなど、ここら辺はきっちり差別化が行われている模様。ただし日本国内版X Performanceでもカタログで謳っているQnovo社と共同開発したバッテリー長寿命化技術が搭載されており、より長いバッテリー寿命を実現して長く使っていける端末になっているのは変わりません。もちろんソニーモバイル独自の技術であるスタミナモードは国内キャリア版では削除されてしまっているウルトラスタミナモードも含めしっかり健在です。

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デザイン的にはおおむねXシリーズ共通のものですが指紋認証が非搭載になっている兼ね合いで電源ボタンのデザインがZ4以前の竜頭型のデザインに戻されているほか、背面パネルもX/X Performanceのフルアルミからプラスチック製に変更されていますが上位機種と比べてチープさはあまり感じません。むしろプラスチックに変更してくれたおかげで背面は指紋が付きづらくなってるので高評価。

またXやX Perfomanceとことなりベゼルが狭い「ゼロベゼルデザイン」を採用したおかげで上位2種よりスタイリッシュに見えるのも魅力的。これ本当は採用すべきデザインX/XPとXAで逆なんじゃないか…?

日本では現時点では秋葉原のイオシスで購入しても39800円で購入可能。日本で正式に売っている同クラスのミッドレンジ端末たちと比べれば若干高めの設定ですし、搭載バンドや技適(グローバル版XPERIA Xシリーズは現時点では全モデルで技適が通っていません)の兼ね合いもあるものの、十分な性能を持ちながら最新のXPERIA Xシリーズの世界観を気軽に体験できる良モデルになっています。気になっている方は店舗でぜひ一度実機を確認してみてください。一目ぼれすること間違いなしです。


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