人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

故郷(ふるさと)を思う気持ち

2017-05-10 08:11:55 | Weblog
私が所属する東京天草郷友会という団体があります。上京した明治生まれの大先輩の二人が明治44年に立ち上げられたという伝説が存在します。関西にも天草郷友会が存在しますが、関西ならば遠い田舎の天草でも東京の半分の距離なので、多くの方が中学・高校を卒業して集団就職で関西方面には住み着いていますが、東京は距離的にその倍ですから遠方過ぎると思われてきました。

私の中学時代も約半数は中卒で集団就職し、残りの卒業生は各高校へ進学して行きました。5クラス学年で250名ほどの中学の同級生で大学へ進学する者は一桁くらいで大学進学など経済的にも夢のようなものでした。更に先輩ともなると大学進学した人はめずらしいほど限られていました。昨日は優秀な郷土、天草の大先輩でもある弁護士をお訪ねしました。

場所は永田町、政治の中心地に事務所をお構えでした。その弁護士は前東京天草郷友会の会長です。私も幹事を仰せつかっていたので、知り合ってからお話する機会や年賀状の交換もしてきました。その弁護士は中大の法学部卒で、28歳で弁護士の資格を取り、見習いを経て独立されたそうです。知る人ぞ知るですが、当時、中大の法科は難関で東大と弁護士合格者数を競っていました。お兄さんも東大法学部卒だそうですが、やはりご兄弟とも優秀です。

私も先輩方と共通しているところは、故郷・天草を思う強い気持ちです。時々の集まりに参加すると元気な大先輩の姿に驚きます。皆さん苦労されて今日を築かれた方たちばかりです。でも、郷友会には出ることもプライドが許さず、上京して人生のくじ運が悪かった方たちも水面下には大勢いると思います。”故郷は遠くにありて思うもの”という若い頃の哀愁の心は、多くの皆さんがいつまでも消えないようです。



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