人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

働き方改革

2017-04-11 16:05:18 | Weblog
入社式が終わったばかりですが、今年も来春卒業の学生さんの会社訪問に立ち会っています。毎年、若い方と話し合えるのはとても貴重な経験だと考えています。なかなか我が子と話す機会はお互いに仕事上の事情もあり少なくなりましたが、第三者的に現役の学生さんと自由闊達に意見交換できる機会は採用活動以外に滅多にありません。

社会の変化で学生さんの取り巻く環境も年々変わってきていますが、受け入れ側の企業の環境も年々変わってきています。最近は「働き方改革」と称して、長時間労働を是正しよういう動きが急に活発化してきました。大きく言えば電通事件が発端ですが、日本と産業構造が似ているドイツのように、年間1800時間労働を目指そうという運動がありました。

労働時間は休日も増えて確かに30年前より減りましたが、当時の日本は時間当たりの労働生産性にはあまり関心が無かったように思われます。GDPが20年近く変わらないのは、労働時間は短くなっているのに、一人当たりの生産性があまり上がっていないことが問題だと思います。原因の一つには不況が長期化し、デフレが解消できなかった影響もあると考えられます。

しかし簡単にインフレは起こせません。景気が上昇しなけば金利も上がらないし、インフレにもなりません。一言でいえば、日本経済を成長させGDPを増やさなければ、一人当たりの生産性が上がったことにはなりません。これは国家間の競争力にも匹敵しますので、人手不足の解消とともに生産性の向上は、これからの日本が改革を急がなければならない最大の課題でもあります。
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