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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私。
日々の生活の様子、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

「市立ノアの方舟(いちりつノアのはこぶね)」~~♪ 

2017-04-16 | 本と雑誌

読書感想文です~~♪

「市立ノアの方舟(いちりつノアのはこぶね)」~~佐藤 青南  著

愚息②が、「面白い本なので読む?」と、渡してくれました。




今、読んでいる本は「金融商品を扱う会社の社員と経済関連」の、ちょっと固い本なので(苦笑)・・・、この本の「帯」を読んで、頭を休めるために先に読みました~~。

「廃園が噂される動物園の園長としての辞令を受けた市の職員。一癖も二くせもある飼育員たちからの嫌がらせにもメゲズに、動物園という環境の中でしか生きられない動物たちの命をどう守っていくか・・・。

園長自身も子どもの頃この動物園を訪れ、ゾウの絵を描いた記憶と、自分の5歳になる娘が同じゾウの絵を描いた、という偶然に、くじけそうになる気持ちをふるい立たせて動物園の存続を模索し始めるのです。

そして、様々な取り組みにより、動物園の存在が市民に再認識をされていきつつある」

という「熱い気持ちと、動物たちとのふれあい」が描かれた物語です~~♪



多分・・・リアルでは「うそだぁ・・・」「無理・無理・・・」「ありえないかも・・・」
と、思うようなところも多くありますが(苦笑)、物語だからいんです。
最後には、幸せになるであろうと思える動物たちや飼育員たち~~良かった~~♪


この小説では「動物」の生態や日々の行動の意味、動物園での裏側など、ほんの一部でしょうが、とてもよく分かり勉強になりました!

動物園に行くのは好きですから、今度行ったときは「動物を見る目」が変わるかもしれません~~(笑)



そして、そして~~~、
この本「著者のサイン本」でした~~~♪



ここに描かれている「ゴリラ」は~~、
物語の中で、すごいアクセントになっているんです!

名前は「コータロー」~~、
彼が考えていることが面白い~~、人間社会を冷静に見つめてつぶやく含蓄のある言葉に、「なるほど」~と、納得した私です(苦笑)


そうそう、
昨年の11月の終わりに読書感想文をUPした「白バイガール」の作者も、同じ「佐藤 青南」氏です。
いわゆる「お仕事小説」と呼ばれるもの~~(笑)