チュウシャクシギ(体長42cm)とユリカモメ(体長40cm)、体はユリカモメの方がやや大きいようですが、クチバシのぶんチュウシャクシギが長いということでしょう。
潮が満ちてきた干潟で、チュウシャクシギが何かを捕まえました。
頑丈なクチバシで咥えたのは大きな蟹でした。チュウシャクシギの好物は蟹だそうです。
蟹に攻撃されないよう左のハサミを咥えています。
蟹は右のハサミで威嚇しているようですが、長いクチバシのせいで反撃できません。
もう一羽飛んできたチュウシャクシギに横取りされないよう離れようとしています。
これから飲み込み易いよう、蟹のハサミや足を次々と外してゆくのでしょう。
しきりに足を咥えて揺すっていました。
しばらくすると蟹はグッタリしはじめました。この大きさでも十分飲み込むことができるようです。