私の住む町では、6月が「教育月間」~~♪
小中学校では、いろいろの「特別授業」があります。
今日は、中学校での「人権講演会」~~♪
NPO法人・「ジェントルハートプロジェクト」の理事でいらっしゃる「小森 美登里」氏のお話でした。
「いじめ」で、高校に入学されたばかりのお嬢さんが「自殺」をされてしまった・・・という、悲しい苦しい体験をされたお母様でもあります。
「やさしい心が一番大切だよ」~~
というタイトルですが・・・この言葉は、小森さんのお嬢さんがなくなる数日前におっしゃった言葉だとか・・・。
いじめで苦しむわが子に「やりかえしなさい」と、言った母親に、お嬢様は「それは違うよ。やさしい心が一番大切なんだよ」と、言われたとか・・・。
小森さんは、お嬢様のその言葉を思い返し、社会に伝えていくことで「いじめ」を無くし、皆が幸せに元気に楽しく暮らせる毎日であることを願って、講演活動をなさっています。
今日は、1~3年生の中学生に、地域の小学校から6年生も出席しての講演会でした。
最初にDVDで、小森さんのことや、お嬢様が残された「詩」にメロディーをつけて、手話といっしょに歌い継ぐ高校生の姿が写しだされました。
6年生も中学生も、皆真剣にお話を聞いていました!
最後まで、おしゃべりをしたり余所見をする生徒はみえませんでした!
小森さんが、生徒たちに向って「生まれてきてくれて、ありがとう~」と、おっしゃったとき・・・胸がいっぱいに・・・。
どの子の命も、全部大切~!
皆が「優しい心を持った大人」になってくれることを心から願いました!
悲しい、苦しい、つらい、思いをなさった小森さん。
そのことを嘆くのみでなく、多くの人に伝えて、優しい社会を作りたいと運動をなさっている姿・・・頭が下がります。
穏やかな話し方と、生徒たちへのお願い~~皆、心にしみたと思います。
講演後の「感想を書く時間」には、ほとんどの生徒がエンピツを走らせていました!
苦しいことや悲しいことを心に持ってしまった子どもたちが「この人になら・・・」と、話かけてもらえるような「信頼できる人」にならないといけない・・・。
そしてそんなときに、彼らの話をすべて「きちんと受け止めて、共感して上げられる「スポンジのよう」にならないといけない・・・。
人権擁護委員として、痛感しました。
泣けました。
自分の心の中だって分からないんだから、
ましてや他人の気持ちは難しすぎます。
ならば、棘で向かわないで真綿で包みたいですね。
おっしゃるとおりだと思います。
私が気になったのは、加害者となった子どもたちのその後のケアです。
被害者やその家族への対応はいろいろされますが、未来のある加害者には、どんな対応がなされているんでしょうね・・。
よく「育ててくれてありがとう」
という感謝がありますよね。
《いのちの歌》という曲の歌詞で、
「育ててもらえたこと」っと言う部分があるのですが、ここでいつも泣けます。
育ててもらえたこと、ってすごいと思いませんか?
とても受け身ですよね。
親なら当たり前にしていることを、自然にできる事が、こちら側からすると・・・
うまく表現できませんが、いつもここで、両親がご飯を食べさせてくれたり、教育をしてくれたり、愛してくれたことを思い出します。
ああ、育ててもらえたんだなぁって。
こんな私なのに、育ててもらえたんだなぁって。
ご両親の愛情をいっぱいに受けていたからこそ、今の優雅でステキな女性である、真弓さんがいるんでしょう~~♪
私は、子育てをしているときって、あまり深く考えなかったんですが、今になって「育て方が間違ったかも・・・って思うことしばしば・・・(苦笑)