人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

消えゆく村

2017-07-27 11:57:37 | Weblog
この数年、BS日テレの「小さな村 イタリア」を毎週楽しみに観ていますが、よくもイタリアにこんな多くの村が国民に愛されて存在しているものだと感心しています。驚くのはイタリア人が生まれ育った村を大切に思い、やがて若いうちに故郷へ戻ってくることです。どの村も人口は少ないですが、優雅に赤ちゃんからお年寄りまで暮らしていることです。何故、同じような面積で山間部の多い日本が一極集中して地方が過疎化してしまったのだろうと残念な思いです。

多分、集団就職で地方から都会へ出てきたが、残念ながら誰しも仕事がないのでUターンができなくなったのだろうと思うわけです。言い訳しても始まりませんが、私は国の政策が2世議員によって計画・執行されてきたからではないかと思うのです。狭い国土で通信ネットワークも最先端の国でありながら、遠隔で仕事が出来るような政策が打たれなかったからではないでしょうか。しかし、AIやロボットが当たり前の時代になれば地方で仕事をこなすことも不可能ではありません。

願わくば、浪費の為に経済規模の拡大を目指すより、経済規模はそこそこでも情緒豊かなイタリアのような国に私自身は憧れを抱きます。生まれ育った郷土は大切です。しかし現実には、限界集落が日本各地に広がり村が消えつつあるのです。今、俄かに話題に上る田中角栄元首相も国土のインフラ整備を掲げて地方創生を夢見ていたのではないかと想像します。都会で育てば地方に対する対策や熱意は私を含めて疎かになりがちです。日本の将来ビジョンをもう一度真剣に考えるべき時ではないでしょうか。
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