第５回長者ヶ崎・一色海岸201601

現実の暦では６月が終わりましたが、記事のほうはようやく年明けです(鈍行)。
お正月休みくらいのんびりしていればいいと思うのに、やっぱりうずうずして海に行ってしまった、なそりでございます。

しかし、１月初めに海に遊びに行けるというのは
ジャパンの北のほう出身者には信じられません。なんて長いんでしょうジャパン。
しかもこの日、最高気温が１４℃とかありまして、すごくぽかぽか陽気だったのです。

というわけで、今回の目的地は長者ヶ崎だ！



あれが長者ヶ崎だ！
風もなく、穏やかな日でしたが、特に横須賀側は波が大きくて
海がちょっと本気出すとたちまち「怖い……」となってしまう所詮は内陸平野育ちのため、水際には下りていきませんでした。

この日に限らないんですが、写真に撮ると、波の迫力ってなかなか伝わらないのが不思議ですねぇ。
カメラが古いとか腕が悪いとかをさっぴいても、写真だと大したことなく見えてしまって、なんか悔しい。
目の前一面に広がった水の塊が、どーん！と打ち寄せてくるのって、その場にいると「ここまでは来ない」と分かっててもどきどきします。



こんな看板もあったりして。
花とか流木とか何かの実とか、浜に「今日は○○がメッチャある」ということはよくあるので、たくさん流れ込んだら大半はすぐ打ち上げられるんでしょうけれども、とても古いものも少し古いものもまだきっとこの海ん中にいて、たまにこうしてポロッと出てくると……海中と、陸上の時間感覚は全然違うんだろうなぁという気がしますですね。

こちら葉山側。



何か大きな声がしていると思ったら、犬が一頭ぐいぐい泳いで行っちゃって、必死に呼び帰している飼い主さんでした！
そうしたらですよ、ご家族の方なのか、若い男性がＴシャツ脱いでざばざば海に入っていって、抱えて戻ってこられたんです。
うひょー。
何か今日は彼我の差を感じてばっかりいるみたいですけど、
私には「１月に海に入って泳ぐ犬」も、それを「仕方ないので泳いでいって回収」も、ほんとに「その発想は無かった」っていう感じだったので一部始終をスゲー熱心に見てしまいました。
海に親しんでいるんだなぁ。お見事でした。

この海岸沿いの道路を歩くのとっても気持ちよかったです。
長者ヶ崎のところが、



たぬきー。
葉山町と横須賀市の境です。



この後、長者ヶ崎～葉山公園～一色と浜を歩いて、この日は終了。

貝はさほどめぼしい収獲がなくて、小さめの巻貝をいろいろ拾ってみたりもしました。
あまり拾えないなーと思うと、小さな貝とかシーグラスとか陶片とか、普段ターゲットでないものを「……これはこれで」とおもむろに範囲に加えてしまいますよね。