もういちど、がんばるために

自死遺族です。
いつか乗り越えて
もう一度心から笑えるように
もう一度幸せになれるように

自分の道を歩む

2017-04-21 | ぱふぱふ日記
今日は、大好きな料理研究家さんの出版記念セミナーに行ってきました。
この方のレシピブログがあまりにも可愛くて綺麗だったから、私は再びお菓子作りやお料理を楽しめるようになりました。
自分の提供していた食事の栄養の偏りが、亡夫の病気を悪化させたのではないかという罪悪感で台所に立つのが怖くて、勉強して食育指導士資格などとってみたものの、長年なかなか立ち直れなかった部分を、彼女のレシピが励ましてくれました。
綺麗、可愛いに惹かれて見入って、そのうち作りたくなって、子どもたちが喜んでくれると楽しくなり、簡単だから負担にならず続けるうちに、ママ友達からお料理好きだと思われるようになり、野球グラウンドにデザートを持って行ったりして人に食べさせることも怖がらず出来るようになりました。

今日は、初めて見る生の彼女に心がいっぱい過ぎて、口を開くと即号泣しそうで(笑)ご挨拶さえまともに出来ず…
でもそんな自分も許してあげようと思う幸福感でした(*^^*)


私は今日、端っこの方の席でお話を聞いただけだけど、それでもこんなにパワーを貰えて、ひとつ解ったことがあります。

彼の死後、その死が何かの形で活かされなければ、私のその後の人生はあってはならない気がしていました。
でもそれは違うんだなぁって事です。
自分が自分の道を一生懸命生きることだけで、ちゃんと周囲を励ませるし、元気づけられるから、何も遺族であることを自分の鎖にしなくてもきっと大丈夫なんだろうなって思います。


実はお料理研究家の先生も一年前、弟さんを亡くされて、わたし達と同じ遺族です。それでも先生はお仕事のスピードを緩めず、毎日ほんわか温かな言葉を添えてレシピを届け続けてくれました。
私達には直接見えないけれど
それこそ血のにじむような頑張りや沢山の涙が、遠くの弱者や傷ついた者までもを癒すのだと思います。

アーユルヴェーダでは、食事内容の質を、素材の新鮮味や農薬使用などだけではなく、収穫されるときの空気や環境、作る人の人格や気持ちまでが良くあるべきだといいます。
その意味でも彼女のレシピは最高なんだと思います。


佳いものに触れて、私も迷っていたことが少しずつ晴れてきた気がします。
自分の道を転びながらも「好き」だとちゃんと感じながら、ちゃんと楽しみながら、バカでドジで頼りない自分のこともそのままに許して歩こうと思います。








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9 コメント

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お久しぶりです (みみりん)
2017-05-12 01:57:54
おげんきですか。
4月に引っ越しました。これで心機一転、出直すのに良いような気がしています。
スーパーマーケットも変わったし。
スーパーはちょっと、つらいものがあって行きたくなかったので。と言っても、つらい場所は今でもありますあちこちに。
夫が亡くなってから炊事放棄はいまもあります。子供の好きなメニューを考えて作ってたつもりが、夫のために食事を作っていたと思い知らされて、愕然とする自分がいる。
環境が変わるのはとてもいいことだと思っていましたが、先日夫が自殺する夢を見ました。
近所を探索がてら買い物に行ったのだけど、さすがにその日は涙が出て、うつむきながら歩き回ってきました。
夫が亡くなって1ヶ月した頃、親戚のおばさんが、どんな気持ちで亡くなったんだろうねって言うので、まだそんな話はしないでと言ったのだけど。最近考えがそちらにいきがちです。
辛くて避けていた、死の直前の気持ちを考えると、平静ではいられない、たえられない。
だったらまだまだフタをしておけば、というところなのですが。
毎日の生活は、割と平穏に過ごしていけるようになったけど、ぱふぱふさんがいう10年かかるというのは、私にとってはこの部分かなと思います。
まだ、不安定なんですよね。でも泣くのも力いるんです。。。。
みみりんさんへ (lovelyperfume)
2017-05-12 12:43:25
泣くのも力が要る…ほんとですね。
私もいまだにたまには泣きますが、とっても疲れます。
最期の時、故人が根本的に悲しかったであろう事は覆しようのないことで、私達がその想いから救ってやれなかったことも、いくら考えても変えてやれない事実です。でもそうして、悲しかったろう、辛かったろう、痛かったろう、怖かったのではないか、寂しかっただろう等々思ってどうしようもなく涙する事は、大きな愛情であり、供養でもあるのかなと思います。
10年経った時、片時も忘れず故人を救えなかった悲しみを抱き続けた自分に、心底愛していたのだけは本当だと思いました。精一杯の愛情を持っていても、かなわない運命があり、人間の力の限界があったんだと思いました。
忘れたり慣れたりして楽になったのではなく、人間だから救えなかったんだと心底納得がいき、自分を許せたことが大きかったんだと思います。
一緒に生きたかったと何度も何度も思うこと、そして泣くこと、それでも食べたり寝たりしながら生き続けること…進みの遅い1日1日をそれでも歩み続けること、その忍耐の全てが故人を慰めて、幸せにするのかもしれません。愛されていたし、今も愛されていると知ってほしいですね、届いてほしいですね(*^^*)
お久しぶりです (たかりん)
2017-05-15 23:50:43
娘と二人で引っ越しました。少しずつ落ち着いてきて、私も一歩踏み出さなければと思っている矢先、亡き夫の家族から 子供を自立させるために早く子離れするべきと言われて、また混乱しています。どこまでも苦しさは追いかけて来るんだなと。 夫は苦しんでる私を見てどう思っているのでしょう。
すみません。続きです (たかりん)
2017-05-16 01:45:45
社会人になった娘と一緒に暮らして自立の邪魔をしちゃいけないというのは 解らない訳ではありません。いずれ私も子離れしなくちゃならないとは思っています。でも向こうは私にすぐにでも一人であの家に戻って夫の家を守るべきと言うのでしょう。悲しく苦しい事だらけになった家に…。すべて私のせいだと思っているんでしょう…態度でわかります。娘にとっては 大切なお父さんの家族。どうしていったらいいのか…。皆さんに会いたいです。
たかりんさんへ (lovelyperfume)
2017-05-16 06:28:58
親戚という立場は良くも悪くもがっつり人生を左右する発言が出来るので、悪い人の場合は最悪ですよね。
故人の命が誰かひとりのせいで失われたなどと単純に決めつけて平気でいられる人は、故人を愛していないし、彼の生前も、その身勝手さと思いやりなさで故人の支えになることのない存在だっただろうことが分かります。

そんな親戚は今後二度とつき合わなくて構わないし、これほど精神力をフルに必要とする時に無駄なところで自分を疲弊させている余裕はないので、バッサリそちらの縁は切り捨てて構わないと思います。
もしもその親戚が、本当に子供の為を思って心配するのなら、自分が出来ることを探してそれでも支援するし、人として真っ当ならたかりんさんの苦悩や悲しみに気づいて謝る筈だと思います。そんなことはなさそうな相手…絶縁出来るとかなりスッキリしそうです。
これまで我慢出来たり気遣ってあげられたり、譲ってあげられたとしても、現在だけは、身勝手で図々しい人に構っているゆとりはないので、振り回されずにご自身を守って下さいね。
たかりんさんへ 2 (lovelyperfume)
2017-05-16 06:43:37
何よりも大切にしてきたものや、何よりも大好きだったことが、一番の苦しみや悲しみになってしまう…それが自死だと思います。
それは故人の予測しなかった事態です。
許してあげるしかない、でもそれを耐えてあげることは愛のある人だけにしかできない事だから、そうした苦しみや悲しみを背負って生き続ける事が何よりも、子どもを守ることだし、子どもを力づける事だと思います。

私もすぐに引っ越しましたし、故人が用意してあったつもりの新居への入居を諦めました。
お墓も寄りつかなかったし、親戚の満足感などひとつも気にしませんでした。
でも生き続けました。それで充分だったと心底思います。

子どもを手離す時はもちろん来ますが、そのタイミングは親戚なんかじゃなく親子だけが分かるものだと思います。
Unknown (たかりんたかり)
2017-05-16 08:24:15
真夜中のコメントに早速のお返事を
頂いて 本当にありがとうございます。私が選んで進もうとしている道が、人として間違っているのか、身近な人に聞いて貰いたいのに、きっと私の気持ちは分かって貰えないと、友人にも相談しにくく、向こうの家族のいとこを慕っている娘にも言えない。パフパフさんのこの場所に頼るしか無くて…ありがとうございます。娘にとってその縁を切るのは可愛そうだと思って 私の心は痛んでも
関係を続けるべきと思って来ました。亡くなった時の情況が……私の身内を助けている最中の出来ごとで、 私は弁解出来ず 小さくなるしかなかったのだけれど、 本当なら 彼は私と一緒にそこを乗り越えて欲しかった。 縁を切ってしまって少しだけ楽になれたら…だけれど…
つらいですね。
彼が一番可哀想なのに、彼を恨む私がいます。悲しいです。
ありがとうございます (たかりん)
2017-05-16 09:16:13
子供を手放すタイミングは 親子だけがわかるもの…。ありがとうございます 本当に救われる思いです。
私の場合 夫がとても良い人だっただけに、おそらく多くの人が 私のせいだと思われているでしょう。だけれど、私だって 彼の我が儘もたくさん受け入れて来たし、彼のためを思って 本当に大事にして来たのに、その時の状況だけで判断されて、悔しいです。世の中から消えてしまえたらどんなに楽か…。
でも、娘のために 生きて行かなければいけない。
生き続けるだけで充分…なんですよね。生きる事がものすごく 力のいる大変な 今の私だけど、 パフパフさんが こうして 私のために時間をさいて支えて下さる事に感謝して、苦しい今を 乗りこえたいと思います。
心に響く 言葉を、たくさん 本当にありがとうございます。
たかりんさんへ (ぱふぱふ)
2017-06-03 01:01:59
彼を恨む……分かります。
沢山あって当然だと思います。
一緒に生きていく日々を信じていたのに、ずいぶんですよね。
生きていたら文句の言いようもあったけれど、どんな悲しみを抱えて逝ってしまったのか思うと何一つ文句なんか言えない気持ちになってしまいます。
私は仏壇に向かって「あなたが死んだりするから……」と愚痴ります(笑)

助けたり支えたりしたい人が複数いる時ってとても疲れるのにどこにも手抜きする気持ちにはなれず、しんどいものです。
でもそういう時期があるのが人生だし、そのタイミングで最愛の人を失うことになってしまったからと言って、それがたかりんさんのせいだなんてことは絶対ないと思います。生き死にってそんなに簡単なものじゃないですよね。

たかりんさんがあまり悩んだり苦しんだりなさらずに日々を過ごしていらっしゃることを祈ります。

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