
写真はシベリウス/チャイコフスキー/ブラームス、とあるアマオケの HP から拝借。
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先月末に駅そばのホールで、東京工科大学クロイツェル室内管 (八王子) による無料演奏会がありました。 開場5時半に着いたら10人ほどしか並んでいなくて、この雨じゃホールが埋まるのかと心配しましたが、開演前には8割ほど 400人 は入っていたでしょうか。 台風が関東に接近して雨が降っているのを押して出掛けたのですが、少しがっかりしました。
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同じアマオケでも一般と大学との違いはというと、一般市民によるオケはメンバーの継続性がある程度ありますが、大学生のオケはそれがありません。
今年2つの大学オケ (桜美林大/東京工科大) の演奏会を聞いて、どちらも以前よりレベルが落ちていると感じたことから 少し考えてみました。 どういうことか私の解釈をいうと、学生は普通4年で卒業していきますが、一般のオケは4年で団員の入れ替わりは少ないだろうということです。
入団した学生たちのレベルが高ければ、当然いい演奏となりますが、低ければいい演奏にはなりません。 勿論 年毎にレベルがそうそう大きく上がったり下がったり大きく変化するとも思えませんが、例えば4年生に比較的うまい奏者が多かったりすると、翌年にはその生徒たちはいないわけですから 当然オケ全体としての技量が落ちるのは避けられません。 都合良く、抜けた穴を埋めるようにうまい奏者の多い1年生が入団してくるとも考えられません。
大学生の数も減っていることだから、昔は入学できなかったようなレベルの学生が昨今は入学しているのかも__入学の基準レベルを維持しようとすれば、学生数は減るわけですから、そうなると大学の経営にも影響?
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その演奏会プログラムは、「フィンランディア/チャイコのロメオジュリ/ブラームス4」でしたが、フィンランディアは良かった/チャイコはかなり荒さが目立った/ブラームスはまずまず という内容でした。
しかし、同じクロイツェル室内管による 5年前の「メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲/ブラームス2」は、どちらも楽しめた演奏で良かったという記憶があります。 ですから当時は、大学オケにしてはうまいオケだなという印象を持ったものです。 つまり、5年前のこの大学オケは今よりも粒が揃っていたと思いますね。
それを期待して再度聞いて、今年のこのオケは5年前よりもレベルが落ちているのかなと感じた次第です。 ブラームス4の2楽章が終わったところで、一番前の席にいた20代の男の人1人が背を屈めてこっそりと退席するのが見えましたが、オケ側にとっては一瞬いやな気分になったでしょうね__聞く価値がない演奏会だよといわれたようなものですから (でも、たかが1人、10人でなくてよかった?)
ただし、若い (といっても30過ぎ?) 指揮者は精力的に指揮しているのが感じられました。 演奏後の独奏者を指名して聴衆に拍手を促すのがうまく、団員に気を使う指揮者だなと思いましたね。
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曲目ですが、シベリウスの交響詩「フィンランディア」は殆ど全曲が強奏で終始しますから、アマオケ向きかと思います__要するに “思いっきり弾いて吹けばいい” のですから。
これと対照的なのが、チャイコフスキーの幻想序曲「ロメオとジュリエット」で、(これだけエキストラのハープ付きでしたが) 強奏と弱奏が交互に現れ、弱奏はアマオケにはやや難しいと思いました__音程やテンポを保ったまま小さな音を出すのはプロでも難しい。 更には曲そのものが流れるような作りでなく、それが影響してるのかも知れません。 早くいうと、あんまりいい曲ではないのです。
私の偏見ですが、「悲愴交響曲/ヴァイオリン協/ピアノ協1番」以外のチャイコは積極的に聞く気が起きないのです__聞き終わって駄作だなぁとがっかりすることが多くて … いや、チャイコに失礼なので、三大バレー組曲はいいです/大砲効果音付きの1812年もオーディオ・ファンに人気です/交響曲4と5もまずまず/マンフレッド交響曲はどうもねぇ … いかん 脱線気味だ。
さて、メインプロの「ブラームス交響曲4番」ですが、全奏というよりは抑制を効かせた箇所が多く、最初から最後まで元気よく “ドンガラブッカ” とやればいい曲ではありません。 それぞれの楽器群が溶け合うというより、個別楽器群がはっきりと主張して聞こえる部分が多い曲ですから 2番よりも演奏する側としては難しいのでしょう。 でも低弦は良かったですね。
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アマオケに向いたプログラムというものがあるなら、この日の曲目の中では「フィンランディア」はそうでしたが、他の2曲はそうでなかったように感じました。
最後にアンコールの代わりにコンミスが、「楽団から長年指揮して指導してくれた指揮者への感謝の印に、サプライズです」とアナウンス、指揮者を空いている1階席なかほどに案内して着席してもらい、指揮者無しでエルガーの「威風堂々」ほかを楽団だけで演奏し始めました。 微笑ましくてよかったですよ。
この無料演奏会の受付で配られた8ページのカラープログラムを見ると、印刷費 (500部?)/会場費 (10万弱?)/指揮者•参加トレーナー3人•ハーピストへの謝礼 (不明?) など、随分と出費があると想像され “お稽古ごとの発表会” としては団員の負担が多くて大変だろうとも思いました__これも趣味の1つですから、趣味は何だろうとカネ食い虫です。 女生徒は黒のTシャツと黒ジーパンというわけにもいきませんから、黒い舞台用の衣装や髪のセットにも?
そのプログラム末には、次の演奏会として 来年2月末に「ナブッコ序曲/未完成/ベートーヴェン7」の定期予告が載っています。 八王子でかぁ … 今日の演奏レベルだとなぁ … でも私の好きな楽聖ベー様の曲がメインだしぃー、と悩むところです。
以上
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先月末に駅そばのホールで、東京工科大学クロイツェル室内管 (八王子) による無料演奏会がありました。 開場5時半に着いたら10人ほどしか並んでいなくて、この雨じゃホールが埋まるのかと心配しましたが、開演前には8割ほど 400人 は入っていたでしょうか。 台風が関東に接近して雨が降っているのを押して出掛けたのですが、少しがっかりしました。
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同じアマオケでも一般と大学との違いはというと、一般市民によるオケはメンバーの継続性がある程度ありますが、大学生のオケはそれがありません。
今年2つの大学オケ (桜美林大/東京工科大) の演奏会を聞いて、どちらも以前よりレベルが落ちていると感じたことから 少し考えてみました。 どういうことか私の解釈をいうと、学生は普通4年で卒業していきますが、一般のオケは4年で団員の入れ替わりは少ないだろうということです。
入団した学生たちのレベルが高ければ、当然いい演奏となりますが、低ければいい演奏にはなりません。 勿論 年毎にレベルがそうそう大きく上がったり下がったり大きく変化するとも思えませんが、例えば4年生に比較的うまい奏者が多かったりすると、翌年にはその生徒たちはいないわけですから 当然オケ全体としての技量が落ちるのは避けられません。 都合良く、抜けた穴を埋めるようにうまい奏者の多い1年生が入団してくるとも考えられません。
大学生の数も減っていることだから、昔は入学できなかったようなレベルの学生が昨今は入学しているのかも__入学の基準レベルを維持しようとすれば、学生数は減るわけですから、そうなると大学の経営にも影響?
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その演奏会プログラムは、「フィンランディア/チャイコのロメオジュリ/ブラームス4」でしたが、フィンランディアは良かった/チャイコはかなり荒さが目立った/ブラームスはまずまず という内容でした。
しかし、同じクロイツェル室内管による 5年前の「メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲/ブラームス2」は、どちらも楽しめた演奏で良かったという記憶があります。 ですから当時は、大学オケにしてはうまいオケだなという印象を持ったものです。 つまり、5年前のこの大学オケは今よりも粒が揃っていたと思いますね。
それを期待して再度聞いて、今年のこのオケは5年前よりもレベルが落ちているのかなと感じた次第です。 ブラームス4の2楽章が終わったところで、一番前の席にいた20代の男の人1人が背を屈めてこっそりと退席するのが見えましたが、オケ側にとっては一瞬いやな気分になったでしょうね__聞く価値がない演奏会だよといわれたようなものですから (でも、たかが1人、10人でなくてよかった?)
ただし、若い (といっても30過ぎ?) 指揮者は精力的に指揮しているのが感じられました。 演奏後の独奏者を指名して聴衆に拍手を促すのがうまく、団員に気を使う指揮者だなと思いましたね。
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曲目ですが、シベリウスの交響詩「フィンランディア」は殆ど全曲が強奏で終始しますから、アマオケ向きかと思います__要するに “思いっきり弾いて吹けばいい” のですから。
これと対照的なのが、チャイコフスキーの幻想序曲「ロメオとジュリエット」で、(これだけエキストラのハープ付きでしたが) 強奏と弱奏が交互に現れ、弱奏はアマオケにはやや難しいと思いました__音程やテンポを保ったまま小さな音を出すのはプロでも難しい。 更には曲そのものが流れるような作りでなく、それが影響してるのかも知れません。 早くいうと、あんまりいい曲ではないのです。
私の偏見ですが、「悲愴交響曲/ヴァイオリン協/ピアノ協1番」以外のチャイコは積極的に聞く気が起きないのです__聞き終わって駄作だなぁとがっかりすることが多くて … いや、チャイコに失礼なので、三大バレー組曲はいいです/大砲効果音付きの1812年もオーディオ・ファンに人気です/交響曲4と5もまずまず/マンフレッド交響曲はどうもねぇ … いかん 脱線気味だ。
さて、メインプロの「ブラームス交響曲4番」ですが、全奏というよりは抑制を効かせた箇所が多く、最初から最後まで元気よく “ドンガラブッカ” とやればいい曲ではありません。 それぞれの楽器群が溶け合うというより、個別楽器群がはっきりと主張して聞こえる部分が多い曲ですから 2番よりも演奏する側としては難しいのでしょう。 でも低弦は良かったですね。
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アマオケに向いたプログラムというものがあるなら、この日の曲目の中では「フィンランディア」はそうでしたが、他の2曲はそうでなかったように感じました。
最後にアンコールの代わりにコンミスが、「楽団から長年指揮して指導してくれた指揮者への感謝の印に、サプライズです」とアナウンス、指揮者を空いている1階席なかほどに案内して着席してもらい、指揮者無しでエルガーの「威風堂々」ほかを楽団だけで演奏し始めました。 微笑ましくてよかったですよ。
この無料演奏会の受付で配られた8ページのカラープログラムを見ると、印刷費 (500部?)/会場費 (10万弱?)/指揮者•参加トレーナー3人•ハーピストへの謝礼 (不明?) など、随分と出費があると想像され “お稽古ごとの発表会” としては団員の負担が多くて大変だろうとも思いました__これも趣味の1つですから、趣味は何だろうとカネ食い虫です。 女生徒は黒のTシャツと黒ジーパンというわけにもいきませんから、黒い舞台用の衣装や髪のセットにも?
そのプログラム末には、次の演奏会として 来年2月末に「ナブッコ序曲/未完成/ベートーヴェン7」の定期予告が載っています。 八王子でかぁ … 今日の演奏レベルだとなぁ … でも私の好きな楽聖ベー様の曲がメインだしぃー、と悩むところです。
以上










